『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

病人作りのテクニック

2013年03月21日 | 閑話休題(世相、健康、独白等)
「人間ドック」「脳ドック」「心臓ドック」「定期検診」「メタボ検診」の5大検診が病気を作るんだそうな。

おっと、出た出た出てまった、ここにもひとつ。「脳卒中算定確率表」

「40~60歳代の日本人が今後10年間に脳卒中になる確率を自分で簡単に予測できる算定表を、藤田保健衛生大学の八谷(やつや)寛教授(公衆衛生学)らの研究チームが開発した。

 年齢や血圧などの数値を点数化し、合計点数を求めると確率がわかる。健康への関心を高めることにも役立ちそうだ。

 算定表は、茨城、新潟、高知、長崎、沖縄の5県で1993年に40~69歳だった男女計1万5672人を平均14年間追跡した大規模調査に基づくもので、実際に脳卒中になった人(790人)の危険因子を調べ、発症確率を求めた。年齢、性別、喫煙、肥満度、糖尿病の有無、血圧と降圧薬を内服しているかを自分でチェックし、点数を合計して表と照らし合わせる。同時に血管年齢もわかる。

(2013年3月20日10時40分 読売新聞)」

別にこういうものを作ることを否定はしませんが、裏側にある何かを感じてしまうひねくれ者の小生なのです。

基準とか指標なるものが出て、それが「葵の御紋」的な役割を果たして、「国がそういっている」ということになって、普段なら気に求めなかったことで、病人になったような気にさせられます。

この表でいきますと、ただの55才の男性だというだけでもう59%の確率ですぜ!

これだけで半病人。「念のためにお薬を出しておきましょうか?」みたいな。飲まなくても良いものを飲まされるかも、ひひひ。

たとえば、何年か前に、高血圧症の基準が設定されましたね。

なんと!  135-85  

がひとつの基準だそうで、この数値を超えると、『高血圧症』ということになるんだと。

この数字は正常範囲じゃないですかねぇ。
(小生の若い頃は「自分の年齢に100を足した数字が血圧数値だがや!」と健康診断ではねられた高血圧の上司が煙草を吸いながら言ってましたっけ。)


もしあなたの血圧が「140-88」だとしましょう。
「ちょっと血圧が高いですね。これをご覧ください。国が定めた高血圧の基準です。
あなたはこの数値を超えていますから、「高血圧症」だといえますね。ちょっと、お薬を出しておきましょう」とこうなる。

当然血液検査されます。
次回に診察するときには「コレステロールを下げる薬も同時に飲むと予防になりますから、出しておきましょう」となります。

かくして、生活習慣病の出来上がり出来上がり。

血圧が高いとそのまま「高血圧症」
小便から糖がでればそんまま「糖尿病」

ってことで、どんどん病人が量産され、薬漬けにされ、副作用でからだを弱くして、、、。

ちなみに血圧降下剤を長期に服用しますと、多くの方が、ボケるそうで。。

「認知症、それから心筋梗塞などに罹りやすくなります」と本に書かれてます。

一番、、といっていいかどうかはわかりませんが、とっておきの方法は、、、です。

書かない書かない。書くもんか!

ではおやすみ。






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