取り寄せ品はいつ来るかわからないから同時にどっと来たりして、聴くのが大変だったり。好きだからそれでも全部聴いちゃうけど。ロキシーの箱買ったのが余計だった(笑)。まあ、あんなに安く買える機会はもうないかもしれないから後悔はしてない。
Osibisa / Woyaya ? Osibisa
Best Of Osibisa ? Osibisa
前者はおなじみになってきたBGOの再発2枚組。また開け方を間違えてケース破壊(笑)。このメーカのは普通の洋物2枚組とは逆方向から2枚目を取り出すのだが、いつも忘れている。音質が悪いという情報があったが、それほどでもなかった。この手の再発メーカーはどの程度のマスターを渡されているんだろ?値段と宣伝から見て海賊版ではないだろうし。
問題はもうひとつの箱。セレクション盤のような名前だが、内容はWelcome Home、Jhah Awake、Black Magic Night(ライヴ)がまるまる入っている三枚組。つまり、ベストでもなんでもない詰め合わせ(ただし、1枚1アルバムではない)。内容だけならとっても美味しい。しかし、安いのにはわけがある。ここまで外装が酷いプラケースCDはフルトヴェングラーのイタリア海賊版以来。いかにも適当に作りました、という感じ。紙が大きくずれてる(苦笑)。当然ブックレットなんてついてないし、ジャケットもCDの見かけもすべて共通の超手抜きっぷり。音はそれほど悪くないから音だけ聴きたい人にはいい商品だが、外見を気にする人は絶対に買ってはダメです。ライヴはもともとLP2枚組だったのかな。かなりの大ボリュームです。しかも、美味しい曲を沢山やっている。ほかはボートラもなく、録音時間少な目。ウェルカム・ホームは中期の名盤なんだろうから、内容だけなら本当にお得。ゴールデン・スターズという再発メーカーはいろいろな意味で要チェック(笑)。こっちは値段的にも海賊かも(苦笑)。
内容はアフリカ、カリブ風味のロック、ファンク。風味というしかないのは今では本格的な地元ミュージシャンのCDが手に入るから。このバンド・メンバーのルーツは確かにアフリカやカリブにあるんだろうが、イギリスの売れ線に洗練されてしまっている。この事情はレゲエのUB40なんかと同じなんだろう。マイルスなんとともにアフリカン・リズムの受容の歴史として意味があるし、音楽も結構楽しめる。ポップで陽気な曲が盛り沢山。個人的には電化マイルスより好き。
Alchemy / Elements ? Third Ear Band
これもBGOの再発。もっとも異端なプログレ・バンドと言われ、これを聴くのはロック聴き始めで背伸びしたい人の通過儀礼のようなもの・・・らしい。大抵のロック入門書に(珍品として)載っていたりする。個人的にはとっくに現代音楽が通過してしまっている時点をさまよっている音楽という感じ。ロックを聴く人はコンテンポラリー・ミュージックをバカにして聴かない(聴かず嫌い)イメージがあるから物珍しいのだろう。もっと刺激的で面白い音楽が現代音楽にたくさんあると思う。このセットには入っていない映画マクベスのサントラが一番いいようだ。それも、いいのはヴォーカル曲だけだけど。
Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust ? Sigur Ros
たまには売れ線をということでセレクトしたシガー・ロス。えらく安いと思ったら古い録音でもないのに再発っぽい紙ジャケ廉価盤だった。内容はいいです。癒されます。
Another Parcel Of Steeleye Span - Steeleye Span
おなじみクリサリスのまとめ売りの3枚組。ベスト盤っぽいお題だがクリサリス後期の録音を集成したもの。Parcel Of Steeleye Spanと合わせてクリサリス時代はほぼ揃っている。この時期は評価が低いが実はこのバンドが一番売上を伸ばした時期。評価が低いのはあまりのポップ化、プログレ化が保守的なトラッド・ファンの怒りに触れたらしいこと、あまりにポップすぎて聴衆の記憶に残らなかったことが原因だろうか。トラッドの型にはまりすぎて堅苦しい前期の録音よりよほど聴きやすい。この時期の録音は再評価されてもいいような気がする。とてもわかりやすくて親しみやすいです。
Classic Album Selection ? Uriah Heep
苦手そうなバンドもたまには聴いておこうと安箱が出たから他のついでに買ったもの。しかし、これが瓢箪から駒。外箱はライノ名義再発安箱と比較にならないほどしっかりしており、内部も丈夫な見開き紙ジャケ。ただし、開いた先に絵も文章もない(苦笑)。LP再現を当然のように期待して肩透かし。極端に安く売られているボックスだから仕方ないが、途中まではえらく頑張っているだけに惜しい。ブックレットもない。10CCあたりの安箱とよく似た作りだ。なお、リマスターもされ、ボートラも付いている様子。
また、内容がいい。あの時期のハードロック・バンドだしうるさいんだろうな、と全く期待しないで聴いた悪魔と魔法使いが最高。以前見かけたケッタイな格好をしたメンバーの集合写真で先入観をもっていたのがいけなかったようだ。バイロンのヴォーカルもヘンスレーのムーグもメンバーのコーラスも素晴らしい。ヘンスレーのオルガンだけは期待していたが、バイロンは全く期待していなかったので・・・。がなりたてるヴォーカルと思っていたのは一生の不覚。魔の饗宴も悪魔と魔法使いが売れたので慌てて余韻のあるうちに録音されたというだけあって前作の良さを継承している。もちろん、アイディアの二番煎じと煮詰めていない短期間録音の弊害は多少あるがそれでも良い録音。
ただ、バイロンをクビにした後の録音3枚はまあ、先入観念にあったイメージ通りのがなりたてる系のヴォーカルが多い。新しいボーカルの面々も声だけなら結構いいのに。もちろん、中にはいい曲もある。ヘロイン中毒だったメンバーの解雇は仕方ないが、バイロンみたいなただのアル中なら我慢しても・・・。このバンド、辞め方がすさまじい人が多いので私生活は荒れてたんだろうなぁ。でも、それと音楽は無関係。悪魔と魔法使いはいままで聴いてきたロック・ミュージックの中でもベストの1枚に入るものと感じました。まあ、聴いた枚数もまだまだ少ないのでこんなことはこれからも何度もあるでしょう。バイロンが在籍している頃のCDはこれから揃えるつもりです。
Highly Evolved / Winning Days ? The Vine
またまた場違いな録音(笑)。しかし、これはREMやGomezと違ってしっかりYou-tubeで予習した上での購入。うるさい曲と静謐な曲の落差が大きい。うるさい曲は他のロック・バンドよりかなり音数が多い割にうるさくないことぐらいしか感心しなかったが、静謐な曲はいい。Readio HeadやCold Playなんかに近い部分もあるんだろうが、捨てがたい。今後も買ってみよう。
Ginseng Woman / Multiplication - Eric Gale
これまたBGOの再発2枚組。前回買ったセットよりこちらの2枚組が先に出たものらしい。前回のセットはよく出来たフュージョンだったが、こちらはフュージョンというよりモータウンの香り。スタジオ・ミュージシャンとしてのゲイルはマーヴィン・ゲイなんかのセッションではバックにずっといたんだろう。ゲイの音楽をフュージョンに見事に落としこんでいる。これは名盤です。フュージョンの枠で捉えられない作品。とにかくメロウでナロウ。でも、スムースじゃなくてモータウン。モータウン好きにも、静かな音楽好きにも強力にオススメできます。