たっぷり雨が降り、ようやく真夏日から解放された。
それはさておき…。
夜、霧雨の中を走っていたときだ。
前輪で何かを踏んだ。
勢いよく抜ける空気。
ふう、パンクか…。
そろそろ空気を補充しようと思っていた矢先の出来事であった。
内圧が低いと、どうしても異物を拾いやすくなる。
それは、最強と名高いシュワルベのタイヤでも同じことだ。
パンク地点から4km、とぼとぼと徒歩で帰還した。
今日は通勤も徒歩だったから、余裕で10km以上歩いている。
歩いた距離も走行距離に加えたいほどだ。
帰宅後、早速パンク修理に取り掛かる。
まずは異物の除去。
プライヤーで引っこ抜こうとしても、砕けるだけで抜けてこない…。
犯人は、長さ10mm、最大厚2.5mmのガラス片であった。
なかなかの大物である。
チューブを引っ張り出し、パッチを1枚貼ってみる。
が、まだ他にも穴があるようだ。
というか、空気が抜ける速さが尋常ではないぞ。
ちょいと浴槽につけてみる。
おおお…、なんじゃこりゃー!
チューブの外周全体から気泡が生じていたのである。
ドーナツを揚げているかのように…。
浴槽から取り出して目を凝らすと、きれいにミシン目が入っている。
4kmを歩いてくる間に、犯人にめった刺しにされたのだろう。
敢え無くチューブはお釈迦となった。
教訓。
パンクしたら、最初に異物を除去すべし。
いや、昼間だったらやってるけどね。
夜だったからこそ、暗くてできなかっただけさ。
あ、そういうときはチューブを抜いちゃえばいいのか。
明日は、何を差し置いてもチューブを買わないと。
チューブ買って、装着して、試運転したころにはもう夜中か。
これは大きなロスになりそうだ。
【本日走行距離】9.79km
【積算走行距離】3373.6km(3326.0+47.6)