韓国の放送局や銀行などが狙われた20日のサイバー攻撃で、韓国政府対策本部は21日、攻撃に用いられた不正プログラムが中国内のIPアドレスから送信されていたと発表した。北朝鮮による過去のサイバー攻撃も中国のIPアドレスが利用された疑いが強く、大統領府高官は今回も「北朝鮮による攻撃である可能性が高い」との見方を示した。また韓国政府筋は、北朝鮮が最近、米国など敵対勢力からサイバー攻撃を受けたと主張し反撃をほのめかしていたことに注目。原子力発電所や鉄道など基幹施設の警備強化も検討していることを明らかにした。
韓国の放送局や銀行などが狙われた20日のサイバー攻撃で、韓国政府対策本部は21日、攻撃に用いられた不正プログラムが中国内のIPアドレスから送信されていたと発表した。北朝鮮による過去のサイバー攻撃も中国のIPアドレスが利用された疑いが強く、大統領府高官は今回も「北朝鮮による攻撃である可能性が高い」との見方を示した。また韓国政府筋は、北朝鮮が最近、米国など敵対勢力からサイバー攻撃を受けたと主張し反撃をほのめかしていたことに注目。原子力発電所や鉄道など基幹施設の警備強化も検討していることを明らかにした。