豪州、東南アジアでインド株猛威 ワクチン遅れも一因

オーストラリアや東南アジアで感染力が強いとされる新型コロナウイルスのインド型変異株（デルタ株）の流行が拡大し、相次いで行動制限など規制が強化されている。各国は欧米に比べて遅れているワクチン接種の拡大も急ぎ、デルタ株を押さえ込みたい考えだ。

豪シドニー全域封鎖 デルタ株の感染抑止で 新型コロナ

　【シドニー時事】オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州は26日、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株、デルタ株（インド型）の感染拡大を抑えるため、豪最大都市シドニーの全域でロックダウン（都市封鎖）を実施すると発表した。

「封建的」「男性が支配的」 夫婦同姓合憲、海外で報道

同じ姓でしか婚姻手続きができないとする法律の規定を合憲と判断した23日の最高裁大法廷の決定について、海外メディアも相次いで報じた。結婚をするためには夫婦別姓が選べない現状について、否定的な論調が多かった。

インドネシアのコロナ感染、過去最多 変異株が猛威

インドネシアで新型コロナウイルスの感染が急増している。政府が21日に発表した1日当たりの感染者数は1万4536人で、過去最多を記録した。この日、国内の累計感染者数も200万人を超えた。国内では感染力の強いインド型の変異株（デルタ株）への警戒を強めている。