品切れ期間が長くてようやく到着しました。2ch特化で同軸入力もありませんので、当分の間Aureon7.1との二枚挿し構成になります。
・パッケージは非常にシンプルです。私としてはこれぐらいの大きさの方がいいです。シンプルといっても内容物はポリの保護シールドで何重にも保護されているので輸送中に壊れることは考えにくいです。
・ドライバは最新のものがASUSのサイトで拾えるようです。Windows7対応、バグ取りもあったようなので最新のものを当てておきました。
・以前のXonarはFDDの電源入力を使用していましたが、Essenceは不評を踏まえて通常の4ピン入力になっています。抜き差しするのが怖いFDDのものよりこちらが良いことは言うまでもないでしょう。ピクセラチューナーもFDD方式で非常に怖いです。新製品のDT-096は省電力化で入力そのものが不要になっています。
・さて、もうカードだらけで挿す場所がなくなってきました(苦笑)。x1は既にピクセラチューナーが占領済みでx16とx8しか残っていません。なるべくVGAから遠ざけた方が良いであろうという意識でx8スロットを選択しました。ELAではx1のカードを蹴られましたが、AVENGERとBloodRageではそういうことはありません。簡単に認識してくれました。
・ASUSのAudio Centerには音楽モード、シネマモード、ゲームモード、GXモード、HFモードの5つのモードがあります。HFモード以外はDolby Pro Logic2がかかるようです。GXモードはEAX5.0のエミュレーションモードのようです。HFモード、シネマモード以外は私とはあまり縁がなさそうです。コンパネは非常に直感的でわかりやすいと思います。
・噂のリレー音ですが、本当に大きいです。起動時、切り替え時に鳴るだけなので特に問題があるわけではありませんが、最初は驚くでしょう。
・さて、肝心の音です。Aureonとどう違うでしょうか。一聴してわかるのは解像度の高さ。さすがに5年以上昔のカードと言うことでへたりもあったのでしょうが、すっきり、しゃっきりという感じです。ただ、ふくよかさ、うるおいといった要素はあまりなさそうです。この辺はオペアンプ交換でやるしかないのかもしれません。ソースの音に手を加えず非情に、そのまま出すというところでしょうか。古い録音の音の粗、ノイズもはっきりと浮き出ます。モニタスピーカーのような特性です。ヘビメタ、プログレ、二昔ぐらい前の電子音楽系には非常に相性が良さそうです。クラシックとエロゲソング中心の私にはちょっと微妙ですね。なお、視聴にはフィッツウィリアムカルテットのショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集を使用しました。現代音楽(ってほどでもないけど)の方が古いクラシックより特性がわかりやすいからです。
今後はオペアンプ交換でしょうか。Windows7とブルーレイもかわなきゃいけないので予算が割けるかどうかわかりませんが。デフォルトのオペアンプは2114D(一個あたり100円)とLM4562(一個あたり500円)ぐらいのものですね。上を見るときりがないし、この程度のものに最高級のオペアンプというのもなんですから、一個あたり1000円ぐらいのものを物色しようかと思っています。LT1364が無難なのでしょうが、先人と同じではあまりにも面白みがないので。それ以前の問題として、まともなRCAケーブル持ってませんorz。なんとミニプラグに変換かましている状態ですから。オーディオから撤退して久しいし、Aureonはミニプラグでしたからね。この時は逆にRCAしかもってなくて慌てて電気屋に走ったものですが。ケーブルは上を見るときりがないので1000円以上のものは絶対買わないと心に決めています。定番オペアンプOPA627BPはパーツ屋で注文するよりAUDIO TRAKのサイトで買った方がかなり安いです。Dr.DACやXonar程度のものに載せるべきオペアンプかどうかは疑問ではありますが。