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ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ねぇ誰か聞いてるのかな これって誰かに届くのかな

2009-10-21 00:53:50 | 映画・読書
早稲田松竹で「フィッシュストーリー」を見ました。

1975年、セックス・ピストルズが世界中にパンク・ムーブメントを巻き起こす1年前…
知られざるパンクバンドが、日本に存在した。まったく売れずに解雇を余儀なくされた彼らの名は「逆鱗」(ゲキリン)。
最後のレコーディングの日、彼らは渾身の一発録りで“FISH STORY”を録音する。自分たちの音楽を信じている。今は理解されなくても、いつかきっと誰かに届くはずだと願って…。
売れないパンクバンドのその一曲を中心に、とりどりの登場人物が交錯し、やがて地球の滅亡をも救う、時空を超えた奇想天外でありかつ爽快なストーリーであります。

これは、バンドをやったことがある人、特に時代や流行と関係ないところにいた人、誰にどう思われたいかじゃなくて自分が何をしたいのかと考えていた人には必ずヒットする傑作です。
もしくは、敵は手の届かないところにあるけど、せめて自分の近辺からだけでも世の中を変えたいと思っているような人にも命中します。

2012年・オープニングの「彗星の衝突まであと5時間」から、1982年・気の弱い大学生の変身、1999年・世界の終わりの予言、1975年・バンド物語、2009年・シージャックと飛ぶのですが、時代をつなくキーワードは、バンド〈逆鱗〉が最後にレコーデイングした「FISH STORY」。
この曲の無音部分をめぐっていろいろな解釈や想像があり、他の時代のキャラクターが耳にします。

音楽を聴き始めた頃、逆回転をすると恐ろしい言葉に聞こえるとか、間奏の部分に悲鳴が聞こえるとかって本当に怖かったな~
呪われた曲の代表「ヘルター・スケルター」なんて怖くて夜聞けなかったし。特に最後のあの叫び声、ちびりそうでした。
「指にまめができちゃったぁ!!」とリンゴが叫んでると知ったのは随分あと。
今じゃチャールズ・マンソンのレコードなどは、好んで聴いてます。



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