北朝鮮金総書記と中国国家主席会談

中国と北朝鮮の国営メディアは30日、北朝鮮の金正日総書記が中国・吉林省長春で胡錦涛国家主席と会談し、「次の世代」のために両国が友好関係を維持していくことが重要との考えを強調したと報じた。

パキスタン 洪水被害

パキスタン南部のシンド州タッタでは、兵士や地元自治体の職員らが洪水から街を守ろうと「戦闘態勢」で堤防の修理にあたっている。

　シンド州は今回の水害で最も大きな被害を受けた州で、同州23地区のうち19地区が通常の40倍の水量になったインダス川からあふれた水に漬かった。
　
　援助団体は、栄養失調と汚れた水による感染症が、特に子どもたちの間で流行する恐れがあると警戒している。パキスタン政府はこれまでに1600人が死亡、2366人が負傷し、数百万人が食糧不足と病気の危険にさらされているとしている。

スマトラ島 火山噴火

インドネシア、スマトラ島北部のシナブン山（2460メートル）が29日噴火し、近隣の村から多数の住民が避難した。

金正日総書記 中国国家主席と会談か

韓国の聯合ニュースとYTNテレビは27日、金正日総書記を乗せたと思われる車を含む約30台の車列が、中国・吉林省の省都、長春のホテルに入ったと報じた。

　聯合ニュースは外交筋の話として、金総書記が27日中にも中国の胡錦涛国家主席と会談する可能性があると報じた。

北朝鮮金総書記 訪中か

韓国政府高官は26日、北朝鮮の金総書記が同日未明に特別列車で中国を訪問した可能性があることを明らかにした。金総書記の訪中が確認されれば、今年で2回目となる。

　韓国のアナリストらは、訪問の目的について、中国側にジョンウン氏を後継者として紹介し、支持を取り付けることと、経済援助を要請することではないかと見ている。
また、カーター氏の平壌滞在中の突然の訪問は、北朝鮮側が米国との緊張打開を時期尚早と見ていることの現われだと指摘する。