WINK-SHOT

ハワイと日本で撮った写真で感じた処を綴っています。愛機はCanonEos5DMarkIIIです

太平洋航空博物館/PACIFIC AVIATION MUSEUM その8(HANGAR 79)

2011年08月14日 | パール・ハーバー/太平洋航空博物館

 

博物館はアメリカ軍基地の敷地内ですので、歩ける範囲は限られてましたが

本館とハンガー79の間の屋外にも数機の往年のジェット戦闘機が展示されてました。

でも、雨ざらしの状態でもあるので、いいのかな?とも思いましたが。

ハワイの空は俺が守る!って感じが伝わって来て、かっこいい!と、ちょっとこのロゴはアップで撮らせていただきました!

 

しかしジェット戦闘機ってプロペラ機と比べて、機首にエンジンが無いので

徹底的な流線形してるんですね~

コクピットの狭そうなこと・・・

キャノピーに頭挟まりそうです(笑)

キャノピーの前のイボのようなガラスの球はカメラでしょうか?

何に使うもんかは分かりません。

正面から見ると、翼も後退翼で(影に注目です)ほとんど見えないくらい幅が狭いです。

こりゃミサイルですね。

 

 

横から見ると飛行機なんですが。

最新の機体と比べるとやっぱりミサイルのようなずん胴です。

 

 

 

さあ、ハンガー79に来ました。

ちなみにハンガーは服を掛けるハンガーではなくて

航空機などの大型格納庫のことです。

服を掛けるハンガーと何か語源的には関係あるのかないのかは知りません。

 

 

それにしても、デカイ!広い!

高さ10m以上もある引き戸初めて見た!

この格納庫も第二次世界大戦の時から生き残ったものです。

生き残ったとは言っても

爆弾が降り注いだ訳でもなく、機銃掃射を浴びたのみだったおかげでしょう。

 

 

 

濃い水色のガラスが第二次世界大戦当時のままだそうです。

で、ゼロ戦の機銃弾が開けた穴がそのまま保存されていました。

この、嫌がらせのようなプチプチと開いた窓ガラスの穴を見て・・・

僕個人の感想ですが・・・。

なぜこんな中途半端な攻撃をしたのか?いや、こんな攻撃しかできなかったのか?

ゼロ戦や艦上攻撃機は魚雷や爆弾を一発ずつしかお腹の下に持てず

それは海に浮かぶ艦船への攻撃にしか使う余裕(作戦・命令)が無かったのでしょう。

 

 

しかし、実践に於いては

応戦してくる戦闘機はいくら当時ゼロ戦が強いとはいえ、いない方がいいでしょう。

そこで、魚雷や爆弾を投下し終えた機が、航空機が置かれていそうな格納庫を

威嚇や、応戦のための離陸を遅らせるために撃ったのでしょう。

どれだけの効果があったのかは知りませんが

で、このようにメモリアルです。

ゼロ戦が撃った機銃の弾痕!!

やはり戦争は嫌なものだと思います・・・

野球ボールが破ったガラスはすぐに取り換えられるのに

戦争の弾の痕となると何百年も何千年も永遠に残される勢いなのです。

弾の痕が残されているということは

人の思いや恨みや悲しみが残っている証ではないでしょうか。

これで、原爆落とされて文句言っても

真珠湾のせいだ!で終わりです・・・

 

 

 

さあ、中へお邪魔します。

完全な箱になっております。

間に柱が一本も無いこれだけ大きな建物にお邪魔するのはドーム型の球場以外では初めてです。

大きなジェット戦闘機や、大型輸送ヘリが一人乗りの大きさに感じます。

 

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