ネパール中部で発生した大地震は28日、がれきの中に取り残された被災者の生死の境目とされる、発生後72時間を経過した。国連によると、同国の人口の3分の1にあたる約800万人が被災。軍兵士10万人が動員され、行方不明者の捜索が行われているが、主要なインフラが破壊されており、救助活動は難航している。同国のコイララ首相はロイター通信に対し、犠牲者は1万人に達する恐れがあると語った。
25日にネパールで起きたマグニチュード(M)7.8の大地震で、周辺国を含めた死者の数が2500人を超えたことが分かった。
26日にはM6.7の強い余震が発生。多くが屋外での避難生活を送っているカトマンズの住民らの間にはパニックが広がった他、仮設テントで治療が行われている病院では建物崩壊を恐れた職員らが屋外に避難した。また登山者らによると、エベレストではこの余震により再び雪崩が発生した。
26日にはM6.7の強い余震が発生。多くが屋外での避難生活を送っているカトマンズの住民らの間にはパニックが広がった他、仮設テントで治療が行われている病院では建物崩壊を恐れた職員らが屋外に避難した。また登山者らによると、エベレストではこの余震により再び雪崩が発生した。
ネパールで25日午前11時56分(日本時間午後3時11分)ごろ、マグニチュード(M)7.9の地震が発生した。米地質調査所(United States Geological Survey、USGS)によると震源は首都カトマンズ(Kathmandu)の北西81キロ、観光名所ポカラ(Pokhara)の東68キロの地点で、震源の深さは15キロ。
インド東部ビハール(Bihar)州を襲った強い嵐の影響で少なくとも33人が死亡し、家や土地、農作物などが被害を受けた。同国当局が22日に発表した。
豪ニューサウスウェールズ(New South Wales)州は20日から21日にかけて「豪ニューサウスウェールズ(New South Wales)州は20日から21日にかけて「10年に一度」の強い暴風雨に見舞われ、これまでに3人の死亡が確認されている。