世界で同性婚を認める動きが広がっている。2022年には米国で同性婚の権利を保護する法案が成立したほか、キューバでも合法化された。アジアでもタイやインド、シンガポールなどで同性愛を含む性的少数者(LGBTQ)の権利保護の機運が高まっている。
アメリカ西部カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のダンスホールで21日夜、陰暦の正月(春節)を祝うイベント中に男性が銃を発砲した事件で、負傷して治療中だった1人の死亡が23日に発表された。これで死者は11人となった。容疑者とみられる男性は事件発生の約12時間後、現場から約50キロの駐車場に止めてあった白いバンの中で死んでいるのが見つかった。
モントレーパークは多くのアジア系住民が暮らしている。事件があったダンスホールには当時、大勢が集まっていた。
米ニューヨーク市の路上で中国人の女性を石で殴り死亡させたとして殺人罪に問われた男に、禁錮20年の刑が言い渡された。
ここ数年、アジア系住民が一方的に襲われる事件は後を絶たず、新型コロナウイルス感染拡大をめぐる反アジア感情との関連が指摘されている。ニューヨーク市警(NYPD)には20年、アジア人への憎悪犯罪を扱う専門チームが創設された。
世界の人口は昨年11月、80億人を突破した。国連の推計で2059年までに100億人を超える。ただ、今後の増加はアフリカなど一部地域にとどまり、日本のように経済発展を遂げ少子化が進む国々では人口が収縮する「二極化」が鮮明になる。現在1位の中国ですら増加ペースが低下。23年にはインドの人口が中国を上回り、世界最多になる。
中国での感染拡大を受け、すでにアメリカやインド、イタリア、日本、台湾などが中国からの渡航者に対し、陰性証明の提示などを義務付ける措置を取っている。また週末にかけ、新たにイギリス、フランス、スペイン、韓国、イスラエルも制限導入を発表した。