２歳馬の近況（キャロット）

続いて２歳馬の近況、キャロット編。今年のキャロット２歳馬は５頭いるんですが、みんな牝馬なんですよねえ。牡馬はトゥザフロンティアを第一候補で狙いに行ったのですが撃沈してしまいました。トゥザフロンティアはすごく順調のようで、キャロ太郎氏が持ってることもあって注目してます。

・エルディアマンテ（キングカメハメハ×ディアデラノビア）
ハロン16〜17秒で登坂。順調そうですがまだ少しフラフラしながら走っているので、もう少し体がしっかりしてくれるといいですね。

・ムーランジュビリー（ハーツクライ×エレンウィルモット）
ハロン16〜17秒で登坂。調教動画を見ていると、少し前は頼りないかんじだったのですが、ここ最近で迫力が出てきました。出資したときはあまり自信はなかったのですが（もしかしたら化けるかもという程度）、これはそこそこ走るのでは、という気になってきました。

・ムールヴェードル（ダイワメジャー×ヴァンドノワール）
ハロン15〜17秒で登坂。なんと499キロあります。デカイです。調教を見ていてもすごくパワフルです。この馬は何の迷いもなく出資した馬で（配合が素晴らしいし馬体も迫力があった）、順調に行けば活躍できると信じています。

・クナップフラウ（ルーラーシップ×ディミータ）
ハロン15〜17秒で登坂。非常に順調で、早期の本州移動を検討するとのこと。馬体重が424キロしかなくてかなり小さいのは気になりますが、こればかりはどうしようもありません。調教を見ているだけでは正直言ってよくわからなくて、ゆったりと滞空時間の長い走りをしていてあまり速くなさそうに見えるのですが、実はけっこうタイムが出ていてびっくりするということが多いです。ただ、動きは柔らかくてすごく良く見えます。柔らかく大きく動けるのは間違いないと思います。

・メサルティム（ディープブリランテ×ピンクアリエス）
ハロン15〜17秒で登坂。背中の感触が良いというコメントをよく見ます。この馬も420キロと小さいのですが、調教は非常に良いですねえ。これも走ってきそうな気がしています。

（公式情報はキャロットクラブ様より転載の許可を頂いております。）

２歳馬の近況（ロード）

早いものでもう４月の中頃です。早期デビュー組の２歳馬はそろそろ本州に移動する時期になりました。ある意味ではデビュー前が一番楽しい時期ですので（全員無敗）、このあたりでいったん２歳馬の近況を書いておこうと思います。まずはロード編。ロードの２歳馬は３頭になります。

・ロードラズライト（ロードカナロア×レディルージュ）牡
ハロン18〜20秒で登坂しており、他の牡馬に比べて明らかに遅れています。調教動画を見てもまだまだです。ここまで脚元に不安が出たことがないのは良いことですが、「晩成型かも」との嬉しくないコメントもあり、じっくり待つしかないなあというかんじです。

・ロードマドリード（ディープインパクト×キャサリンオブアラゴン）牡
ハロン13〜20秒で「弾むような走り」を見せていると絶賛されています。調教動画を見てもフットワークが抜群に良いです。近親リアルスティールの良血に加え、馬体重は482キロありちょうど良いサイズ。ロードではこの馬に一番期待しています。今年のロードの２歳馬は怪我が多いみたいなので、とにかく頓挫がないことを祈るのみです。

・オールフォーラヴ（ディープインパクト×レディアルバローザ）牝
ハロン15〜20秒で「上々のフットワーク」を見せているとそれなりの評価を受けています。この馬、常にそれなりの評価をされていて、確かに調教動画でもあまり目立ちません。個人的には兄のロードアルバータともども晩成タイプと見ていますので、ゆっくり力をつけていってほしいと思います。

（公式情報はロードサラブレッドオーナーズ様より転載の許可を頂いております。）

写真をいただきました！（ジークカイザー、ロードアルバータ）

またお仲間の方から写真をいただきました。いつもありがとうございます！今回の写真はゴール前の躍動感あふれるシーンもあって特に素晴らしいです！競馬ブックとかに載ってそうな写真です。なんかカメラの腕が上がってますね（笑）


ジークカイザー
よく頑張りました！ディープらしい品のある馬体です。














ロードアルバータ
晩成血統なのでこれからです。ゆっくり休んでね。

今週の出走結果 4/15

4/15
阪神9R はなみずき賞
ロードアルバータ (Ｍデムーロ)　４着

阪神10R 蓬莱峡特別
ジークカイザー (川田)　１着

アルバータくんはゆっくり逃げて４着でした。ダラっと脚を使うタイプなので、逃げは戦法としてよかったと思います。さすがミルコ・デムーロ。騎手はうまく乗ってくれたので、今回は力負けですね。まだ体がしっかりしてませんので、秋までゆっくりしてもらいたいと思います。

ジークカイザーはうれしい３勝目。長い間脚部不安でふわふわしてましたが、やっと体がしっかりしてきました。前走、今回と安定していいレースができているので、次走も楽しみです。

今週の出走予定 4/15

4/15
阪神9R はなみずき賞
ロードアルバータ (Ｍデムーロ)

阪神10R 蓬莱峡特別
ジークカイザー (川田)

当初はスターズインヘヴンも出走予定でしたが、熱発により回避です。仕方ないですね。

今週はロードアルバータが楽しみです。3歳戦は勝てば夢見れますからね。これ勝てば夢見れるぞ、という夢を見て今回も楽しみます。7年くらい一口馬主やってますが、ミルコに乗ってもらうのは初めてかも。今年はここまで断トツのリーディングですので、騎乗ぶりも楽しみです。

安田記念へ！

ステファノスは香港クイーンエリザベスⅡ世Ｃを回避して安田記念へ向かうことになりました。大阪杯からQEⅡまではレース間隔が1ヶ月未満だったので、藤原調教師のことだからおそらく香港は使ってこないだろうと思っていました。香港カップと違ってQEⅡは賞金も日本のGⅠと変わりませんし、無理に使う必要はありません。海外GⅠ特有のワクワク感を味わえないのは少し残念ではありますが、安田記念は最適の選択だと思います。これまでは同厩舎のフィエロとの使い分けという面もあったのではないかと思いますが（そして個人的には使い分ける厩舎の方が好きですが）、フィエロももう8歳ですし、さすがに今回は2頭出しですかね。

ステファノスにとっては富士ステークス以来のマイルです。この2年半、2000前後ばかり走ってきましたので、馬の身体は2000に最適化されているはずです。マイルのスピードに対応できるかどうか。

ただ、今のマイル路線は明らかに手薄です。モーリスもミッキーアイルも引退してしまい、ネオリアリズムは中距離へ行ってしまった。狙い目と言えば狙い目です。パワーのいる府中のマイルなら勝負になるかもしれません。

相手は、ロゴタイプ、グレーターロンドン、エアスピネル、ブラックスピネル、そして私の大好きなイスラボニータあたりでしょうか。グレーターロンドンは底を見せてなくて怖いですねえ。

大阪杯の写真をいただきました！

一口馬主の知人から大阪杯の写真をいただきました！ありがとうございました！私はなかなか行けないので本当にありがたいです（今回は子ども会に出席していて行けませんでした）。


ステファノス
やはりかなり絞ってきていましたね。写真を見てもかなりスッキリしています。













ロードヴァンドール
太宰騎手の笑顔が良いですね。



キタサンブラック
今年の一戦目でしたが、写真を見ても太め感はまったくなく、ちゃんと仕上げてきてましたねー。

今週の出走結果(4/8-9)

4/8
福島6R 4歳500万下
エリオットベイ(杉原)　６着

4/9
阪神1R 3歳未勝利
メイズオブオナー(岩田)　３着

阪神5R 3歳500万下
ロードソリスト(福永)　１０着

今週というか、もう先週の結果ですね。メイズはダートでは３着が精一杯ですね。次は芝で！

今週の出走予定(4/8-9)

4/8
福島6R 4歳500万下
エリオットベイ(杉原)

4/9
阪神1R 3歳未勝利
メイズオブオナー(岩田)

阪神5R 3歳500万下
ロードソリスト(福永)

実は今週は仕事でインドに来ています。ホテルに缶詰めで研修受けたりアジアオセアニアの各国の人と話したりしてるんですが、英語ができなくて辛すぎ…。アジアの会計士で英語しゃべれないのって中国人、韓国人、日本人くらいのようで、今回のカンファレンスには中国人と韓国人がおらず、日本人の私だけできないという逆境の中で、現実に目を背けてお馬さんのブログを更新してます。メイズオブオナーはまたダートですが勝ち上がりに期待します。

今週の出走結果（4/1-2）

4/1 阪神6R　４歳500万下
フェザリータッチ（北村友）　１１着

4/1 阪神8R　三木ホースランドJS
アロヒラニ（石神）　９着

4/1 中山10R　千葉日報杯
エクストラペトル（吉田隼）　１４着

4/2 阪神11R　大阪杯（G１）
ステファノス（川田）　２着

大阪杯は感動モノでした・・。出足のつかないステファノスをスタート直後から追って追ってキタサンブラックの後ろにつけ、同様に先行したサトノクラウンが一呼吸つけて後退したときもペースを緩めず追走、４角手前でキタサンブラックが早めのスパートをしたときにも付いていき最後の直線での追撃に賭けるという、キタサンブラックを倒すにはこれしかないという競馬をやってくれました。負けはしましたが、これは相手が強すぎたとしか言えないでしょう。川田騎手は最高のレースをしてくれたと思います。何よりも陣営がステファノスの力を信じ、年度代表馬に真っ向勝負を挑んで勝ちに行ったその姿勢に感動しました。年齢による衰えを危惧していた自分は出資者としてダメですね。信じきらねば。藤原調教師、川田騎手をはじめ関係者の皆様に感謝です。良いものを見させてもらいました。