ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

バナナメイツ沖縄初ライブ!!

2015-03-24 16:21:34 | ライブ
『富める者、貧しい者も関係なく、人それぞれ自分の中に歌がある』

子供の頃、「クラシック音楽がこの世で一番崇高なものなんですよ」
と、言い切る音楽の先生がたまらなく可笑しくてなりませんでした。楽理に基づいた学校の授業のなんとも退屈なこと。毎回、音楽授業では痺れを切らしたものでした。

だってね、身近には刺激的で生き生きとした歌謡曲やロックがあって「ここではない遠くの先の世界に行こうよ、行こうよ」と誘われていたからね。

さて、沖縄へ来てから初めて、ザ☆バナナメイツのライブをやります。



『この世に音痴な人はいない』

今回、「上を向いて歩こう」「夢で逢いましょう」「世界の国からこんにちは」「こんにちは赤ちゃん」「笑点のテーマ」etc...数々の名曲を生み出した昭和を代表する希代の作曲家、中村八大さんの曲をカバーします。


さて何の曲かと申しますと、、、

その活動全盛期に、インド~ネパールへ自分探しに行って出来たあの不朽の迷作!!!

「太陽と土と水を」
です。

レコード(実況生録)では、大御所本人が調子っぱずれなボーカルを堂々と取っていて、たまらなく愛しく思わされます。
当時、八大さんんは

「自分の音楽は、果たしてこれでいいのだろうか?」
「ひょっとすると、自分の名誉や保身の為に音楽をやってきたのではなかろうか?」
「だれが為の音楽か?」

音楽に対する色々な葛藤を抱え思い悩んでいたそうです。ネパールでは、裸足で自給自足の暮らしをしていたとか。



春のソロクララライブ♪「てんとう虫のメロディー」

・ダンボルギーニ
・ザ☆バナナメイツ
・ラップップ83

2015.3.29(sun)
OPEN 18:00
START 19:00
入場料 \1000 + 1 オーダー
会場 沖縄市ソロクラ喫茶




さよなら出来ない、アメリカ

2015-03-16 07:51:40 | 映画・読書
160人ものヒトを殺した人間が英雄とされるアメリカ、、、そんなアメリカの隣で暮らして、あれよ、まぁ、3年になります。
夏ののビーチが好きだったのが、活動しやすい短い冬が好きになり、ナイチに数日行って戻ると一に沖縄ソバを食いたくなるようになりました。最初の年の冬はTシャツに薄い上着で大丈夫だったのが、肌着を重ね着しないと寒く感じるようになりました。

先日観た映画、イーストウッドの「アメリカンスナイパー」に激しい戦慄を覚えました。もうブルブルふるえました。15歳の時観た「ディアハンター」にそのショックも内容も似ているような、、、傑作です。


少し前、緊迫した状況の辺野古へ2回ほど出かけてきましたが、そこは戦争やそれを食いもんにして生きているアメリカに一番近い場所でした。
レンタカーで一日で回れてしまう位狭い沖縄本島の土地の2割は、基地が占めています。2割がアメリカなんです。
最前線は、敗戦以来ここ沖縄でずっと続います。

日本の伝統芸能もおもろいよ

2015-03-06 14:57:17 | 芸能
読谷村の観光施設「はな咲むら」のいっかくで、歌と浄瑠璃人形の会がありました。

文楽人形を操るのは。勘緑さんと愉快な仲間達。
歌とギターは、このワタクシ。タブラに、FMよみたんのパーソナリティーでも最近人気の「島ラッキョウ」さん。
沖縄は歌や踊りが盛んなだけ逆に日本の古典芸能に触れる機会が少なく、せっかくだから子供達に日本の情感のようなものを聞かせてやろうと思い選曲。

1曲目「蛹の幻覚」
アジア的な悲哀を感じさせるワタシのオリジナル曲であります。沖縄に生息するオオゴマダラというでっかい蝶と、その金色の蛹にショックを受けました。蛹から孵化したばかりの湯気が立ちそうな蝶の身体をイメージして作った曲。
2曲目「都節」
唖蝉坊の詩を高田渡が曲をつけたもの。「唖蝉坊は生きている」
は名盤。
3曲目「河内音頭」
最後に踊れる曲と思い、日本を代表する踊れるワールドミュージック「河内音頭」的なノリで最後をくくりました。

お客さんは子供達とその保護者が主でしたが、沖縄ではなかなか見ること出来ない文楽人形というより、とにかく三人のヒトが操る人形の動きにかなり魅了されている印象でした。終盤、大阪のおっちゃん風の面白おかしい人形の解説も受けてました。
今年も国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(元キジムナーフェスタ)で、世界の色んな人形劇をまた観てみたいけど、あるのかな?



祭りや踊りは誰でも楽しいが、秋を知らずに育ったウチナンチュウ(我が子達)に、果たして日本の情緒が通じるのか、、、


14日には本場大阪の文楽劇場で、古謝美佐子さんとのコラボ上演があります。