マレーシア保健省は17日までに、54歳の同国人男性が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスによる重症肺炎のため13日に死亡したと明らかにした。MERSで死者が出たのはアジアでは初めてという。地元メディアなどが報じた。
イスラム教の巡礼でサウジアラビアを訪問した男性は3月29日にマレーシアに帰国。発熱やせき、呼吸困難の症状が出て、今月10日に入院していた。
MERSコロナウイルスは、重症の肺炎や下痢などの症状を引き起こす。これまでに、中東や欧州などで感染者が報告されてきた。
イスラム教の巡礼でサウジアラビアを訪問した男性は3月29日にマレーシアに帰国。発熱やせき、呼吸困難の症状が出て、今月10日に入院していた。
MERSコロナウイルスは、重症の肺炎や下痢などの症状を引き起こす。これまでに、中東や欧州などで感染者が報告されてきた。