鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

保護犬めぐ、「朝に会おうね」

2019-11-04 19:11:04 | 保護犬めぐ
保護犬めぐの里親様募集は事情により中止しております、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


ワンコとのお散歩は、色々面白い事が起きます。

散歩コースの途中に複数の小さな水路があり、何カ所も金属製で網目のグレーチングで蓋がしてあります。



ワンコの多くがこのグレーチングを怖がります、小型犬が不用意に足をつけば、
隙間に足が落ち込みケガをする可能性もあり、散歩コースにある場合、要注意の箇所となります。

鬼門?のグレーチングですが、ある場所で熱心にめぐが、のぞき込み匂いを嗅いでいました。
水路は水の量が少ないと、様々な動物の通り道になっている場合があります、
その臭いや気配が気になっているのかと思いました。

鉄肝家の散歩は犬を急かしません、何かに執着した場合、その時々ですが納得いくまで探求させます、
人の100万倍以上といわれる犬の嗅覚、そして匂いを記憶する性質から、嗅ぐ行為は大切だと思います。

「また動物の気配かな?」と、嗅いでいる鼻先を見てみると、かわいい薄紫の子がめぐを見上げていました。

  

「かわいい友達をみつけたね、ホシアサガオって子だよ、ふたつのかわいい子が出会った記念撮影しておこうね。」



その日の夕方も同じコースを歩きました、同じグレーチングで足を止めためぐが、
「いない、いない」と探しています。「大丈夫だよ、また明日の朝に会えるよ」

翌朝、無事に再会を果たし、挨拶して、散歩は続きます。
あと何回、このかわいい朝の挨拶が出来るだろう、ホシアサガオの花の季節は終わりのはずだし、
めぐの鉄肝家からの卒業はそれよりも早いかもしれない。

散歩の一歩一歩が、貴重に思える預かりおじさんです。





   
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。
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愛犬家の悲しみ

2019-11-01 07:42:56 | あーだこーだ
と共に焼津市での繁殖場崩壊に、レスキューに入られているボランティアさんの、お宅の柴犬さんが亡くなったとの訃報を知りました。

ここはアメーバブログでは無いのでリブログでの記事が書けません、リンク←でご覧下さい。

犬にさして興味の無い方、更には犬嫌いの方には理解できない事と思いますが、飼い犬を自分の子供(人間)と変わらない愛情で接するのが愛犬家です。

犬が病に伏したら、会社に休みを取って遠方の獣医を受診し、多額の医療費も貯蓄を崩してまで賄います、
その犬が亡くなったら身を裂かれるような悲しみに支配されます、ペットロスと一般に言われるような状態に陥る事もあり、
何度も亡くなった子の面影を心の中で反芻しては、涙を流します。

鉄肝はペットロスです、もう何十年も最後に飼った犬の面影を心に持ち続けています、容易に涙がこぼれて来ます。

愛犬家としてしてはならない事があります、犬より先に逝くことです、今預かっているめぐの、元飼い主のように。

飼い主を失った犬の悲しみを、横から来た人間が本当に癒す事など出来ません、必ず犬は突然居なくなった飼い主を探します、忘れたりしません。

愛犬を亡くした悲しみは例えようもありません、ですが、愛犬にそのような悲しみを味あわせる事なく、見送ってあげられた事は、
愛犬家として素晴らしい事だとも感じます。

もしこの記事を読んで下さっている貴方が、犬好きならば、心の中で結構です、とても愛され慈しまれ、病と闘い、そして亡くなった
もも”ちゃんが安らかである事を、貴方のやり方で祈ってあげて下さい、宜しくお願いします。





   
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保護犬めぐ、上手に散歩♪

2019-10-28 19:10:28 | 保護犬めぐ
保護犬めぐの里親様募集は事情により中止しております、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


08/21しだはいワンニャンの会から鉄肝家にめぐをお預かり。
直後から室内にて首輪にリードを繋ぎ、人とそれを使って繋がる(心も)事を理解させる。

08/25ハーネスを装着、庭にて外の空気に触れる。

08/31庭での散歩練習に加え、抱いた状態で門外に出る(車が目の前を通り過ぎるなどを体験させる)。

09/06門外へ自らの足で出る(道路では無くアプローチまで)。

09/09家の前の道路を横断(アプローチで「待て」を行い、車が通り過ぎてから「GO」)。

09/13道路の右側を50m歩く、横断し反対側を50m歩いて戻る、これを繰り返す。

09/16家を出発し500m散歩(以降、徐々に距離を延ばす)。

09/19想定していた散歩コース2kmを完歩(めぐの好奇心は更に遠くへと)。

09/20には3km、09/21には足のを事(パテラ)を考えると一度に歩くのには長距離すぎると思われる4kmを完歩。

09/22から2~2.5kmを朝歩く。

09/25から1日2回(朝夕)2~2.5km歩く。

09/27から朝2~2.5km・夕1.5~2km歩く。

10/24から朝2.5~3km・1.5~3km歩く。現在に至る。

私は心配性で臆病で慎重に事を運ぶ人間です、ですから今まで預かった子に外散歩を始めるのは、
最短でも3カ月かけて来ました。
めぐは大変に速いペースで進めました、とても怖くて緊張しました、でもめぐは素晴らしい学習能力で、
想定以上の手応えで次の段階、次の段階へと進んでくれました。



もちろん問題点が無かったわけではありません、興奮しやすい性格なので、散歩途中でも落ち着かせる訓練は、
今でもしています、彼女にとって道ですれ違う散歩中のワンコには、大変な興味を持って、「遊ぼう♪」と、
誘います、相手としては初対面の黒い中型犬が、興奮しつつ自分に近付こうとしますから当然唸ります、
するとスイッチが切り替わり、めぐも唸りが出てしまいます。
興奮を抑え、尾を振る程度で擦れ違えるように、毎日勉強です。

人とも多く擦れ違います、特に御高齢の男性に強く興味を持ちます、恐らくですが前の飼い主かを確認している
ように思います、亡くなった事をめぐが理解出来るわけも無く、どこか心の中では、迎えに来るのを
待っているのかも知れません、先輩犬2頭と飼い主と自分との生活は、彼女にとって大切な記憶なのでしょう。

本格的に散歩を始めて1カ月強になります、大きく変わったのはめぐの足の筋肉です、薄くてフニャフニャだった足が、
厚みを増し柔軟ですがコシが出て来ました、そのせいか、パテラの症状で足を引きずる姿を、私を含め家族は1度しか見ていません、
筋肉が膝をカバーしてくれていると思います。

お尻尾ピーンで肛門丸出しの元気なめぐが、上手に楽しく散歩する姿を御覧下さい。

保護犬めぐ008


「待て」と「ストップ」、「よし」と「ゴー」、2種類の号令を使ってみました、「混乱するから統一すべき」とお叱りを
受けるかもしれませんが、混乱する子と、意図を察知し忖度?出来る子が居るように思います、めぐは後者で実によく従ってくれます、
ですが現在は私が言いやすいので「待て」「よし」で指示しています。

今後は里親さん募集のための、めぐのデータベース的な物を作ろうと思っています、
引き続き保護犬めぐに御声援をお願いいたします。






   
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保護犬めぐ、地球の歩き方。

2019-10-21 19:10:21 | 保護犬めぐ
保護犬めぐの里親様募集は事情により中止しております、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


おじさん「めぐ、門の外は怖い事もいっぱいあるよ、おじさんのいう事もちゃんと聞けないとダメだ、
本当の外の世界へ出る練習を始めるかい?」

めぐ「えーとねぇ、、、」



めぐ「めぐ外に行きたい!練習がんばるよ!」




先ずはハード面、常に付けている首輪に、この子の身分証ともいえるものを装着・確認、
それに併せて迷子札(ネームプレート)を付ける。



この首輪とは別の首輪にリードを連結、アース・ペット社(ターキー)の
「すっぽ抜けを軽減する胴輪」タイプの物にもリードを繋ぐ。



外で怖い事が起きたらリードを持っている人を頼る事、「待て」を確実に行う等々、
外に出る基本的な事を学びます。

  

  

「おじさん、わたし準備出来たよ、さぁ外に連れて行って♪」

 

可愛いウインクいただきました♪

散歩コースを想定し、途中にお住まいの方に了解を頂き、厄介な雑草を駆除します、
センダングサやヌスビトハギです。



いよいよ外散歩に出発します!






   
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保護犬めぐ、ドキドキワクワク外の世界。

2019-10-14 19:10:14 | 保護犬めぐ
保護犬めぐの里親様募集は事情により中止しております、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


分離不安パテラ、、、さあ、ネガティブな?個性は出尽くした!これからは素晴らしい事がいっぱいだ♪

パテラと戦うためにも元気な足の筋肉が必要です、それは美味しいごはん&適切な運動で手に入れます。
現在、良質なドライフードを一食当たり50gに、鳥のササミか皮を取り除いた胸肉を蒸し、フードプロセッサーで
そぼろ状にした物を20g混ぜたごはんを日に2回食べています。
当家に来た時には「大丈夫だろうか」と、心配する食欲でしたが、徐々に安定し9/21以降、完食の毎日です。

次は運動、我が家にめぐが来た8/21の4日後、8/25に狭いですが庭で散歩の練習は開始していました。

  

ハーネスのみで少し自由に歩かせています、物や風の匂いをクンクン♪

保護犬めぐ007


緊張しながらも初めて歩く外の世界を学んでゆきます。

  

「おじさん、この門の外には何があるの?」庭での練習を始めて間もなく、彼女の好奇心は
より広い世界へと向かいます。

おじさん「めぐ、門の外は怖い事もいっぱいあるよ、おじさんのいう事もちゃんと聞けないとダメだ、
本当の外の世界へ出る練習を始めるかい?」

めぐ「えーとねぇ、、、」








   
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