『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

(マニラでは無理な)タクシー運転手

2014年07月25日 | マニラでは無理な
あれはマニラに向かうとて、日本の自宅近くからタクシー🚕を拾って駅まで利用した時のこと。

ちょうど来たのは個人タクシーでした。
日本の個人タクシーは安心できます。
なぜならば、個人タクシーを開業するには無事故運転が必須アミノ酸なのです。
開業するためにはその運転手が安全運転者であることが必須条件ですから、「個人タクシー=安全運転車」ということが利用者にわかります。
『個人タクシー協会』のHPを参照ください。

いろいろ世間話。年配の運転手さんで、親さんの介護も経験されたとか。
その人その人の人生模様は、持って生まれた特質に経験というスパイスが加わって、独自の色合いを醸し出すのでしょうか。
わけても持って生まれた特質は、その人の「根っこ」とも言うべきもので、しっかりと人生という大地に根をおろしているものです。
介護の話、職業柄どうしても腰を痛める話、最近の客足、云々、、。
いろいろ話すうちに駅に到着。

代金はちょうど3,000円也。
あいにく小生の持ち合わせが2,000円と5,000円札。
そこで5,000円札を出したところ、

「申し訳ございません。お釣りを持ち合わせておりませんで、、。
あ、いや、お客様、これは運転手の私の不手際です。今日のお代は結構でございます。本当にすみません」とこう言うじゃないですか。

そうですか、それでは、、。というわけにはいきません。
両替をしようにも、名鉄岐阜駅の前はバスの停留所がありますので、駐車できません。

とにかくタダではいけないから、まずは2,000円を渡して残り帰国してから払うので連絡先をきこうとしたら、そのときバスが後ろにつきました。
これは堪らじと、慌ててトランクからスーツケースを出し、

「おきゃくさん、けっこうですよ、けっこうですよ。どうかお気をつけて」

と言って視界から消えてしまったのでした。

結局2,000円しか渡す事ができませんでした。
小生、以来、そのタクシー🚕に何処かで会うかもしれないので、もし出会ったらその時は必ず手渡そうと不足分1,000円を入れた封筒を毎日持ち歩いているのです。

釣りを持たぬはおのれの不手際なり

という運転手さんの心意気がいいじゃないですか。

で、話は突然マニラに飛びます。
何が違うって、タクシー運転手とトイレ🚽ほど日本と比国の違い=落差を感じる時はありません。
(トイレはまた別の機会に)
こういう日本的責任感といいますか、きちんとした運転手は(比国の他の地域は存じませんが少なくとも)マニラにはいません。(日系タクシー会社はまだ良いと聞いていますが経験がないので)

「旦那様ぁ、あっしは遠くまで乗せていくんだから50php余分に弾んでくだせえやし」とこうくる。
その根性が情けねぇ。
フィリンベストアラバンのFSMで乗るタクシーは行く先によってあらかじめ料金が決まっていて、それはたしかに割高ですが、かなり安全と言えます。運転手もまあまともです。
(流しのタクシー🚕は、他同様、ケチなのもいます。)
一方、マカティ、エルミタ、マラテ周辺のタクシーは、ロシアンルーレットみたいなもので、どんなのが来るかわかったもんじゃござんせん。
(イントラムロスで前の車の動きがのろかったのに腹を立てて、一人でブチ切れた挙句、ブロックにボディをぶつけたバカな運転手にあたってしまったのは、軽い外れクジでした。)

運が悪けりゃ、ピストル🔫でズドーン!

ダメダメ!❎❎

です。


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