ナオちゃんのお気楽生活

釣りとバイクが好きなオヤジが綴るお気楽人生

「釣れないクラブ」釣行記

2008-10-16 19:31:37 | 釣り
10月13日(月)は、富山県生地にて、「釣れないクラブ」の釣行会でした。
当初の予定では、12日(日)に新潟県名立でマダイ&五目釣りの筈でしたが、波が高くて出船できないということで、急遽富山県黒部港へと変更となった次第。
前々日の11日(土)、予約をしていた釣り船の船頭さんから「当日は出船できそうもありません」との連絡に、この日を待ち望んでいた「釣れないクラブ」のメンバー一同ガックリ。
日本海が荒れている時には富山湾に限るという訳で、過去何回か乗ったことがある「登喜丸」に電話を入れたところ、12日(日)は予約が入っているが13日は空いているとのこと。
「何があっても行くから、その日、是非!是非!お願い!!!」と、すかさず予約したのは言うまでもありませぬ。「アンタも好きねぇ」との声が何処からか聞こえてくるような気もするが、そんな雑音「オラ聞こえねぇ!」
それにしても、上越市近辺は波が高くて出船できないというのに、やっぱ富山湾はいい!いいわ~!

 ♪あさだ あ,さ,だ~よ~ あさ~ひ~が~ のぼ~る~♪


5時半に黒部港を出発して海上を走ることおよそ1時間、親不知沖のポイントに着く頃には東の空から陽が昇る。「どうか大漁でありますように、パンッ、パンッ!」とね。
この日の釣りは、船をアンカーで固定してのマダイ釣りであるが、「今日は潮の動きが悪く、余り状況は良くない」との船頭さんの呟きが気になる。
天気が良くベタ凪状態に、春であれば「春の海ひねもすのたりのたりかな」と俳句を一句吟ずるところだが・・・お魚さんが釣れないようでは困ったぞっと。

        「こんなん釣れました~!」のS氏


船頭さんの案ずる通り状況は芳しくないが、それでもあちこちで30cm前後のチダイがポツポツと上がる。
オイラの竿はず~っとだんまりを決め込んでいるというのに、隣で竿を出す会長N氏は絶好調で、「アラッ?又釣れちゃった!?余り釣れすぎちゃって餌を付けるのが怖~い!」と、氏のお口も絶好調。
その上珍しく船酔いも無いらしく、その口調の滑らかな事といったらアナタ、こんなN氏今まで見たことが無い。
「お願い!何方かN氏の口を塞いで頂戴!ついでに鼻の穴も一緒に!」

       獲物を手にニッコリ笑顔のTちゃん1号


周りでは次々とチダイを上げているようだが・・・オイラの竿は相変わらずウンともスンとも動かない。「なして?」
この日オイラは竿を新調したんだが、きっとその竿が悪いのと・・・隣のN氏の戯言が悪いのと・・・オイラの腕が悪いのでは断じて無い・・・ムニャムニャ・・・。
オイラの隣のその又隣、先ほどから船酔いで苦しんでいるらしいTちゃん2号、もっとゲロのコマセを撒き散らし、お魚さんを呼んで来てくれないかしらん。
それにしても・・・秋も真っ只中だというのに、このポカポカ陽気にベタ凪とは、何とも長閑ですなぁ。「あ~ぁ、眠てぇ」

   本日も絶好調Yちゃん、 マダイとのツーショット


この日の釣果はと申しますと、船中、30cm~40cm前後のマダイを4~5尾と、平均30cm前後のチダイが60尾程。
件のN氏だが、「Nさん何尾釣った?」と尋ねると、「おせ~ない=教えない(最近クラブではこのフレーズが流行っている)」ときたもんだ、お客さん。
オイラ密かにN氏のクーラーを覗いて確かめたところ、20尾以上は間違いなく入っていたから、Nの旦那、今回はアナタが一等賞ですぜ。

なになに?オイラの釣果を教えろとな?・・・「おせ~ない!」

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