日本でよく聞く不思議な意見に「すべてのヴィーガンが菜食主義を強要するものではない」「すべてのヴィーガンが熊の駆除に反対しているわけではない」「すべてのヴィーガンが野良猫の駆除に反対しているわけではない」というものがある。
ヴィーガンとは何か？ヴィーガンにははっきりした定義、ないし教義がある。ただ植物食を好んで食べる人というのはヴィーガンではないのだ。ヴィーガンとはアニマルライツを信奉した結果、動物食を止めた人たちであってその思想の根源にはアニマルライツがある。体に良さそうだからとか、単に動物を食べるのは可愛そうだからやめようというのはヴィーガンではないのである*。ヴィーガンであれば信仰上必然的に動物食を止めなければならないのだ。人間と動物の生存権は同じである、生命は等価値である、動物食は動物に対する搾取であるというのがその教義である。その割に同じ生命として尊重される生物には犬、猫、熊、牛、馬、豚、鯨等知能が高そうな動物に偏りがあり、鼠、ゴキブリ、シロアリ、単細胞生物等はあまり尊重されず植物に至っては全くその範疇にないあたり、都市生活している白人が考えたご都合主義が垣間見える。それはともかく、アニマルライツ信奉者=ヴィーガンである以上、生き物の駆除には何があっても反対（人間と同じに扱うのであるから）、人間は須く動物食を止めるべきという帰結に成らざるを得ないのである。そんな教義＝ドグマなんて信じていない人たちにとって余計なお世話以外の何者でもないが。動物を殺さずに生活できるなんてのは都市住民の夢想に過ぎないからだ。田園生活をしている人達が動物を殺した成果を収奪する形で都市文明は成立しているのである。極力動物を殺さず（全く殺さないは不可能）に生活できる人口は世界全体でせいぜい5億人程度だろう。動物、植物といった他の生命から収奪して生命を維持するという人類の原罪を許せないのであればヴィーガンの方々が真っ先に自殺していただきたい。自分を人類の枠外に置いて上から見下ろすのは傲慢だ。ヴィーガンであろうと人間であれば動物を殺し、搾取した成果の上で生活しているである。そんなに動物が好きならば田舎で農耕生活を行なってみれば良い。動物を殺さず農業生産を行うことなど不可能だとすぐに理解できるはずだ。動物を殺さないならば必然的に都市文明は食糧不足により崩壊するので人類は全員額に汗して農耕生活を送るしかないのだ。漁業すら許されない。そんな状態で人口を維持できるわけがない。植物の肥料だって動物由来のものが多いのだ。農薬も使えない。農業生産力も激減せざるを得ないのだ。都市居住で食料生産から切り離され、動物を殺す過程をスキップして楽に生活している人間の夢想、妄想の類であることはちょっと考えたらわかることだ。
*ヴィーガンには種類がある、私は〇〇ヴィーガンとか言って中途半端な立場を取る人達がいるが、そういう人たちはヴィーガンがどういうものかを理解してないのであって、素直にベジタリアンと名乗るべきである。
その本質がドグマ、教義である以上、残念ながら自らが至高と思う思想を他人に布教、強要したがるのが人間というものだ。そんなことはしない人もいるにはいるのだが、残念ながら人間は同質の集団の中でもっとも過激な意見を述べる人に引っ張られやすいという悲しい習性がある。ヴィーガニズムは不殺、動物の搾取を禁止するという教義を持つ宗教であるからその教義、思想の布教、強要を伴う。他人に布教、強要しないタイプの人はヴィーガンでなく、ただのベジタリアン、菜食主義者である。日本ではなぜかヴィーガンをただの菜食主義と思っている人が多いが大いなる誤解である。キリスト教原理主義者やイスラム原理主義者と似たような存在なのだ。特定のドグマを普及させようとするのは宗教なのである。マルクス主義も共産主義を信奉する宗教と呼んで差し支えないと思う。資本主義の問題点の分析は科学的だがその解決方法、処方箋は非科学的、妄想的で宗教の影響が大だ。だから暴力を使ってでも共産主義を強制したがる傾向を持つのだ。ドグマの強要なんて反吐が出る私は当然ながらヴィーガンが嫌いである。人間はあくまで自然の一部であって自然の恵みの中で生きている。それに感謝して自然の恵みを享受してありがたく生活させていただく、動物の不要な大量殺害や人間の利便のためと言えども自然破壊のやり過ぎは良くない、という話ならともかく、自然と自分を切り離し俯瞰して上から目線で何が何でも自然を保護せよ、何が何でも動物を殺すな、環境を破壊するななんて思い上がりでしかない。何様なのか。人間はあくまでも動物であって自然の一部である。ヴィーガンだのアニマルライツだのは人間は考える葦であるとか人間を自然と切り離し、自然を上からコントロールしたがる白人的発想が生んだ妄想だ。人間は自然の一部であるのにその立場を弁えずやりすぎているという話なら大いに賛同する。しかし、アニマルライツやヴィーガンはそうではなく人間が思い上がって神の視点に立った結果生まれた妄想なのだ。人間は他の生命から収奪せずに生きられないのだからアニマルライツ＝ヴィーガニズムは人間性の自己否定なのである。だからアニマルライツを信じる、ヴィーガンでありたいならば真っ先に自殺せよと申し上げている。自分だけを都合よく人間の原罪、業と切り離し神の視点に据えて他人を断罪するような人は嫌いだし決して認めることが出来ないのである。これは選民思想にほかならない。
その本質がドグマ、教義である以上、残念ながら自らが至高と思う思想を他人に布教、強要したがるのが人間というものだ。そんなことはしない人もいるにはいるのだが、残念ながら人間は同質の集団の中でもっとも過激な意見を述べる人に引っ張られやすいという悲しい習性がある。ヴィーガニズムは不殺、動物の搾取を禁止するという教義を持つ宗教であるからその教義、思想の布教、強要を伴う。他人に布教、強要しないタイプの人はヴィーガンでなく、ただのベジタリアン、菜食主義者である。日本ではなぜかヴィーガンをただの菜食主義と思っている人が多いが大いなる誤解である。キリスト教原理主義者やイスラム原理主義者と似たような存在なのだ。特定のドグマを普及させようとするのは宗教なのである。マルクス主義も共産主義を信奉する宗教と呼んで差し支えないと思う。資本主義の問題点の分析は科学的だがその解決方法、処方箋は非科学的、妄想的で宗教の影響が大だ。だから暴力を使ってでも共産主義を強制したがる傾向を持つのだ。ドグマの強要なんて反吐が出る私は当然ながらヴィーガンが嫌いである。人間はあくまで自然の一部であって自然の恵みの中で生きている。それに感謝して自然の恵みを享受してありがたく生活させていただく、動物の不要な大量殺害や人間の利便のためと言えども自然破壊のやり過ぎは良くない、という話ならともかく、自然と自分を切り離し俯瞰して上から目線で何が何でも自然を保護せよ、何が何でも動物を殺すな、環境を破壊するななんて思い上がりでしかない。何様なのか。人間はあくまでも動物であって自然の一部である。ヴィーガンだのアニマルライツだのは人間は考える葦であるとか人間を自然と切り離し、自然を上からコントロールしたがる白人的発想が生んだ妄想だ。人間は自然の一部であるのにその立場を弁えずやりすぎているという話なら大いに賛同する。しかし、アニマルライツやヴィーガンはそうではなく人間が思い上がって神の視点に立った結果生まれた妄想なのだ。人間は他の生命から収奪せずに生きられないのだからアニマルライツ＝ヴィーガニズムは人間性の自己否定なのである。だからアニマルライツを信じる、ヴィーガンでありたいならば真っ先に自殺せよと申し上げている。自分だけを都合よく人間の原罪、業と切り離し神の視点に据えて他人を断罪するような人は嫌いだし決して認めることが出来ないのである。これは選民思想にほかならない。
