保護犬グレースの預かり日記5/8～5/14

グレースとの生活も2週間目となり、名前を「いはる」と呼び間違われる事も少なく？なり、
家族にはすっかり馴れてくれました、ただ女性の方が好きなのはチワワらしい？と感じます、
フェアリーハウス内で居場所が難しくなったのも、愛情を独占したがって他の子にガウガウしてしまったようで、
それもまたチワワらしい行動のようです(グレースの場合、少々度が過ぎるのですが…)

生活音に対しても大丈夫な音と、今だ怖がる音に分かれて来ました。
プラスチックが絡んだ音「コチッ」とか「パチッ」「ポキッ」って感じの音は、大変苦手なようです。

それとトイレの失敗です、シート以外でしてしまいます、シートで成功してもウンチを踏んでしまうのです、
いはるは自分の排泄物を嫌がり避けていました、出身の繁殖場が違いますし、そこでの飼育環境、
個性もありますから比較するのは間違いですが、家庭犬としてはトイレを覚え、排泄物を避ける事は大切です、
フェアリーハウスのベテランボランティア田代さんとグレースについてお話しして頂く機会があり、
とても納得出来るお話を賜りました、ウンチを踏むことに躊躇しないのは「想像ですが飼育環境の
ケージ内が汚れたまま長時間を幼い頃から過ごして居たのではないか、だからウンチを踏むのは当然だと
グレース自信“慣らされて”しまっている」大変に理解出来る内容でした、トイレも何も無い
環境だったら当然の結果です、改めてグレースの足を見てみれば、肉球は柔らかめですから、
地面を歩く機会は少なかった(又は無かった)なのに、毛は茶色に染まっています、足元が汚れていた証拠と言えます。

さて過去を嘆きつつ、出来る事を試行錯誤しております。
トイレスペースにシーツを敷き詰め、寝所とに段差を作る、排便・排尿のタイミングを計りケージ＆トイレスペースに、
文字通り“雪隠詰め”になって頂く、踏んだら自家製カテキン液で足を拭いています。
怒ったりはしていません、ただ「踏んだらダメだよ～」って足拭きながら耳元で囁いています(笑。

↓雪隠詰め中のグレースです。カインズホームで衝動買いしたドーナツのおもちゃと、100均のロープ系のおもちゃで、
遊んでいます、でもやっぱり外が良さそうです、目で訴えて来ますが心を鬼にして…。


フェアリーハウスの菊池代表と、熱心なボランティアさんのみずきさんに、以前グレースについての補足説明を
して頂いた時に「“お座り”と“待て”が出来ますよ」との事、食事時間に試してみますと…出来る！すごいじゃん、
そんなお前がウンチ踏むって、なんてアンバランスな子なんだろうと笑ってしまいました。
深刻になったりせずに笑いながら試行錯誤して教えて行きたいと思っています。

以前にチャームポイントだと書かせて頂いた[半垂れ耳]。
“羽ばたく”様に小走りします、かわいい耳に御注目を♪


周囲の音を聞くために動かしたりと、表情豊かな耳です。




※明日は富士宮市のドッグカフェbikke(ビッケ)さんで、ふれあい会です。
グレースも参加いたします、是非遊びに来て下さい。





　　　
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。

保護犬グレースの預かり日記5/4～5/7

生活音にも私たちにも、大分馴れて来てくれました、ぬれえんでの日向ぼっこにも、居眠りが出るほどです。
　　

　　

トイレの失敗ですが、試行錯誤して練習させています。
寝所とトイレをくっつけてシートでするように誘導中です、居場所として狭くなりますが、
家庭犬としての基本は身に着けてもらおうと思っています。

明日は静岡県富士宮市にありますミルクランドにて「ふれあい会」です、
勿論、グレースは参加いたします、是非遊びにいらして下さいね。





　　　
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。

保護犬グレースの預かり日記5/2～5/3

音が怖い事について色々考えてみました。
人にあてはめても多分にズレているのだろうとは思いつつですが…、
人が音で飛び上がるほど驚くと言えば、ホラー映画です、お好きですか？
当然、私は苦手です。

あれって「来るぞ来るぞ」って思っていても効果音にビクビク＆ビックリしちゃいますよね？
私はそーです、でね、グレースに置き換えて「グレース、大丈夫だよ～」って声掛けながらだったら、
少なくとも「不意」では無くなりますね、更に鳴るのが分かっていても正体が不明だとダメですね、
グレースが驚いた音の発生源と音の出るセオリーを見せて安全であるって事を理解させる努力を、
私たち家族に対する信頼を得る事と同時に行えば、徐々に減って行くのではと考えました。

そりゃあ、繁殖場でワンコに囲まれて生まれ・育ち、助け出された里親ボランティア団体の所でも、
同居はワンコだったんですから、色々な人間家庭の生活音がすれば驚きもするかな。

GWを使って寝所フェンスの補強をしてみました100均ネット改であります。


窓際で春風を楽しむグレースです。浅窓？の令嬢であります。
　
そーそー、呼び方なんですが「グレース」ってのがどうも言い難い、「グレちゃん」等、色々試してみたんですが、
「レィちゃん」てのが今の所、呼び易いかなって感じてます。

おじさんの前を通る時に、捕まってスキンシップがめんどくさいので、注意深く通ろうとしています。
まっ、無駄な努力なんですけどね、当然捕まって抱っこされ「かわいい」と、言いまくられました、気の毒な事です。


日光浴を本格的に始めました。車などが通る6m道路が目の前なので、パニック逃走抑止のフェンスを立てています。
本気で逃げようとすればフェンス突破など造作も無い事ですが、瞬間タムラグがあれば取り押さえる
チャンスが出来ると思い使用しています。


少しづつ狭めて行って、最終的にはフェンス無しで日光浴出来たらよいのですが。


日光浴自体は大好きです、たんやりしていて、風に乗って来る匂いを嗅いだり、眠そうに大あくびしています。
　　

クリーム色の頭頂部ウルトラマン模様を激写。


穏やかな顔つきです、前日までは膝の上でした、ぬれえんに降ろされて最初は戸惑っていましたが、
行き交う車の走行音にも徐々に慣れて落ち着いています。
　

この子も保護当時は大変だったんだうなと、想像出来るのが尻尾です。きっとホコリやウンチなどで
ガビガビで、絡みついた毛と共に刈り落とすしか無かったようです。


グレースよ、いはるに続け、幸せを探そう！
　




　　　
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。

保護犬グレースの預かり日記4/30～5/1

いはるを送り出した昨日、「保護犬を卒業する子は、保護を必要としている犬を助けている」と、書かせて頂きました。

いはるは様々なノウハウと物品を残し鉄肝家を卒業、つまり即、預かりが開始出来るって事です、
頼り無いながらも私って人手もありますしね。

でね、すでにタイトルで御案内の通り、推定年齢推定4～5歳、チワワの女の子、
グレースが、やって来ました。
鉄肝家到着直後の様子です↓
　　　

チャームポイントの半垂れ耳、周囲の音を聞こうとピコピコ可愛く動かします。

舌は少し出ている事が多く、テヘペロ状態。

色はホワイト＆クリーム、クリーム部分は耳と、↓の赤で囲んだお尻と尻尾、左腰、頭頂部にウルトラマン？です。


後頭部から背中に、たてがみ。これまたチャームポイントです。


いはるとは違ったタイプのビビリさんです、基本人好きではありますが「逃げるビビリ」なので、
鉄肝家名物の日光浴も警戒態勢で行います。

フェアリーハウスに保護された経緯は2016/3/3繁殖場崩壊によりオリビアと共に保護。
名前の意味は神の恵み、幸運なのだそうです。グレースケリーやヒロコグレースさんのように、
綺麗な女性に似合いますね。
ワクチン済み・血液検査済み・フィラリア陰性・駆虫済み、体重16/5/1測定(排便・食後)3.1kg。


ホームステイの居場所にも改良を加えました、すべていはるが教えてくれた事です。

フェンスは高くした分、補強が必要でGWを使い改良予定です。
いはるの使っていたベットはそのまま、ケージを囲んでいた銀シートもリサイクルで役立てる予定です。

で、鉄肝家に来た経緯ですが、この子、結構なおてんばさんで、周囲の子たちと仲良く出来なかったらしい、
Mダックスのパークス君とはなんとか一緒に居る事が出来たそうなのですが、今後、パークス君が卒業したり、
他の子が入って来て手狭になったりすると、元気に動ける子なのにケージで単独飼育になってしまうと、
菊池代表が心配され当家にステイとなりました、いはるをフェアリーハウスにおくった帰り、
同じキャリアーでやって来ました。

ワンコと仲良く出来なくても、人と仲良く暮らせるならば単独飼いで愛情独り占めの家庭犬にはなれる、
なにも散歩の途中で犬挨拶をバシバシしなくったって、日向で暑かったり、吹きっさらしで寒い
ドックランなんかに行かなくても大好きな御家族と一緒ならば何も問題は……………

それがあったんです大問題

どんなにおてんばさんでも、前述の通り「パニック逃げビビリ」さんです、その引き金となるのが、
『音』

音が苦手なワンコなんて珍しくは無いですよね、ところがグレースの場合、知らない家に来て、
知らない人たちに囲まれている緊張感を差し引きしても度が過ぎてる感じです、
ボールペンのノック音でビックリ＆ドタバタ、炊飯器を閉じる作動音でビックリ＆ドタバタ、etc.etc...。

フェアリーハウス内で居場所に困るって他にも、鉄肝家でお預かりしクリアする目標が出来ました。
「生活音なんて屁の河童、グレースの家庭犬修業」
よっしゃーはりきって、いきまっしょい！






※昨日、4/30、ついにいはるが里親さんと暮らし始めました。きっと私の最後の“教え”を守り、
　末永く家族の一員として、元気に暮らして行くのだろうと思います。おめでとう、いはる。





　　　
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。

そーです、私がヘンな預かりおじさんです

そんなこんなで、いはるは旅立ってゆきました、不器用な人懐こさを垣間見せる笑顔の主は、もう居ません。

それでも習慣で空になった、いはるの生活スペースを見…














なんだチミはっ！

詳細は次回報告！(;´Д`)だっふんだ。





　　　
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。