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MERSでアジア初の死者=マレーシア

2014-04-17 10:19:15 | マレーシア
マレーシア保健省は17日までに、54歳の同国人男性が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスによる重症肺炎のため13日に死亡したと明らかにした。MERSで死者が出たのはアジアでは初めてという。地元メディアなどが報じた。
 イスラム教の巡礼でサウジアラビアを訪問した男性は3月29日にマレーシアに帰国。発熱やせき、呼吸困難の症状が出て、今月10日に入院していた。
 MERSコロナウイルスは、重症の肺炎や下痢などの症状を引き起こす。これまでに、中東や欧州などで感染者が報告されてきた。