ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

2億年以上前の岩を割る気持ち

2017-02-25 17:50:00 | 877プロジェクト
森のおうちのある山里は一帯は、世界でも珍しい「円錐カルスト」と呼ばれる地帯。
今から2億年以上も前(中生代三畳紀)のサンゴ礁からできた石灰岩でできているのです。
たいした高さ無いからと、なめてかかると大変。決して島サンダル(ビーサン)などで登ろうと思ってはいけません。
頂上付近は刺々の岩だらけ、靴と軍手が必需品になります。




そして、それらの沖縄にしては珍しいとんがり山の中には、なんと本部富士なる山もあります。
そう、あの世界遺産にも登録された富士山の沖縄版!


ま、とにかくそんな神聖な土地の岩を、ちょいと邪魔なんで退かすことに、、、

いやー、本当はね、少ない平地を有効に利用しようと、苦渋の決断での岩の撤去。
ここの岩さえなければ、デッキ敷いて上に日除けのタープかけるもいいし、なんなら小屋をもう一棟建てても良いな、と。


「それにしても、この地面からはえてる岩、重機も使わず自分で取れるかな??」


最初は、たまたまレンタルした削岩機があったので削ったけど、簡単には進まず、
大きいハンマーでたたくも手ごたえなく、

中途半端に削ってしまって、もう途中で止めるわけにもいきません。


さてさて、あれこれ研究した結果、岩を真っ二つに割る道具「セリ矢」なるものがあることを知りました!







これさえあれば、どシロウトのワタシでもカルスト岩をやっつけられる気が、、、



しかし、地元の金物屋のおばちゃんに聞いても

「??」

ホームセンターに℡しても

「??」

ま、以前大工道具の「毛引き」問い合わせても「?」だったから無理もないか。


で、少々高いがネットで購入、試してみたよ~
まずは、岩の目をよく読んで、ドリル(ヒルティー)で穴をあけ






セリ矢を少しずつ、ハンマーで打ち込んでいきます。
鉄琴を鳴らすように、リズミカルに。

段々音が鈍くなって来たと思ったら、最後にミシミシっと音がしてヒビが入った!

点が線になった瞬間

これがクライマックス






割れたよ~~
バールで、よっこいしょういち♪




気持ちは爽快!
ゴメンね~、2億年前のカルストさん。

カストロじゃないからね。



沖縄本部は、桜でいっぱい

2017-02-23 05:16:28 | 877プロジェクト
クレーン車を敷地に入れるために、あれこれ苦労してます。
駐車場までのカーブのある坂道の巾が狭く、トラックの巾ギリギリだからです。

しかも、みどりのトンネルのように木々の枝が覆い被さっているもんだから、やむなくまずはノコやチェーンソーでバンバン切っていきます。

丁度満開の桜の枝もチョッキン。

なんだか、とっも勿体無いので枝を飾って、

桜祭りを開催しました!




ソメイヨシノと違って結構花が長持ち。



丸太歩きコーナーや、


輪投げ屋さんも子供たちで大盛況でした。

後日、6tショートのクレーントラックは、木の枝をこすりながら、坂道わきの植木を踏んづけて登ろうとしたけど、
玄関の軒に激突する手前で、断念。

入れませんでした!

さて困ったぞ、、、、

ネイチャーホテル「森のおうち」の小屋1

2017-02-11 11:05:33 | 877プロジェクト
いよいよ!
4月から、森のおうち宿泊部の売りである、コテージルーム着工です。

そもそも、メキシコのパレンケ近くのジャングルの宿や、タイ南部カオソックのジャングルの宿に泊って以来、緑の木の中の「小屋」にあこがれていました。

広大なジャングルの中に、様々なコテージやトゥリーハウスが見え隠れしているひっそりとしたリゾート、、、
夜には延々と民族音楽ライブが演奏される屋外レストランに、次々と人が集まって、ビールやスパイシーな料理がいただける。

そんなんが理想だけど、

まあ、孫の代まで建設が続いても困るので、2棟の小屋を建てる計画。


ジャングルの宿に、「タイニーハウス」や「茶室」などの小屋の思想をミックス。
宿泊者は、巣箱の鳥さんになれるよ。ピヨピヨ♪
「足るを知る」を、お土産に持ち帰れます。
食って飲んで爆買いしてゴミ捨てて帰るような旅行者には、何のことやらでしょう。

宿の趣旨は、分かりやすく言うと、
小さくシンプルに無駄なく住まうことで、光熱費やモノに対する出費を抑え、その分働き方やお金の使い方の自由度をあげる
「小さな暮らしは豊かな暮らし」だと言うことを体験できる場。

少ない持ち物で自由に生活し、物質主義から自由になり、家族と向き合ったり、空の星を眺めたり、読書したり、、、




以前、東京の知人の建築士に考えてもらったレイアウト。
今、これがイメージ作りに非常に役立っているのだ。







そして、不便でも楽しいげな最小限の宿泊空間=「小屋」というコンセプトで進めていく上で、中のレイアウトで悩んでいたら、

とてもシンプルで、コンセプトに合致したスケッチが届きました。
あとは基礎をどうするかを決めて、材を決めれば良し。




簡単に言うと、元々あった二棟の建物を建て替えるだけ、、、

と、言うと簡単そうだけど、重機が入れない状況での手作業の解体はもう大変。

友人の協力の下、1棟はすべて壊したけど、予定の倍の日数がかかった!
特に、屋根のトタンはがしは二度とやりたくないくらい大変な作業だった、、、、

「ああ、もう一棟残ってる!!」











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