日本の秋を求めて、一人でふらっとバイクに乗って辿り着いた
初めての地。
石龕寺。
紅葉の名所とのことで期待に胸含まらせて来たものの・・・
駐車場付近では紅葉の気配は窺えず、低いテンションで一人参道を目指して
最初にカメラを向ける気になった紅葉。
それにしても苦しい状態と、素直に思いました。
パンフレットでは見事な紅葉のトンネルが出来ていた山門前。
う~ん、今年の紅葉は不作ですね~
しかし、数ある紅葉の名所でもここを選んだ訳は紅葉以外にあります。
ツーリングマップルに書かれていた一言が魅力的でした。
「紅葉の名所。金剛力士像は国宝」
仁王さんですね~
僕は仁王さん好きなんです。
自分でブログ内検索で「仁王」でみると京都、奈良、大阪と、懐かしい仁王さんの写真が見れました。
これで兵庫の仁王さんが追加できたわけです(笑)
しかも国宝で♪
阿形像
木の柵が邪魔でお顔より下はまともに見ることができません。
残念ですね~
吽形像
どちらも流れるような丸みを帯びた躍動感溢れる素晴らしいものでした。
何か仁王さんの中では怖ろしさの部類の迫力は無いようですが
阿吽の統一感は一級品ですね。
さすが国宝です。
僕は東大寺の仁王さんが、やはり断トツの芸術作品だと思いますが。
参道を奥へ進みます。
紅葉がいまひとつのせいか、客足も少なめのように思われました。
紅葉がうまくいっていれば、この道も赤い絨毯で覆われていたのでしょうか?
新緑を思わせるモミジの葉・・・
これはこれで美しいですが・・・いや~青々としていました。
しかし、こういうモミジの名所では必ず赤く染まった葉もあるはずと紅葉探しを始めました。
どんよりと曇った空のお陰で光が均一に回り、うまく背景を黒く落とすことが出来ました。
いー感じでした~
やっと赤い葉を捉える事が出来始めました。
すると、にわかにテンションが上がり撮影モード全開に。
美しい葉を探すのもおつなもんでした。
写真をやっていないと、こういう自然と触れ合う楽しさはなかなか感じれなかったろうなと
いつもしみじみ思う所です。
青いままの葉は青いままに撮れば美しい。
赤が少なくても、青い葉が共演して引き立ててくれています。
全部赤いのよりも、こういうブレンド状態の方が僕は好きかも知れません。
(5へ続く)
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