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白い彗星の艦長室のひとり言

ガンプラをはじめとして、各種トイ、話題のアニメについて盛り上がりましょう。

ガンダムエース&模型誌感想 3月号

2008-01-25 20:57:47 | ガンダム・模型情報
今月の模型誌の表紙はやっぱりというか06Rが占めていました。
特にホビージャパンの表紙は、旧キットのパッケージの再現になっていてファンは感涙ものでしょうね~


■ホビージャパン3月号
まずはそのホビージャパンより。
巻頭特集は当然その黒い三連星用ザク(MS-06R1-A)の作例です。なかなかカッコイイじゃんと思いきや、かなり手が加わっていますね。
まぁ、ストレート組みの画像を見ても、特徴的な前腕や太もものボリュームはバッチリ再現されているようです。

空間戦闘力を上げるために大型化されたランドセルと脚部そのものを推進器とする発想は後のMSへの系譜を感じますし、大型の武器を扱うために強化されたヒジ関節やより多くのプロペラントを内蔵するために太くなった太ももには機能美を感じます。

過去のキットや作例では、追加された部分の形状が単純な箱組みぽくて好きにはなれませんでしたが、Ver.2.0ではそのあたりの違和感も緩和されてザクの元デザインと馴染んでいるのではないでしょうか。
その辺の詳しい感想はキットを実際組んでからまた改めてお伝えしたいと思います。


新製品情報はすでに早売り情報が出回っているのでここでは詳しく触れませんが、MGでは3月にMGザクF型Ver.2.0とマインレイヤー、HGUCではリ・ガズィに続いて早くもνガンダムが発売、ガンダム00からはナドレへの変形?も可能な1/100ヴァーチェ、ラッセさんが呟いていたGNアームズも早くも発売決定、更にはHGではスローネアインに続きスローネツヴァイ、そしてグラハム率いるオーバーフラッグス所属のオーバーフラッグ等々がリリースされます。

GNアームズにしても新ガンダムであるスローネにしても、スポンサーであるバンダイからの要請で当初から決まっていたのでしょうが、ストーリーにうまく組み込んで見せて欲しいですね~
GNアームズについては、何機あるのか?エクシア以外のガンダムとの連携は可能なのか?プトレマイオスに搭載できそうに無いので運用面はどうするのかと興味は尽きませんが、00のスタッフなら魅力的に描いてくれることでしょう。

νガンダムについては、リ・ガズィと同じくMGと比べて小顔でスタイリッシュに造形されていて、νガンダムの立体物では決定版になりそうな予感がします。合わせ目がでないという頭部構成にも期待ですね。


外伝企画『ガンダム00V』では、ティエレンの対空戦闘型通称ツーウェイが発表。全身に追加武装を施された姿は正にハリネズミ。
発想としては単純と言えなくもないですが、ユニオン、AEUのモビルスーツが空戦兵器からの発展系という事を考えれば、実に利にかなった世界観に合ったバリエーションといえそうです。
お尻に付いている予備の砲身の根元がネジ式になっているので、砲身がいかれた時には自分でキコキコ交換するのでしょうか?!想像するとちょっとカワイイ気がします(汗)


ついにというか、以前から開発中だったR3ウォーカーギャリアが4月発売に決まりました。ちょっと高いなぁという印象はあるものの、ボリューム的にはドムクラスですからね、これは仕方がないところでしょう。
フェイズ4という製品一歩手前の試作品が掲載されています。


マクロスF(フロンティア)の情報として、VF-17の流れを汲むVF-171のデザインが発表。またゲームにしか登場しなかったケイニッヒモンスター(3段変形のモンスター)やクアドラン・ロー等マクロスファンにはお馴染みの機体も登場するようで、テンションが上がります。
赤いクアドラン・ローには誰が乗るんだろう?!


■電撃ホビーマガジン3月号
巻頭はホビージャパンと同じく黒三ザク。
紫色の部分が違うだけで随分イメージが変わりますね~
紫という色は本当に作り手のイメージが反映される色で、自分も作る際には思い切り拘りたい部分です。

すっかり模型誌の常連になったバンダイ岸山氏のインタビューでは、F型&マインレイヤーの後もザクバリエーションはかなりの規模で展開される一大プロジェクトのようです。

模型界としては大変喜ばしいと思いますが、個人的にはMSVのザクバリエーションは???なデザインが多いんですよね(汗)
特に今回のインタビューで匂わされているザクキャノンやデザートザク等の四角太もも達は、何故あのような形でなければいけないのかという説得力に欠けている気がします。
あの時代は“生めや増やせや”で、大河原先生もチョイチョイと描いた物がここまで後世に残るとは思っていなかったのでしょうね。
何故わざわざ製造ラインの異なるであろう四角い太ももを投入しなければならなかったのか、その辺りを今風の解釈で納得させてくれるのを期待してます。

30年前の物と比べるのもいかがなものとは思いますが、ガンダム00に登場するティエレンのバリエーションの方がよほどデザインに説得力があり、非常に分かりやすいです。
MSVファンに石投げられそうだなぁ…オレ(汗)


そしてカラーページを36Pも使用しての一大特集は『本当はこわくないエアブラシ』
自分もエアブラシを初めて使った際にはホビージャパンの特集号やMAX渡辺さんとオオゴシトモエさんの『女子プラ』などが非常に良い教科書になったので、これから始めたいと思っている人には保存版となるでしょう。

読んだ感想としては、エアブラシは敷居が高い物ではないんだよって事を強調したいのでしょうが、これでもまだまだ敷居の高い物に感じてしまうように思いました。

実際には、塗料の濃度と適正なエア圧のコツさえ掴めれば、初心者でも本当に自分の腕を錯覚してしまうような(笑)美しい塗面が簡単に得られる道具なんですよ。
このブログで塗装の事を褒めていただく事が多々有り、非常に恐縮してしまうのですが、99%はエアブラシと塗料の性能のおかげです。

エアブラシを使う使わないというよりも、下地処理(これで大半決まる)や色に関する知識やセンスというのが重要で、後は筆であろうが、マーカーであろうがエアブラシであろうが関係ないというのが、色々なサイトを見てきた自分なりの答えです。自分としては色々使ってきた中でエアブラシが使いやすいから使っているだけ。そういった割り切りがエアブラシを身近に感じる近道かも知れませんね。

エアブラシを購入する際は、手ごろな入門用とエア缶から入る方が多いと思いますが(自分もそうでした)、入門用のエアブラシは実は使いにくかったり、使用感が缶スプレーとさほど変わらなかったりするので、すぐに行き詰ってしまいます。
最初からある程度の性能の物を買っておくのが失敗しないエアブラシ選びに繋がると思います。
初心者用のカップが別になったタイプは洗浄も思ったより大変ですからね(汗)

またエア缶もランニングコストとして非常に高く付くので、エアブラシを始めるのであればコンプレッサーも同時に購入する事を踏まえて予算組みした方がトータルで安上がりになると思います。
洗浄も含めて、エアブラシを使った塗装では想像以上のエアを消費します。


外伝企画『ガンダム00P』では、GN-004ガンダムナドレの元となった曰く付きの機体GNY-004プルトーネの秘密が少し明かされています。
5機しかない正規の(これ重要)GNドライブとガンダムマイスターを回収する為の分離機能(これは作例やデザイン画を見る限りコアファイターのような物と想像できます)そして第3世代ガンダムで採用されるGNフィールドのテスト機であることが判明しました。

直系のナドレにはこのコアファイターシステムは採用されていないように見えますが、ある意味ナドレそのものが「モビルスーツから分離したモノが、モビルスーツ並の戦闘能力を保持するという一見矛盾した命題が最終目標」というプルトーネの答えなのかも知れません。
ヴァーチェ&ナドレの組み合わせは、GNフィールドの生成とGNドライブとマイスターの回収という命題をクリアしていますからね。
……って、捕まっちゃったけど(汗)

更にはクルンテープのメンバーにも明かされていない機能が今後搭載される予定で、それは統括コンピュータである『ヴェーダ』だけが知っている事。
そして、その“秘匿された機能”こそが2つの外伝やナドレに共通するキモの部分という訳ですね。


■ガンダムエース3月号
巻頭特集はトリニティ&スローネ。
他紙でも掲載されていますが、スローネとトリニティの各マイスターのカラー設定画が掲載されています。
内容は特に目新しいものはないのですが、M2さんに教えて頂いたコメントによると公式HPの方に更に詳しい内容が掲載されています。

要約すると、トリニティはソレスタルビーイングのセカンドチームで、スローネが搭載するGNドライブはT(タウ)と呼ばれる擬似GNドライブである事。
OPや予告編で登場したファンネルもどきは、ツヴァイに搭載されているGNファングで、遠隔操作可能なビームライフルとしての使い方の他に、ビームサーベルを発生させ敵機を貫くことも可能との事。
ドライには、戦闘支援を目的とした機体で、広範囲にGN粒子を展開するGNステルスフィールドが搭載されている事などがアップされています。

M2さん、ありがとうございました。ファンネルもどきは、てっきりドライが使用する物と思っていましたが、ツヴァイ用の装備でしたね。
HGの試作品を見ると、腰部のスラスターユニットに片側4つづつ装備されていると思われます。


『ジ・オリジン』では、サイド6でのアムロとララアの出会いが描かれます。これはもう劇場版で掛かる『めぐりあい』じゃない方の曲(曲名なんだっけ?)をバックに読みたいところです。

『ガンダム00F』では、フォン・スパークはそんな所からエクシアとアグリッサ(と書いてありました…)の戦いを眺めていたんですね(汗)
ハナヨ=ガンダムマイスター874?!ってのは、以前に書いた記事ですが、ついにそれが証明されました。自分の洞察力もなかなかのモノだな……って、周知の事実だったのかな?!

そして遠目には“核”のマークのようなフォルムを持つ専用母艦と共にトリニティも登場。
彼らもまたヴェーダからの指示で行動していると思われ、フェレシュテに突きつけた要求はGNドライブごと“O(オー)ガンダム”を引き渡す事でした。
GNドライブの数を考察うする際に、いつもその所在が気になっていたOガンダムですが、フェレシュテにGNドライブを引っこ抜かれた状態で保管されていた事が判明しました。

これでT(タウ)を除く正規?のGNドライブは、トレミー所属の4つとOガンダム含むフェレシュテのガンダム(状況によって使いまわす)用の1つで、正真正銘5つしかないというのが明らかになったという事になります。
フォン・スパークの身に起こった衝撃の展開と共に、プルトーネの隠された能力も明かされそうな次回も期待大です。


『ガンダムUC』は新章「ラプラスの亡霊」編に突入。
クローズアップされてきたガンダムユニコーン2号機の動向が気になります。
Ver.kaとして発売されたキットは、何かしらの形で通常商品にフィードバックされているので、もしかしたら2号機も今後キットなんかされたらと期待しちゃいます。そしてサイコフレームの発光現象は乗る人間や状況によって異なるようなので、もしかしたら……なんて想像しちゃいます♪

カトキさんによるメカ解説ページでは、スターク・ジェガンが登場。
カトキさんの手によって新たに描き起こされたジェガンに、フルアーマー形式で装甲や武装が装着されてスターク・ジェガンになる様子が詳細なイラストで描かれていて、このような仕事は正にカトキさんの真骨頂ですね。

この装着イラストを見ると、ガンダムZZに登場したジムIIIの元デザがカトキさんだったのを思い出します。
早いとこ、GMFIXのようなブランドを確立して商品化して欲しいものです。

但し、00リージョンなるシリーズ用にアレンジされたエクシアはどうも個人的にはイタダケないです。
“今までと違う”事が最大のウリであるエクシアを無理矢理宇宙世紀ガンダムの枠にはめ込んでいるようで、エクシアの良さが半減している気がしますね。
SEEDにはプラモ含めてまったくノータッチだったカトキさん、何で00に介入しちゃったんだろうか……


最後に一番気になったのは池田秀一さんの最近飼い始めた愛犬(コーギー)の名前がセイラさんな事でした♪

MG ユニコーンガンダムVer.ka ハジメました♪ その5

2008-01-14 18:26:14 | ガンダム・模型情報
サイコフレームの光を引き移し、赤色に転じた一対の目が嗤うように揺れる。ガンダムは敵――(本文から抜粋)


以前立ち姿で公開したMGユニコーンガンダムの一応の完結編となります。
製作は終了していたので、福井先生の小説から受けるイメージ、安彦先生の挿絵から受けるイメージ、そしてプロモーション映像から受けるイメージをミックスしてポーズ集としました。



PVのラストシーン、ビームマグナムを構えるユニコーン。
既に色々なサイトで語られていますが、このキット大変素晴らしい造形と、ユニコーンモードからデストロイモードへの“変身”という脅威のギミックを備えていますが、特に下半身の可動範囲が狭くてポーズ付けには苦労しました(汗)
一番似合うのは前回紹介した素立ちですね(笑)

ウチの子だけかも知れませんが、腰の軸がゆるいのでビニールを挟み込む等の対策をした方が安定しそうです。



画像ソフトでマグナム弾発射直前のメガ粒子の輝きを再現。
スタンドは最近発売されたクリアの物を用意した方がいいすね……




SEEDや00とは異なる宇宙世紀物ならではのポーズというのは難しいですね。




クシャトリアのオールレンジ攻撃をかわして……




ビームマグナムのパック交換。通常4発分のEパックを1射につき1個消費し強力なビームを放つという設定です。
撃ち終わったパックは上面より廃莢します。




実体弾を発射するパイパーバズーカも装備できます。
この時代においてもバズーカが用意されるのは、やはり攻撃力の高さと信頼性。そして、Iフィールドや耐ビームコーティング等のビーム兵器に対する防御が進化した事もあるのでしょうか。
カトキさんの手によるバズーカのデザインは、本来ただの筒で事足りるバズーカという兵器をガンダム世界に見事に馴染ませています。
今のところ作中には未登場。




中央にあるIフィールド発生装置により、正面からのビーム攻撃には事実上無敵を誇るシールドを掲げ、背中のビームサーベルを引き抜くユニコーン。
上半身の可動はそれなりに確保されているので、ビームサーベルを掴むことも可能です。




前腕にあるラックにもサーベルが内蔵されているので、このような使い方も可能のようです。
ガンダムエース今月号の作中ではとても印象的に描かれていました。


ここで、現時点で明らかになっているユニコーンガンダムの特徴、性能についてまとめてみたいと思います。本編未読の方は、ネタバレ要素を含んでいるので読み飛ばして下さい。


◆ロールアウトはUC0096。アナハイムエレクトロニクス・グラナダ工場にて1号機と2号機が同時にロールアウトし、1号機は袖付き(ネオジオン)に引き渡されるためにアナハイム所有の工業コロニー“インダストリアル7”に秘密裏に運び込まれる。2号機は重力下試験のために現在は地球でテスト中。

◆RX-93 νガンダムではコックピット周辺のみの装備に留まったサイコフレームをほぼ全身に渡り採用した“フルサイコフレーム”を持つ。
デストロイモードでは、露出したサイコフレームが赤色に発光する現象が見られる。サイコフレームとは、パイロットの感応波を感知して機体にダイレクトに伝達するコンピュータチップをフレームを構成する金属に鋳込んだ物。

◆ユニコーンモードとデストロイモードという2つの姿を持ち、ユニコーンモードからデストロイモードへの変形は任意ではなく、ある一定の条件を満たした時だけに発動する。

◆NT-Dというパイロットの感応波を読み取り、操縦操作を必要としない考えるだけで機体を操作するインターフェイスを持つ。
但し、パイロットへのGによる肉体的負担及びサイコミュによる精神的負担を考慮し5分程度の稼動が限界とされる。
NT-D発動時には、ヘッドレストから張り出したアームがヘルメットを固定し、専用のパイロットスーツにより耐G用薬剤投入システム(DDS)が作動する。

◆インテンション・オートマチック・システムにより、ユニコーンモードでも感応波によるダイレクト操作が可能である事から、感応波による操縦がNT-Dの本来の目的ではない。

◆NT-D本来の役目は、ニュータイプ・デストロイヤーの意で、ユニコーンモードの特徴的な“1本角”で敵パイロットの感応波を感知し、敵をニュータイプと識別すると、機体のリミッターが解除され、操縦から火器管制に至るまでがシステムの制御下に置かれ、パイロットはシステムのソフトウエアとして受信した感応波を敵意に変換する制御装置の役目を負う。

現在判明しているデストロイモード発動回数は、強化人間であるマリーダ・クルス(プルトゥエルブ)が操るクシャトリアとの2度の戦闘と、『シャアの再来』と言われるフル・フロンタルが操るシナンジュとの戦闘の計3回のみ。
感応波を放出するパイロットであれば、強化人間であろうと自然覚醒のニュータイプであろうと関係なく発動する。

◆NT-D発動時のユニコーンガンダムは、サイコフレームによる超常的な高機動戦闘に加え、敵の脳波誘導兵器(ファンネル)を支配し、そのコントロールを奪い、自ら操る事さえ可能にする。

◆UC100のジオン共和国自治権放棄を機に、ジオンによるニュータイプ神話を払拭するために、洞察力に優れた新人類を純然たる科学技術の結晶で駆逐する事を目的に生み出された対ニュータイプ用モビルスーツ。

◆パイロットにニュータイプ能力は必要なく、あくまでマシーンの力でニュータイプを駆逐することを目的とする。但し、デストロイモードで発生するとてつもないGに対応するために肉体的に強化されたパイロットが望ましい。


◆連邦軍の軍備再編成計画“UC計画”の中核を担う予定だったユニコーンガンダムに、アナハイムを影で牛耳るビスト財団により“ラプラスの箱”を解き放つ鍵としての役割を持たせる“ラプラス(La+)プログラム”が追加された。
尚、この“ラプラス(La+)プログラム”を持つのは1号機のみ(のはず)。
インダストリアル7で発生した騒乱により、パイロットとしてビスト一族の血を引くバナージ・リンクスが生体登録されたため、現状ではバナージ以外の人間が搭乗する事は不可能になっている。
生体登録をやり直す場合は、ラプラス(La+)プログラムが失われる可能性が高い。

◆ラプラス(La+)プログラムにより、NT-Dが発動するごとに“ラプラスの箱”へと至る手段が開示される。一度目に発動した際には座標を示すポイントが表示されたが、二度目以降の発動時には次のステップとなる情報は開示されなかった。
これは、一度目に指定された座標でNT-Dを発動する事が必要なのではと予想されている。

◆袖付き(ネオジオン)に鹵獲された際に、サイコミュに“サイコモニター”という盗聴装置を施された。NT-D発動と同時に機能し、機体のデータを細大漏らさずに送信する。サイコミュが発信する感応波を搬送用に使用しているので、ミノフスキー粒子下でも通信を妨害される心配は無く、ある程度の距離を隔てていても受信が可能となる。
現在のユニコーンは、フル・フロンタルによりこの装置を秘密裏に取り付けられ、意図的に泳がされている状況にある。

◆専用の武装として、通常のビームライフル4発分のメガ粒子を一度に放出するビームマグナム、両肩に2本、前腕に2本装備されたビームサーベル、実体弾を発射する伸縮式のハイパーバズーカ、そして展開することでIフィールドを発生させる事が可能になるシールドを装備する。

袖付き(ネオジオン)の拠点である“パラオ”から脱出する際に、本来クシャトリア用に開発されたビームガトリングガンを奪い使用した。

今のところ、作中から読み取れる情報はこんなところですかね。今月号の「パラオ攻略作戦」③で明かされたユニコーンの本性がとても衝撃的でした。
地球に送られたという2号機の行方も気になるところです。




我を、傷つけたな――
開いた五指から見えない波動が放出され、静止していたファンネルが一斉にバーニア光を輝かせる。それは《ガンダム》の手の動きに合わせて身じろぎし、機首を転じさせると、砲口を親機たる《クシャトリア》に向けた(本文より抜粋)




その両腕が持ち上がり、ハの字に開くと、腕の側面に設置された接合ユニットからビームサーベルのグリップが展開する。それは支持アームに支えられて袖口に定位し、鋭い光の刃を《ガンダム》の腕先に顕現させた(本文より抜粋)




交差した《ガンダム》の両腕がざっと左右に開かれ、繰り出しされた隠し腕を二本同時に切断する(本文から抜粋)


NT-D発動時の赤目は、サイコフレームとの差異を出すために蛍光ピンクで塗装しましたが、面積が非常に小さいのと、カメラアイ自体が非常に奥まっているので付属のシールと比べると輝きが足りず撮影には苦労しました。
実は以前紹介したときは、この赤目の上からシールを貼っていたのです~

ビームサーベルは非常に淡いピンクで成型されていたので、蛍光ピンクでコートしました。

結局、ユニコーンモードへの変形は試しませんでした。ユニコーンモードはまた別で作製したいですね。
ただこのユニコーンガンダム、小説発信とは思えない程の人気ぶりで、生産数の少なさもあってか店頭やネットショップでも軒並み売り切れ状態です。
次回の再販の予定も立っていないようなので、暫くはお預けです。

月刊 ニュータイプ 2月号

2008-01-10 23:13:51 | ガンダム・模型情報
今月のニュータイプから気になった記事をいくつかピックアップします。

まずは『機動戦士ガンダム00』から。
見開きのピンナップで新ガンダムであるガンダムスローネと新マイスターであるスローネ3人が描かれています。

赤と色に塗られ、情報量も増えたガンダムスローネ>は線画の時よりはかっこ良く見えますが、これがガンダムか?と言われるとまだちょっと慣れません…
スーパーロボット大戦のバンプレストオリジナルメカと言われれば納得なんですけどねぇ…
第16話から登場するようなので、画面で動いて印象が変わるのを期待しています。

ちなみにイラストに描かれているのは<スローネドライ>。カラーリングはこの機体だけのものなのか、3機共通なのかは今のところ不明です。

同じくピンナップに描かれている新マイスター<トリニティ>は、瞳の色、肌の色が別々なので血の繋がった兄弟なのかは不明。

ヨハン・トリニティ:スローネアインのマイスター。浅黒い肌に鋭い眼光が印象的。左目の下に縦に並んだホクロが2つ。
CVは小西克幸さん

ミハエル・トリニティ:スローネツヴァイのマイスター。好戦的な表情が特徴的。左目の下にはホクロ1つ。
CVは浪川大輔さん

ネーナ・トリニティ:スローネドライのマイスター。紅一点の女性パイロット。ホクロの代わりにソバカスあり。イラストでは目つきの悪い紫色のハロを抱いています。
CVは釘宮理恵さん!

記事には水島監督のインタビューも掲載されていますが、今のところトリニティがどの陣営に属しているのかは明かされていません。
ガンダムの定義は分かりませんが、GNドライブらしき物を装備している事、ネーナがハロらしき物を所有している事からソレスタル・ビーイングに関連しているとは推測できます。
外伝の<フェレシュテ>のように<トリニティ>としてプトレマイオスチームとは別に行動しているグループかも知れませんね。

他には刹那役の宮野真守さんとアリー役の藤原啓治さんの対談も掲載されています。


コードギアスは第二期とか第2シーズンとか呼ばれていましたが、正式タイトルが『コードギアス反逆のルルーシュ R2』に決定しました。
気になる放送スケジュールは、2008年4月より日曜日の夕方5時からの放送との事です。
噂されていた『機動戦士ガンダム00』の後枠ではなかったですが、時期的には入れ替わりになるので、00が終わった後の空虚感を埋めてくれそうです。
放送時間が深夜から夕方に移った事で、描写には若干の制約が生まれるかも知れません。第1期ではダークヒーローとして描かれていたルルーシュでしたが、R2ではより明確なロボットアニメになるかも知れませんね。

公開された設定では、スザクはブリタニア皇帝直属の騎士“ナイトオブラウンズ”の一員“ナイトオブセブン”の称号を得ているようです。
“ナイトオブラウンズ”は、“ナイトオブワン”を筆頭とした12名の騎士で構成されているようで、より世界観が拡がっている感じです。
スザクの衣装もよりゴージャスな雰囲気になり、表情も厳しい表情になっています。

一方のルルーシュは、再びアシュフォード学園に生徒として通っているようです。第1部終盤に暴走した左目のギアスは沈静化している模様。
第1部の終焉を見る限りは、再び学園に戻る事など叶わないと思われるので、何かの理由が存在していると思われます。
またゼロの新衣装を着ている絵もありますが、これまた第1部終盤でのゼロの独断行動により黒の騎士団自体が崩壊しかかっていたので、どのように再びゼロとしての行動を起こすのかが見所になりそうです。

そして、新キャラクターのロロは、ルルーシュの弟、ロロ・ランペルージという事も判明しました。
もともとランペルージはルルーシュにとって偽名なので(本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア)、当然ながら本当の兄弟ではないでしょう。
ナナリーでは?との噂もあるようですが……

重要キャラの一人、C.C.もオレンジ君との死闘から生き残ったようです。
まぁ彼女の存在無くては物語が進まないので、当然と言えば当然ですが。

メカニックとしては、ランスロットは健在。量産機としてヴィンセントという機体が登場。ランスロットとの死闘で最重要の右腕を失った紅蓮弐式は間に合わせの腕を付けて登場するようです。

衝撃の第1部から1年後、どのような広大なストーリーが描かれるか4月が楽しみです。


『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』はスタッフのコメントを見る限り公開はまだまだ先のようです…
:序公開時には伏せた予告編ですが、全文が掲載されていたので情報解禁と判断して載せちゃいます。
「出撃するエヴァ仮設5号機。配属されるエヴァ2号機とそのパイロット。消滅するエヴァ4号機。強行されるエヴァ3号機の起動実験。そして月より飛来するエヴァ6号機とそのパイロット(これは画像もあった覚えがあります)。しだいに壊れていく碇シンジの物語は、はたしてどこへと続くのか。さあて、この次もサービスサービスぅ!」

エヴァ、テンコ盛り……早く見たい!


以前、ニュータイプ誌上で発表された『涼宮ハルヒの憂鬱』の第2期、中止。
もとい、『涼宮ハルヒの憂鬱』新アニメーション化、決定!
との一文が。
これが何を意味しているのか皆目分かりませんが、これも早く見たい作品の一つですね。


『マクロスF(フロンティア)』は、VF-25のガウォーク状態とバジュラという敵生命体との戦闘シーンをセルイラストで掲載されています。
マクロスFのメカニックはオールCGで描かれるようなので、セルイラスト(厳密にはセルではないですが)は新鮮です。
年末の特番は見逃がしてしまったのですが、YouTubeには多くの映像がアップされています。

マクロスF OP


この曲はアクエリオンのCM第2弾で流れている曲と同じ曲ですかね?!


巻末の方には、永野護さんによる久々の『がんばれエスト』が掲載されています。
またタッチが少し変わったように感じますが、どこまでも付いていきますよ~!
だから早く…連載……再開……して………
特別公開のエストの黒騎士スーツは素敵です。


てなことで、自分の興味あるところしか読んでいませんが、今月のニュータイプ紹介でした。



最後に、別の記事のコメント欄に書かせていただいた私のコメントをここに再掲載させて頂きます。

このブログも開設当初と比べると実に多くの方に見て頂いているようで嬉しく思っていますが、無用の争いが起こるのを自分は望まないので、どうかその辺りを察して下さい。

ここはコミュニティを目的とした掲示板ではないので、記事についてのコメント又は私に対してのコメントは構いませんが、コメントを頂いている他のユーザーさまに向けてのコメントはご遠慮頂くようにお願い致します。


重複するようですが、コメント欄をご覧にならない方もいらっしゃると思いますので、改めて本文中に掲載させて頂きました。

MG ユニコーンガンダムVer.ka ハジメました♪ その4

2008-01-08 01:01:34 | ガンダム・模型情報
新年明けて1発目の模型ネタは、お正月に相応しい紅白のおめでたいヤツです。
といっても、昨年から製作途中を公開していたので新鮮味はないですが(汗)

前回の更新では塗装の前まで紹介しましたが、お休みの間にも暇を見つけてはチョコチョコ進めていたので、いきなりの完成状態です(笑)
この辺の段取りの悪さを直すにはガンプラ秘密工場(仮)さんを見習わなくてはイケマセンね。



とても美しい立ち姿です。
フォルムは特にどこもイジっていません。各部をシャープに成型しただけでここまで素晴らしい立体物が手に入れられる奇跡を素直に喜びたいですね。

―直線と平面からなるマス・プロダクツ的なシルエットを持ちながら、装甲全体にわたって複雑な面構成が施されており、白亜の彫像といった繊細な印象を保っている―

小説『機動戦士ガンダムUC』で語られるユニコーンガンダム(ユニコーンモードですが)の描写の一節です。
正にその通りと言いたくなる件で、特に大きな羽とかを背負っている訳でもなく、構成的にはRX-178<ガンダムMk-II>あたりと変わらないのですが、我が家の完成品の中でも異彩を放つ存在感です。

人型として完璧に均整の取れたプロポーションと劇中でも言われているユニコーンモードから、頭部の“大きさ”は変えずに四肢を伸ばしたフォルムは、見慣れるまで時間が掛かりますが、その長すぎる程長い脚部に見慣れてくるとデストロイモードのフォルムこそが均整の取れたプロポーションに見えてくるから不思議です。



リアビューです。
構成的にはフィンファンネルを装備していないνガンダムに似ていますが、情報量が圧倒的です。



ユニコーンを模ったマーキングマークや4枚の花びらのようなリフレクター?が美しい専用シールド。
キットの成型色では透けているのでビームシールドのように見えますが、ビームシールドが開発されるのはもっと後の時代ですし、白い枠が繋がらなくなってしまうので、ここもサイコフレームの発光現象と捉えるのが妥当でしょうか。
ここにサイコフレームを配する理由はよく分かりませんが……




俯瞰から。
複雑な肩部及び胸部の構成がよく分かる角度です。肩から飛び出している2対の突起は何でしょうかね?センサー?




バックパック/腰部リアバーニア/脚部リアバーニア/腰部及び膝付近
いずれもサイコフレームの露出が美しいです。
各バーニアの底は貫通していてサイコフレームが覗く形になっています。演出かもしれませんが、構造的にちょっとアレですので適当な丸型バーニアパーツで塞いでおきました。直径5ミリサイズなら可動を犠牲にせずに蓋をする事ができます。



■塗装について
工作については特に書くことがないので、塗装の話に移ります。
今回のユニコーンガンダムはVer.kaブランドでの発売ですが、キットの成型色はVer.kaと思えないような平凡なものでした。
例えるなら、ウイングガンダムVer.kaの後に発売されたウイングゼロのような成型色といった感じでしょうか。

雑誌作例も純白イメージでしたので、ここは一つカトキ度合いを増すような塗装にしたいと思い、基本色の白はアイボリーぽいウォーム系に振ってみました。
パーツ表面にはとても繊細なディテールが施されているのでサフはなしで、ガンダムカラーのグレー21を下地にしました。
この色はGP-02サイサリスの指定色で、使う前はちょっと茶色過ぎるかなと思いましたが、カトキさんがイラストに多用するアイボリーホワイトの雰囲気が簡単に出せる優れものです。

そのままでも十分なのですが、今回はサイコフレームの“赤”とのマッチングを考慮して面中心部にクレオスの1番ホワイトでハイライトを入れています。
ガイアのEXホワイトやクレオスのクールホワイトでは隠蔽力が強すぎて真っ白になってしまうので、1番ホワイト位が丁度いい感じです。
あまりに自然すぎて、タバコのヤニで汚れた壁紙みたいな色になってしまいました(笑)

関節部のグレーは、ガンダムカラーのグレー24に茶色や紫を足して作ったウォームグレーです。ウイングガンダムVer.kaやクロスボーンガンダムVer.kaの関節色のような感じです。
ホワイトと合わせてかなりカトキ度がアップしたと思います。
写真じゃよく分からないですけどね(笑)

肝心のサイコフレームは、集光性のクリア素材で成型されていて、パーツ単体で見ている分にはとても美しいです。

この素材の特徴は、平面で集めた光を切断面から逃がす事で発光するというものですが、パーツ単体ではともかく組み込んでしまうとオイシイ部分が隠れちゃうんですよね……
またクリア素材なので、パーツ裏面の凸凹やダボ穴が見えてしまっていたり、関節のグレーが透けている部分は色味が悪くなったりと、パーツ単体での美しさが組み込む事によってスポイルされてしまっている気がします。

ここは静岡方面に向かってゴメンナサイと頭を下げ、パーツ表面をシルバーで覆ってしまいます。
これでパーツ裏が透ける事がなくなり、表に刻まれた超絶ディテールが確認できるようになります。
但しこのパーツ、クリア素材なので分かりにくいですが、相当にヒケまくっているのでそのままシルバーを塗ってしまうとヒケまで浮き立たせてしまうので、ヒケがなくなるまで表面を磨いてからシルバーを塗らないと泣きを見ます。

ヒケは相当に深く、通常のガンダムでは胸部ダクトにあたるパーツなどはヒケが無くなる頃にはパーツ表面のディテールもすっかりと消えてしまうので、溝をケガキながら根気よく進めます。
パーツの集光性を高めるためか、一つ一つの面が段々畑のようになっている部分には、当然大雑把にペーパーを当てられないので、ちまちまと一つ一つの面にペーパー当てている姿はとても人には見せられません(汗)

シルバー面ができあがったら、今度は蛍光レッドを吹いていきます。
クレオスの蛍光レッドは手に入れやすいですが、顔料系のカラーで今回のイメージとは合わないので使いません。同じくクレオスのクリアレッドについても、原液を見ると分かるように重ねれば重ねるほどに黒くなってしまうのでこれもダメ。
結局、ガイアカラーの蛍光レッドを使用しましたが、このガイアの蛍光レッドは通常色としてお店に売っていないので、クリスマス限定版として蛍光グリーンとセットで発売された物を使いました。
蛍光レッド×2、蛍光グリーン×2のこのクリスマスセット、使い切る日は来るのでしょうか……

このガイアの蛍光レッド、吹き始めはピンクぽいですが、重ねていくごとに赤味が増していき朱色に近づいていきますので、最後に軽くガイアの蛍光ピンクで調整しました。


デストロイモードの発光現象は、作品中でも“血の色”と表現されているように禍々しいイメージで描かれているので、今回はどうしても“赤”に拘ってみたかったんですよね。
以前紹介したプロモでもフレームは“赤”で描かれていたので、個人的には仕上がりにとても満足しています。
写真でどこまで伝わるかは分かりませんが、蛍光灯の灯りの下ではメタリックレッド風に、自然光の下では往年のマクラーレンのような強烈な蛍光レッドにと印象が変わるのがポイントですかね。



言葉では伝わらない部分も多いと思うので、無塗装の成型色と比べてみました。
左側が塗装後、右側が塗装前ですね。基本的な塗り分けパターンは変わりませんが、そこそこイメージが変わっているのが伝わるでしょうか?!

その他の部分は、つま先やランドセルはガンダムカラーのグレー8(ストフリやリックディアスの紺色)
ビームライフルは、本体がガンダムカラーのブルー31(ギャプランの濃い色)に白やグレーを足した青緑で、Eパックはガンダムカラーのエキストラグレーです。

角はガンダムカラーのイエロー2ですが、普通に黄燈色ってやつですね。
サイコフレーム部分との差異を出す為に、外装部分はガイアカラーのつや消しクリアーでトップコートしてあります。



■デカールについて
Ver.kaといえば、全身に施されたコーションマークが特徴です。
貼らないという選択肢もあるのですが、デザイナーご本人が設定画に書き込んでいる以上(PCでの画像処理でしょうが)、このマーキングもデザインの一部と思いチャレンジしました。

普段は手持ちの水転写デカールを使って適当にデコレートするのですが、カトキさんのセンスに太刀打ちできる訳もなく、指定どおりに1枚1枚付属のシールを貼りました(汗)

上の写真位まで寄ってしまうとシールの厚みによる段差が目に付きますが、余白部分をギリギリまで切り取ってやれば結構使えます。
水転写デカールでは、1日以上の乾燥時間を取った方がいいのですが、このシールの場合は時間を置くとシールの淵にホコリが付着して黒っぽくなるので、時間を置かずにトップコートしてしまった方がいいようです……反省。
ツインアイ等のセンサーも塗装ではなく付属のホイルシールを使用しました。この位の小ささだと塗装するよりもホイルシールの方がキラっと輝きますね。
どうせなら赤目も付けてくれれば良かったのに……

定規→デザインナイフ→ピンセット→綿棒と1枚貼るごとに道具を持ち替えての作業は、ある意味塗装よりも大変な作業でした(汗)





―闇の中にひときわ濃い闇をを作り、一本角を生やした巨人の影がバナージを見下ろす。ユニコーン、という言葉が頭の奥で弾けた瞬間、巨人の体がぐぐっと膨れ上がり、破れた表皮の下から血のような赤い光が迸った。
同時に一本角が二つに裂け、一対の目が悪鬼のごとく輝く――

本編から抜粋したユニコーンのイメージの一節です。
血のような赤い光という件を再現するために、少し画像のコントラストをいじってみました。自分の中のユニコーンのイメージはこんな感じです。
ジオンの生み出したニュータイプというまやかしを排除して、新たな100年を生み出すために生まれたハンターマシーン。
「我ヲ傷ツケルノハ誰カ」
高貴な意思を持つモンスターである<デストロイ>にはこの位の禍々しさが似合っている気がします。


ということで、MGユニコーンガンダムでした。
え?ユニコーンモードは??という声が聞こえてきそうですが(汗)
塗装による厚みのマージンを十分に稼いだつもりではあるのですが、正直変形させるのはとても勇気がいります……
ポーズ変更についても、カトキ立ちで満足してしまっている感があるので、暫くはこのまま鑑賞していたいな……と(笑)

正直言えば、変形&ポージング用にもう一体パチ組みするか、ユニコーンモード固定でもう一体作るかしたほうがいいかも知れませんね。

MG ユニコーンガンダムVer.ka ハジメました♪ その3

2007-12-30 18:24:06 | ガンダム・模型情報
2007年も残すところあと2日になりました。
模型関連の記事としては今年最後になりそうです。

ほぼ全パーツの仮組みが終了したので、ユニコーンガンダム大地に立つ!をようやく再現する事ができました。

余談ですが、MGユニコーンガンダムは各地で売れまくっているようですね~!
ガンダムグッズ専門のオンラインショップ「ガンダマー・ドットコム」の年間ランキングでも、発売されて間もないのに第6位にランキングされていました。
意外にもベスト20に入っているプラキットはこのMGユニコーンのみで、後は全て完成品トイかカードダスというちょっと偏ったランキングかも知れませんが、小説発信のガンダムという事を感じさせない人気ぶりです。
世界観や設定云々より、見た目のインパクトが大きいので、ユニコーンを知らない人も買っているのかも知れませんね。


真正面から見ると、その頭身の高さに違和感を感じてしまうんですが、俯瞰で見るといいバランスに感じます。
カトキさんのデザインはこの角度から見るのが基本ですかね。
但し仮組みなので、バラし易いようにパチンとはめ込んでいない部分があるので、プロポーションは微妙に異なると思います。

これをバラして塗装すると思うと……(汗)
もうこのままでもいいかなという衝動にも駆られますが、パチ組みで紹介されているサイトはたくさんあるので、やはり当初の予定通りに塗装仕上げにすることにして、新年はこのユニコーンをパーツ状態まで分解する事から始める事になりそうです……

それにしても脚部のボリュームと長さは圧倒的ですね。



サイド及びリアビューも圧倒的な情報量です。
巷で指摘されている膝関節の可動域の狭さ(90度位?)は、ユニコーンというキャラクター故にあまり気にならないのですが、つま先の開き具合を決定する股関節のロールについても、装甲が干渉してしまうのでかなり不足気味です。
美しい立ち姿を再現するためにも重要なポイントですので、変形及びプロポーションに影響を与えない範囲で改良したい部分ですね。



RX-78-2ガンダムVer.kaの完成品が手元にないので、過去に作ったVer.O.Y.Wと並べてみました。
身長の違いはともかく、その頭身バランスはまったく異なります。
角の長さもここまで異なるんですねぇ……
逆に言えば、ここまで違うのにガンダムに見えるユニコーンのデザインの優秀さが際立っているという事でしょうか。



未完成品ですが、カトキさんがユニコーンのデストロイモードをデザインするきっかけになったと言われているウイングガンダムVer.kaと並べてみました。
初めてウイングガンダムVer.kaを見た時は、頭ちっさ!脚なが!!と思いましたが、ユニコーンと比べると凄くまともに見えます。
それ程、ユニコーンの特異なプロポーションが際立っているという事ですね。


ということで、年内に何とか一応の形まで持っていく事ができました。
これからバラし作業になるのですが、ユニコーンのキットの特徴として今までのガンプラと比較して非常に薄いパーツが多いので、パキっとやらないように細心の注意を払っての作業となりそうです。

今年ももう終わりですね。 彗星ブログ2007総集編 その2

2007-12-29 23:54:24 | ガンダム・模型情報
本日はガンダム00の放送がなくてとても淋しいのですが、気を取り直して昨日お送りした今年の模型完成品の総集編の続きです。



ザクに続いて発売されたMGゲルググのVer.2.0です。
最初のゲルググは、好き嫌いがはっきり分かれるモデルでしたが、装甲の分割など従来の模型とは一線を画す部分がふんだんにあり、Ver.2.0ではどのような驚きを見せてくれるのかが非常に楽しみでした。

発売されたVer.2.0は、最初のモデルを正常進化させた感じで正直驚きはあまりなかったのですが、Ver.1.0(便宜上こう呼びます)の最大の弱点でもあった関節の脆弱さはなくなり、ボリュームのあるボディをしっかりと保持する関節の確かさは、製作から暫くたった今でも変わっていません。




キットでは主に内部フレームに力を入れて開発されていたので、塗装でもそのこだわりの内部フレームを再現するのに拘りました。
完成後、一切外装を外した事はありませんが、角度によってチラっと見える時に実感する事ができます。




MGの記念すべき100体目、ターンエーガンダムも勿論製作しました。
各部をシャープに仕上げる事と、ナノスキン装甲をイメージしたパール塗装がテーマでしたが、写真ではイマイチ伝わらないですね……

バンダイのパワーを改めて感じたのと、キット製作のイメージ作りのために久しぶりに見た映画『地球光』『月光蝶』が面白かったです。




続いては、アニメ界で今年一番の話題を提供した作品『新劇場版 ヱヴァンゲリヲン:序』を見て盛り上がった気持ちのままに製作したEVA初号機です。
キットは勿論劇場公開に合わせてリニューアルされた新キットで、テーマは冒頭の夜間戦闘シーンの再現でした。
これでもかという位に蛍光カラーを使用したビビットな色になっていて、経年変化での色飛びが心配でしたが、今のところその兆候はありません。

普段多用しているガイアカラーのクリア系蛍光カラーではなくて、GSIクレオスの顔料系蛍光カラーあってこその塗装でした。



ターンエーガンダムと同時進行で作っていた、MGザク2.0を使ったボルジャーノンもどきですね。
各部のディテールを埋めて大きめのモノアイを埋め込んだだけの物ですが、この色にするだけでボルジャーノンっぽくなるから不思議です。
これが今年4体目のザクになりました……




エヴァに続いて2体目の非ガンプラですね。
発売されたのはストライクフリーダムと同じ頃だったと思います。ストフリと同様に体調不良で放置していた物でしたがようやく完成させる事ができました。



塗装についてはグレーがメインなので地味な印象かも知れませんが、自分の中で20年来の疑問だったエルガイムMK-IIに似合う色とは?という疑問に一応の決着が付けられたと思います。
放置していた事により、ある程度のスキルが身についてからの塗装になったのがよかったのかも知れません。



今年始まった新番組『機動戦士ガンダム00』の主役メカであるエクシアのHGモデルですね。
1/144サイズは久しぶりだったので、その小ささの驚いた覚えがあります。
コレクションモデルなので、一部合わせ目を残した部分もありますが、塗り分けに関しては異常に拘って細部まで再現したような気がします。
これは同時期に発売されたHCM-PROが更に小さいながらもほぼ完璧に塗り分けられていたのに対抗してでしたね(笑)
MGと違ってパーツ割りが大まかなので、正にマスキング地獄でした……



同じくガンダム00からHGユニオンフラッグです。
成型色が淡い感じのブルーだったので、よりカラー設定や劇中のイメージに近づくように色味を選んだ気がします。
早くグラハム専用カスタムフラッグを横に並べたいですねぇ。



先程と同じエクシアですが、こちらは1/100スケールのキットになります。
デザイナーである海老原氏のイラストに描かれている淡い色調を再現するのがテーマでした。
価格、組みやすさ、ディテールが高次元でまとまっている好キットでした。




ここまで来るとつい最近の気がします。
HGUCでリリースが開始された『逆襲のシャア』シリーズの第1弾ヤクト・ドーガをこれまた2体同時に完成させました。
これもメインターゲットの1/100サイズではありませんが、逆シャアシリーズのMSは大柄なので見栄えはいいです。

2体作ったのは、兎にも角にも金と銀、赤と青というコントラストの機体を並べたかったという理由ですが、2体分の製作は大変で何度も心が折れそうになりました(笑)



久しぶりのMGはデスティニーガンダムでした。
通常版でエクストリームブラストモードのメッキ関節に近くなるように塗装で再現するのと、デスティニーのグレー掛かったPS装甲をメタリックで再現するのがテーマでした。
メタリック表現はかなりドアップでないと分からないのと、後日入手したエクストリーム~版の『光の翼』を使ってしまったので、コンセプトがよく分からない完成品になってしまいましたね(汗)



この頃からは画像加工なんかも始めたりしました。多用し過ぎると元の完成品の状態が伝わらなくなってしまいますが、アクセントとしては面白くてデスティニーというアイテムにはマッチしていたと思います。



2007年の模型製作のトリとなったのは、このHGティエレン地上型となりました。
MGユニコーンガンダムも製作しているのですが、完成品を年内にお披露目するのは進行状況からみて間に合わないようです。

HGティエレンは、低価格でありながらかなりのボリュームで、劇中イメージの再現度も高いです。
ダメージ再現という、自分の引き出しにないことをやっちゃっていますが、劇中でのティエレンの活躍とイメージイラストのカッコ良さに触発されてしまったんですよね(笑)
今後発売されるティエレンタオツーは、ソーマ機らしい乙女チックなカラーにチャレンジしたいと思います。


ということで、2回に分けて彗星ブログでの模型完成品の総集編をお届けしました。小スケールのキットも含みますが、後半はけっこう多くの完成品を残していたんですねぇ…

次々と発売される新製品の全てを組んだわけではありませんが、今年組んだ中でのベストキットは、やはり4体も作ったMGザクVer.2.0でしょうか。
1/100エクシアやMGデスティニー、そして今作っているMGユニコーンも素晴らしいキットだと思います。

来年も数多くのキットが発売されると思いますので、一年後どのような完成品をここに並べられるかが楽しみです。

今年ももう終わりですね。 彗星ブログ2007総集編 その1

2007-12-29 01:40:52 | ガンダム・模型情報
早いもので2007年も残すところ3日余りになってしまいました。

このブログはi-modeサイトガンダムホビー館のオマケというか本編に書ききれない『ひとり言』を書くために始めたのですが、いつのまにやら自分のガンプラ作製を晒す場所になって久しいです。
ここ最近は『機動戦士ガンダム00』のレビューも含めて多くの人に見て頂いているようなのですが、過去の記事は遡るのが結構面倒なのと、一部リンク切れの画像もあるので、ここで今年作製したガンプラを一気に並べてみたいと思います。



2007年の1発目は、2006年末に発売されたMG(マスターグレード)のストラクスリーダムでした。
とはいえ、昨年来からの体調不良のおかげで暫くお休みしていたこともあり、完成したのは5月に入ってからでした(汗)
2007年の殆ど半分はガンプラ作ってなかったんですねぇ……

自分がガンプラを作る時には、毎回何かしらの裏テーマをもって製作するのですが、このストフリはPS装甲の再現とフルバーストモードに匹敵する関節表現でした。



彗星の模型製作環境で2007年に大きく変化した事はエアブラシの実戦投入です。このストフリがエアブラシ投入の第1弾ですね。
特にグラデーション塗装とかをしているわけではないのですが、関節のゴールドを始めとしたメタリック塗装や蛍光カラーを調合した各色の塗装等、エアブラシ投入の恩恵は計り知れないですね。

それまでは缶スプレーで塗っていたので既存の色しか使えなかったのですが、ガイアノーツから発売されているガイアアラーを使用できるようになったのも大きかったです。このストフリの赤のように、PCのモニター上でも滲んでしまう程の蛍光レッドはガイアなくしては無理でしたね。

ストフリ自体は、背面ウイングユニットの後ハメ加工やドラグーンの成型8本等、今まで作った中で最高ランクの難キットでした。もう二度と作りたくないですね(笑)




第2弾はMGガンダムVer.O.Y.W(通称ペガン)を使用したRX-78-2ガンダムでした。
本当はVer.ka等の発売中のキットを総動員した彗星的RX-78の集大成にしたかったのですが、製作中に聞こえてきた噂によりVer.2.0の発売が決定的になった事でテンションがだだ下がりになり、単にペガンを完成させただけに留まりました。
そのVer.2.0は当時より更に発売が決定視されているものの、現時点ではまだ何もかもが霧の中です。



とはいえ、バズーカを2本装備して最終決戦仕様にしたり、全身のモールドを埋めたりとちょいちょい努力しているのが伺えます(笑)
塗装については、初めて黒立ち上げのグラデーション塗装に挑戦したモデルでもありますね。
当時は要領を得ていなかったり、MAX先生の用法を真面目に守っていたりして、現在の数倍の手間と時間が掛かっていましたねぇ……



第3弾は2007年最大の話題キットだったかも知れないMGザクver.2.0です。
何を思ったか2体同時進行での製作で、緑色の通常色とオリジナルのミリタリーカラーになります。
ザクVer.2.0はここであれこれ言う必要のない傑作キットで、2008年からは待望のバリエーション展開も始まる事で、今後我が家に何体のザクが集まっていくのか楽しみであり不安です。



塗装は白を多く配合した淡い色味になっていて、武器のメタリックやHGトリプルドムから流用した爆煙パーツ等、エアブラシにも慣れてきた頃です。



第3弾はMGシャアザクver.2.0です。
緑→茶色ときて3体連続でザク作っていた事になります。
胴体を明るめの赤にしたりと理想のシャアザクを追求したつもりですが、今見ると本体色がキツ過ぎる感がありますね。
前回のザクあたりから、プラプラさん製のレンズ等のデコレーションパーツを使用しています。



またまた2体同時進行で、MGグフとグフカスタムを同じ色で塗ってしまうという暴挙に出てしまいました。
この頃にはMGゲルググVer.2.0が発売されることが告知されていたので、ゲルググ発売までにジオン系MGを意欲的に製作していた頃ですね。
以外?にも、MGグフ系を作るのは初めてだったので、MGザク2.0の後ではその設計の古さに驚きでした(汗)



見た目上の弱点である手首と動力パイプをザク2.0から流用したり、デカールでザク2.0との統一性を図ったりしていますが、やはりグフも2.0の発売が待たれるキットの一つですね。



物凄い古いキットのMGドムも作りましたね。
古いながらもそのフォルムや構造は今でも第一線級の傑作キットだと思います。
武器のメタリック表現に拘っていた頃で、今見ると自動車のマフラーみたいでミリタリー感は皆無ですね(汗)
隊長のザクさんに出てきたファイヤーパターンのドムを思い出します。



MGギャンは比較的新しいキットだけあって、非常にデキがよくて凄く新鮮でした。
背景になっているのは、今年発売されたコトブキヤのメカニカル・チェーンベースです。それっぽく塗装して子供の頃の夢、ジオン秘密基地の再現です(笑)



この状態で飾っていたら、シルードの重みからか展示棚から落下していて絶望しました……orz
折れてなくなっていた頭部の角も今ではちゃんと修復してあります。


このギャンの記事を書いたのが7月の終わり頃。長くなってしまったので、後半は明日にでもお送りします。

MG ユニコーンガンダムVer.ka ハジメました♪ その2

2007-12-27 01:19:01 | ガンダム・模型情報
早い方はもう組み上げているかも知れませんが、我が家のユニコーンは現状こんな感じです。

最終的には塗装する事になるので、いわゆる仮組みの状態なのですが、各パーツは洗浄したらすぐにでも塗装に入れるように表面処理をしながら組み立てているので、なかなか進みませんねぇ……


話は変わりますが、先日ウチに遊びにきた友人がザクVer.2.0を見ていたので、これ凄いでしょ?指も全部動くし、膝やヒジもここまで曲がるし…
みたいな説明をしたのですが、彼女曰く人の形をしているモノの指や膝が曲がるのは当たり前なんじゃないの?どこが凄いのか全然わかんない??
との事……

模型とかに全く興味の無い人の意見というのはこんなものなのかも知れませんねぇ……
こちらとしては、ガンダムのお腹からコアファイターが露出していたり、ザクの足首が固定だったり、ドムの上半身が表裏2パーツだったりした頃からガンプラの歴史を見てきているので、現在のガンプラを見て凄いと感じるのですが、比較対象を持たない人にはその進化が分からないんでしょうね……

その彼女から見ると、ユニコーンは耳(角ね)が大きくて、ピンク色なところがカワイイらしいです。カトキさん、岸山さんゴメンナサイ……orz


そんな評価は置いといて、ガンプラの歴史を見続けていた者から見れば、このMGユニコーンはもう驚きの連続だったりします。
外装パーツは安全基準にうるさいバンダイにしては相当攻め込んだ薄さになっていたり、その逆に芯になるフレームは複雑な形状を1パーツで成型されていて、組み易さと強度が両立されていたりします。

ユニコーンモードからデストロイモードへの変身も、ストレス無くとは言いませんが、各所でロック機能が働いていて、パーツがポロポロと外れることもないので、この手の変形モデルにしては安心して取り扱う事もできます。

パーツ数はハンパじゃなく多いですが(特に脚部)説明書通りに組んでいけば、パチ組みなら1日じっくり取り組めば完成できるのではないでしょうか。
反面、複雑な形状のパーツが多いので、表面処理をじっくりと取り組むと途端にハードルは上がります。

カトキさんらしいゆるいアールで構成された面や、複雑怪奇な面構成をしたパーツの一つ一つにペーパーを当てていると、もうカトキさんからの挑戦状じゃないかとさえ思えてきます(笑)


集光性樹脂で成型されたサイコフレームはクリアパーツの為に裏側のダボ(接続ピン)が目立つのが気になります。
裏からシルバーなどを塗ると余計にダボ穴が目立ってしまうので、パーツを透けなくするには表から塗装することになりそうです。
この塗装の厚みのクリアランスを稼ぐ事が塗装派の課題という事になりそうですね。

何とか年内に完成できたらいいなと思いつつ(じゃないと大掃除できないんですよね)、今日もペーパー片手にパーツとにらめっこです。

ガンダムエース&模型誌感想 2月号

2007-12-26 00:47:12 | ガンダム・模型情報
今月も各模型誌(モデグラは買ってないんですが…)及びガンダムエースが発売されました。
今月号では特にスクープとなるような新製品の情報はありませんでしたが、製作が全然追いついてないので、こんな月があってもいいですね。
各誌、発売されたばかりのユニコーンガンダムをメインに扱っていて、現在製作中の自分としては、とても楽しめました。


■ガンダムエース2月号
何といっても目を引くのは先日コチラでも内緒で紹介した3機の新ガンダムです。
『ガンダムスローネ』と名付けられたそのデザインは、冒頭のピンナップでステルス形状?のハンブラビとウエーブライダーを描かれている鷲尾直広さん。
あくまで個人的な感想なのですが、ガンダム00に登場する数々のメカデザインは、どれもどこか新しさを感じるものでしたが、このスローネはどうも…Z-MSVに出てくるような中途半端な印象ですね(汗)
なんかバーザムを始めて見た時の衝撃と脱力感を思い出しました。ピンナップのハンブラビとZはカッコイイと思うので、色が付いたりすればまた印象が変わるのですかね。

デザインを最初に見た時は、フラッグあたりをベースにした他陣営が開発したガンダムモドキだと思ったのですが、2号機ツヴァイを見ると背面にGNドライブらしきものがあるのが気になります。
ちなみにスローネとは、天使の中で第3位に数えられる上級天使である座天使の呼び名。女神転生とかに馴染みのある方はソロネといった方が分かりやすいかも。
このネーミングからはソレスタル・ビーイングが開発したガンダムの可能性の方が高いですかね?!

新ガンダムらしく早くもHGでもキット化が決まっていて試作品も掲載されていますが、コンナノダスナラ、イナクトダシテクレ…

その他00関連のトピックでは、プトレマイオスにいるハロの兄弟が弟だったこと(笑)てっきり妹だと思ってましたよ。
更に絹江・クロスロードの取材手帳では、劇中に出てきた松原さんがイオリアのひ孫とのこと。てっきり松原さんの曾おじいさんが材料工学の権威で、イオリアにスカウトされたのだと思っていましたが、松原さん自身がイオリアのひ孫とは……マジデ??もうしそうなら、普通に生活などできそうにないのですが(汗)

ジ・オリジンはサイド6編に。ミライさんのモテ期到来です。
概ね劇場版と同じ展開ですが、スレッガーとミライさんの体格差がすごいことに……
オリジンのスレッガーは井上真樹夫さんの演じる二枚目路線とは少し違うようですね。

ガンダム00外伝『ガンダム00F』では、非常にタイムリーな展開でマスード・ラフマディー誘拐の裏側が描かれています。
この時代では石油エネルギーを使用するには、それを燃やして増えるのと同量の二酸化炭素回収義務が定められているようで、大変なお金が掛かるその義務がアザディスタンを始めとする中東諸国の足枷になっているようです。

今回明かされた事実として、フェレシュテにはGNドライブが1基しかないようで、保有する各第2世代ガンダムの改良型を投入するには、その都度GNドライブの乗せ換えが必要なようです。

これで現状判明しているGNドライブの数は4+1(Oガンダム分は不明)になりました。今回登場したキュリオスのプロトタイプになるアブルホール(タイプF)は、キュリオスと異なりGNバーニア以外でも飛行することが前提の為か、航空機然としたデルタ翼に水平・垂直尾翼を持ち、もうまんまYF-21といった印象です。
変形も完全な人型にはならず、いわゆるガウォーク形状のみに変形します。
この形状が個人的にとても好みで、変形メカは完全な人型に変形するよりは、少々異形の部分を残しているようが好みです。

今回は本編キャラも多数登場する中、王留美さんも出演。フェレシュテに対しても当然の事ながら強い権限を持っているようです。
太陽光エネルギー受信アンテナ付近での戦闘(アニメではカスタムフラッグとデュナメスの死闘が行われていた場所)が開始された頃、その付近にはフォン・スパークが搭乗するアブルホールも潜伏していたという事ですね。
アブルホールは、エクシアが使用していた外壁部迷彩皮膜も使用。

ミサイル攻撃を仕掛けた敵(サーシェスのイナクト)を追うフラッグファイターが目標を見失ったのは、デュナメスの発するGN粒子の影響ではなく、このアブルホールが発射したGN粒子を散布する弾頭の影響だったという事実。
この辺の本編とのリンク具合が面白いです。
サーシェスのイナクトと接触するアブルホールは、ガンダムである事を秘匿する為にGNバーニアを停止、ブラズマジェットに推力を変更しています。
プラズマジェットは、ユニオンフラッグにも採用されているこの世界では既存の技術。

そして接触したフォン・スパークとサーシェスは旧知の間柄だったようで、更にクルジス共和国とサーシェスの関係をフォン・スパークが知っていることからフォン・スパークも彼に従事した少年兵なのかも知れないですね。
そしてスメラギさんの決定した無謀なプランというのは、第13話『聖者の帰還』で描かれる部分なのでしょう。

ガンダムユニコーンでは、第4巻特装版に付属するビームガトリングガンの試作品が掲載。
その形状はカトキさんらしく、クエス用ヤクトに装備されていビームガトリングの発展形。
どうやら1冊につき2丁付属するようで、シールドの下に2丁装備した姿が見られるのはココだけ。自分も当然注文しました。
同時に刊行された第3巻ももちろん入手、表紙に描かれたシナンジュがカッコイイです。ヨニコーンの隣に並べたいので、こいつも是非MG化を期待したいですね。


■ホビージャパン2月号
巻頭特集はもちろんユニコーン。カトキさんのコメントを始めとして、ストーリーのあらすじ、そして嬉しい事に今までガンダムエースで小出しに掲載されていたメカニック設定画を一挙掲載。HPでも見ることができるのですが、紙媒体でいつでも見られるのが便利です。

作例ではユニコーンモード、デストロイモードでそれぞれ非変形モデルとして作りこんでいるのが好印象です。
自分も現在作成中なのですが、やはり各形状に特化した方がまとまりが格段にいいですね……悪魔の誘惑だ。

インタビューではお馴染みバンダイの岸山さんと天才設計士大須賀さんのバンダイ最強タッグのお話。カトキさんとのやりとりにMGユニコーンガンダムを生み出すにあたっての鬼気迫る経緯が伺えます。

特集では他にもジェガン及びクシャトリアのスクラッチ。クシャトリアは先月号に掲載されたオラザク受賞作品をブラッシュアップした物のようです。


新製品紹介では、ホビージャパンに掲載されている黒三ザクRが一番製品版に近い成型色のようです。今まで黒三ザクをカッコイイと思った事はあまりないのですが、これはイイですね。脚部の形状も今までに無く本体に馴染んでいるように感じます。

『ガンダム00V』では、ユニオンフラッグ陸戦重装甲型が掲載。
オリジナルのフラッグのデザイナーでもある福地さんによって書き起こされたデザインは、アニメ本編にも急遽登場することが決定したようです。
端的に言えばフルアーマータイプのフラッグなのですが、とても良くまとまっていて、アニメ本編に登場するのも頷けます。

また福地さんにより、フラッグの素体と共通するディテールが描かれていて、その中にはグラハム専用カスタムフラッグのドアップで描かれていた複眼のセンサー部や左頬に描かれた模様がグラハム専用機だけの物ではなく、全てのフラッグに共通する意匠だったのが読み取れます。
この陸戦型フラッグは、日本の沖縄基地に配備されているらしく、その沖縄基地でのエクシアとの戦闘シーンが語られているので、アニメ本編に登場するシーンというのはこの沖縄基地での戦闘なのでしょうか。


そして久々のR3シリーズの新製品になるウォーカーギャリアのCADデータも公開されています。24年ぶりになる1/100ウォーカーマシンの再販も決定されていて、この1/100ウォーカーマシンに施されているミリタリー的アレンジとの兼ね合いがR3版ギャリアの最大の難題なのかも知れませんね。
個人的にはあまり1/100キット群に引っ張られ過ぎないで、アニメでのフォルムを追求して欲しいなと思います。
発売予定は春頃…


■電撃ホビーマガジン2月号
電ホビの目玉は、TOP写真でも紹介したアストレア改造パーツ。
HGエクシアを使い、電ホビの『ガンダム00P』に登場するアストレア及びガンダムエースの『ガンダム00F』に登場するアストレア・タイプFのどちらかを選んで製作が可能に。

武器が付いていないのが拍子抜けですが、パーツ交換で比較的簡単に外伝MSを再現できるのはありがたいですね。
全塗装が必要なタイプFより、部分塗装で済みそうなアストレアの方が作りやすいと思いますが、豪気な人は2冊買って2タイプともに再現するのもいいですね。
自分は……当分作る時間が取れそうにありません(汗)

巻頭のユニコーン特集では、岩田トシオさんによるグラデ塗装でのユニコーンガンダムの作例。
この岩田トシオさんによる空気遠近法を利用したグラデーション塗装は、自分もよく参考にさせてもらってます。

考察コーナーでは、ユニコーンの特徴的な白とサイコフレームの発光状態を様々な表現方法を使って紹介されています。
個人的にはフレームが透けているのにとても違和感を感じているので、ここらへんがポイントになると思います。
裏からシルバーを吹くとよけいにダボ穴が目立つので、一考が必要ですね。

白い部分はカトキさんのイラストのような暖色系ホワイトで再現したいところです。

他には空リュウによるZプラスを芯にしたリゼルのスクラッチと大迫力のクシャトリアのスクラッチ。
リゼルはサイコロみたいでカッコイイとはあまり言えないのですが、きちんとウイーブライダーに変形することろが凄いです。
クシャトリアはとにかくもうボリュームがとんでもない事に!
もしもMGで発売されたら、サザビーを軽く凌駕するボリュームになりそうです…価格もね(汗)

インタビューはバンダイ岸山さんと原作者である福井晴敏さん。


『ガンダム00P』では羽音たらくさんによる各キャラクターのカラー設定画が掲載されています。この中にフェルト・グレイスの亡くなった両親がいる訳ですね。
亡くなっているという話をまともに信じれば、父親は唯一の男性であるルイード・レゾナンス、母親はマレーネ・ブレディ(いずれも偽名、当然フェルドの偽名)ということになるのかな。
シャルは生き残って『ガンダム00F』でフェレシュテの管理官になっているし、ガンダムマイスター874は、同じく『ガンダム00F』に登場するハナヨでしょうし……

ショートストーリーでは、アストレアを使ったGNランチャー(ヴァーチェのGNバズーカの前身)とプロトGNソード(もちろんエクシアのGNソードの前身)のテストの様子。
グラハム専用カスタムフラッグもそうですが、この世界は搭乗者の利き腕がモビルスーツに繁栄される設定が面白いです。


最後に各誌共通の企画として、MIAで発売されたばかりのデュナメス、キュリオス、ヴァーチェのクリアカラーエディションを誌上通販で購入できます。
個人的にはこういうクリア物にはまったく食指が動かない人なのですが、限定物スキーな方はこのチャンスを逃がさないようにゲットして下さい。

MG ユニコーンガンダムVer.ka ハジメました♪

2007-12-22 00:33:24 | ガンダム・模型情報
年末の大物キットMGユニコーンガンダムVer.kaの製作をハジメました。

少し前は年末の大物キットというとPG(パーフェクトグレード)が定番でしたが、バンダイさんにとってPGは新しいテーマへの挑戦的意味合いが強かったと思うのですが、その意味ではこのMGユニコーンもバンダイさんの新しい挑戦に溢れた意欲的なキットに感じます。



今回のユニコーンは、Ver.kaの名前が示す通りユニコーンガンダムのデザイナーでもあるカトキハジメさんの全面プロデュースによるキットなので、通常のMGと違い白箱です。
パッケージイラストもカトキハジメさんのイラストを再現したCGによるユニコーンモードをバックにデストロイモードの立ち姿という美しいレイアウトになっています。



箱を開けるとギッチリと詰まったパーツを押さえる為の帯が差し込まれています。
今までのMGではあまり見かけない帯で、この辺りにもカトキさんのこだわりが感じられます。
そういえば、以前のMGでは箱と同サイズの中蓋がありましたが、コストダウンからかいつの間にかなくなってしまいましたね。

その帯にはバンダイさんの自信溢れるコメントが―
私たちは「ユニコーンガンダム」の特徴“サイコフレームの発光”を再現するため、さまざまなトライを行いました。
その結論としてお届けしているのが「特殊集光性樹脂で成型したサイコフレームパーツ」です。
形状の端面が発光する材料特性と、カトキハジメ氏のデザインする精密ディテールとの融合による、サイコフレームのまばゆい輝きのイメージを再現しました。

とかなりの自信を覗かせるコメントになっております。



クリアピンクの特殊素材で形型されたサイコフレーム用のランナーです。
蛍光カラーのように美しい光を帯びているパーツですが、透けているために裏側のダボ穴等が目立つのが少々気になります。
素材表示ではABSになっていますので、このパーツ自体が可動部を兼ねる所もありそうなので、塗装については悩ましい所です……


ところで、このユニコーンガンダムはアニメーション等の映像作品に登場するガンダムではないので、何コレ?って方も多いと思います。
このユニコーンガンダムは、月刊ガンダムA(エース)という雑誌にて『終戦のローレライ』『亡国のイージス』の著者である福井晴敏さんにより好評連載中の小説『機動戦士ガンダムUC』に登場する活字媒体で活躍するガンダムなのです。

活字媒体といっても、連載開始当初からキャラクターデザインに安彦良和さん、メカニックデザインにカトキハジメさんという協力タッグが加わることにより、挿絵及びデザイン画でその姿を見せてくれています。
ユニコーンガンダム最大の特徴であるシンプルなユニコーンモードから、ガンダムタイプであるデストロイモードへの変形(変身)は巧みに隠され、その事実を知った時は本当に驚きました。

仕掛け人である福井さんやカトキさんからすると、してやったりの反応をしてしまった自分ですが(笑)
ユニコーンモードの設定画を見て、これがガンダムタイプに変形することを見て取れた人は殆どいないんじゃないでしょうか。分かっていた人は相当のデザインを見抜く眼力を持っていると自負していいと思いますよ(汗)



機動戦士ガンダムユニコーン PV

上の画像は小説第1巻、第2巻の同時刊行の際に製作された『機動戦士ガンダムUC』のプロモーション映像です。
シャア・アズナブル役の池田秀一さんによるナレーションにより、ガンダムユニコーンの世界観が語られており、また短いですがガンダムユニコーンがアニメーションで楽しめます。
まるでエヴァのように拘束台を引きちぎり動き出す場面や、ファンネルによるオールレンジ攻撃をかわしながらユニコーンモードからデストロイモードへと変身を遂げる場面がものすごいクオリティで描かれているので、未見の方は是非ご覧下さい。

映像の最後には、シャアの再来と言われるフル・フロンタルの劇中のセリフを池田さんが読み上げているのですが、これがもう…ゴニョゴニョ……

これを見ると映像化された『機動戦士ガンダムUC』も見たくなっちゃいますね。