EF24-105mm F4L IS USM ISO4000 1/25sec F4.0 40mm
船がすーっと岸から離れて5分も経たないうちに
ドーン!という音と共に花火が上がり始めました。
EF24-105mm F4L IS USM ISO4000 1/25sec F4.0 75mm
日本の花火大会のように派手にバリエーションに富んでとはいきませんが
なかなかテンポ良くボンボン上がります。
毎週花火っていいなぁ
EF24-105mm F4L IS USM ISO6400 1/60sec F4.0 40mm
いかにして手持ちで夜の撮影を成功させるか?
船自体もちろんゆらゆら揺れますので三脚は使えません。
(どちらにしてもこんな満員の船の上で三脚立てれる訳もないですが)
手持ちで、いかにブレないように撮るかを心がけました。
日没後の残照が少なくなるにつれて、ISO感度を上げて行きました。
EF24-105mm F4L IS USM ISO6400 1/80sec F4.0 75mm
画質がかなり荒くなりますが
高感度に上げて、絞りは開放に近いが、ぶれないギリギリまで
できるだけ絞る、手ぶれ補正機能もちろんONで。
(絞りはやっぱり開放で諦めました。暗すぎました。)
EF24-105mm F4L IS USM ISO6400 1/50sec F4.0 60mm
花火を撮るにはやや早めのシャッター速度だったので
ボリューム感に欠けた画にはなりますが、仕方ないですね・・・
これはその中でもマシな玉だったと思います。
EF24-105mm F4L IS USM ISO6400 1/10sec F4.0 24mm
カタマラン船は二艘の船を甲板で繋いだような
いわゆる双胴船です。
舳先が二つに分かれていますが
左側にカップルがやってきました。
船はそこそこのスピードで時々ぐんっと揺れますが
しっかり掴まりながら、かなり長い時間ここで頑張って立ってはりましたので
画面作りに役立たせて頂きました。
この後、別のカップルが来て、なんと転落防止のものと思われる二つの舳先の間に張られたネットの上に
ゴロンと寝転がってクルージングを楽しもうとしたのです!
さすがにスタッフの方にすぐ止めさせられてました(笑)
EF24-105mm F4L IS USM ISO6400 1/13sec F4.0 24mm
船は岸から結構離れました。
陽が沈んで、海の上を走っている時は、かなり風がきつくて
だんだん寒ささえ感じ始めました。
このお二人は寒さを感じることは無さそうでしたが。
EF16-35mm F2.8L USM ISO6400 1/6sec F2.8 16mm
花火が上がっていた時間は・・・
3~4分だったと思います。
それでも、船の上は大盛り上がりでした。
さすがにこれで帰っては、クルーズとは言えないので
帆を張って、ダイアモンドヘッドの方角へ走り始めました。
ここで、交換レンズを一本だけ持って来ていたので強烈な潮風の中で決死のレンズ交換を敢行!
このレンズには手ぶれ補正機能は付いていませんが、超広角の画角と開放値の明るさと
秘技、人間手ぶれ補正機能(揺れを読んで、自分の体で揺れを打ち消す!?)で
1/6秒というスローシャッターでほぼぶれずに撮れた奇跡の一枚です。
EF16-35mm F2.8L USM ISO6400 1/13sec F2.8 16mm
旗が凄まじい勢いでたなびいていて、風の強さを物語ります。
寒がりの奥さんは、長袖のパーカーにぎゅっと身を包み、寒い寒いと嘆いていました(笑)
確かに暑がりの僕でも手足が冷たくなって来たくらいです。
(僕は気持ち良かったですが・・・)
EF16-35mm F2.8L USM ISO6400 1/6sec F2.8 16mm
奥さんの隣に座っていた、80歳近そうな(?)アメリカ人のおばあちゃん達(2人連れ)はもっと可哀そうな状態でした。
強風のせいで顔は上げれず、パーカーのフードをしっかり被った上に紐をぎゅっと締めつけて
目鼻口がかろうじて出ている程度・・・
花火も景色も見ず、じっと甲板を見つめて縮こまってました・・・
英語で、か細い声で会話はしていましたが
何を言ってるのか分かりませんでしたが
雰囲気的には悪態ついてる感じでした(笑)
「私達、一体何しに来たのよ!?」
「もう二度とナイトクルーズには来ないわ!」ってところでしょうか?
EF16-35mm F2.8L USM ISO6400 1/20sec F2.8 35mm
船長が、「今夜は少し曇っているが、もうすぐダイアモンドヘッドの上に月が昇ります!それをみんなで見に行きます!」
と大声でアナウンス。
すると皆、大喜びです!
なぜか花火よりも盛り上がって来ました・・・。
みな「ムーン!ムーン!」とはしゃいで雲よ、どいてくれと話したり
皆でふーっと息を吹いて雲をで吹き飛ばそうとていました。
アメリカの人ってかなり月が好きなんでしょうか?
その中でも家族連れのアメリカ人のお母さんが「私、月が大好きなの!」と一人最高の盛り上がり方でした・・・
日本人観光客丸出しの、英語が分かって無さそうな僕に
ゆっくり聞き取りやすいように「あなた、写真好きなんでしょう?月よ、お月さまが
ダイアモンドヘッドの上に現われるから、そのでっかいカメラでしっかり撮りなさいよ!あっちよ、この方角よ!」
と笑顔で話しかけてくれました(笑)
僕達は飛び入りで無理やり乗せてもらったので
僕だけ座る座席が無く、二つの舳先の間の縁に、皆さんの方を向いて座っていたものですから
僕が月に背を向けてて、月に気付かないと思ってくれてたようです。
(実はハイペースで撮りまくって来たので8GBのメモリーカードが一杯になってしまい
撮影不可能になっていたので、一生懸命ボツ写真を消去してメモリーカードの容量を空けていたのです)
EF16-35mm F2.8L USM ISO6400 1/8sec F2.8 35mm
所定の航行時間が来たので出発したワイキキビーチへ帰って来ました。 約1時間20分のクルージングでした。(甲板で吹きっ晒しの状態としては長めですね?) 途中、寒さのせいか、女性や子供を中心にどうしてもトイレが我慢できずに 船室内の小さいトイレを利用していました。 僕らは利用しませんでしたが、使い方がちょっと普通のトイレでは無いらしく 最初に使った人が、船員さんから説明を受けて、次に使う人に使い方と注意事項を伝えていました。 日常英会話も満足に出来ない僕らは、そんなトイレを使うことは到底できないと感じて トイレに行きたくならなくて良かったと安堵しました(笑) 一通りトイレへの訪問客が落ち着くと、いつの間にか子供たちが船首の方へやってきていました。 船の中に隠れ家のようなトイレがあったことで意味も無く出たり入ったりして遊んでいました。
どこの国の子供も同じで可愛いですね~
EF16-35mm F2.8L USM ISO6400 1/8sec F2.8 21mm
さあ、もう砂浜へ乗り上げます。
船長が大声で皆へ話しかけます。
「船をこのスピードのまま砂浜へ乗り上げさせますが、これではスピードが足りず
十分乗り上げることが出来ません!みんなで声を上げて船を応援してあげてください!」
みんな「ゴーゴー!」とか声援を送りだします。
「紳士淑女の皆さん、ご協力感謝します!船が砂浜へ突っ込みますから
しっかり掴まって体を固定してください!」
ザザーッ!!と歓声とともに船が砂浜へスムーズに乗り上げました。
梯子を砂浜へ降ろして下船します。
なかなか楽しいお客と、船長以下船員さん達でした。
屈強な体の男性スタッフがジュースやお酒とおつまみのサービスを何度もしてくれました。
冗談で笑わせてくれたりもしました。
(あまりよく分かりませんでしたが、みんなウケてました)
かなり楽しかったです。
カタマラン船の解放感とスピード感、安定感は快適でした。
またサンセットクルーズとかにも行こうと思いました。
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