人類が滅亡するまでの残り時間を象徴的に示す「終末時計」が発表され、今年も過去最も短い「100秒前」のままでした。
全日本空輸と日本航空は18日、羽田と成田空港を発着する米国便の一部を欠航させると明らかにした。米国の空港周辺で携帯電話の5G移動通信システムのサービスが始まるのに伴い、米航空機大手ボーイングから777型機の電波高度計に支障が出る恐れがあると通知を受けた。全日空は20日にかけて最大計20便の欠航が出る恐れがある。日本航空は19日の旅客便3便と貨物便5便の欠航を決めた。
ノルウェーの保健当局は3日、首都オスロで11月26日に開かれた国内企業のクリスマスパーティーに参加した市民から、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が13人確認されたと発表した。オミクロン株のクラスター(感染者集団)は、韓国やオーストラリアでも疑い例が出ている。市中感染も世界各国で確認されており、急速な感染拡大への懸念が強まっている。
南アフリカなどで確認され、感染者数が急増している新型コロナウイルスの新たな変異株について、世界保健機関(WHO)は26日、デルタ株などと並ぶ「懸念される変異株」(VOC)に指定し、ギリシャ文字から「オミクロン株」と名付けた。
南アフリカなどで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたことを受け、アフリカ南部からの渡航を制限する動きが広がっています。
南アフリカやボツワナなどで新たな変異株が見つかったことを受け、イギリスは25日に新たな変異株が見つかった南アフリカやボツワナとその周辺の合わせて6つの国からの渡航を禁止すると発表しました。
これに続き、EU=ヨーロッパ連合も26日加盟国に対してアフリカ南部地域からの渡航を停止するよう要請しました。
イタリアは過去14日間以内に南アフリカなど6か国に滞在歴がある場合の入国を禁止するとしています。ドイツでも27日以降、南アフリカなどからの渡航はドイツ人が帰国する場合に限ると発表しました。
新たな変異株はこれまでで最も激しい変異が見られ、南アフリカ当局は「ワクチンの効果を弱めるおそれがある」としています。これまでに香港でも確認されていて、26日にはイスラエルでも初めて感染者が見つかりました