『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

焦ったぜ!PAL!

2014年08月26日 | Philippines(生活全般、その他不動産等)
出発当日の朝、PALから
"Mabuhay!

Your flight from Manila, Philippines (MNL) to(途中略) Japan has been cancelled."

「今日のフライトはキャンセルです。(欠航です)」とPALからメールが入りました。こういう時は助かりますね。わざわざあの混雑する空港まで行かなくてもすみますから。
それはそれでいいのですが、メールには
For more information, you may contact us at (電話番号) or click this link:
「詳しくは下記電話かリンクサイト(URL)を(クリックして)ご確認ください」と表示がありました。

次の便の予約をするにはどうしたらいいのか、まさか追加料金が発生することがあるのだろうか、知りたいことだらけです。
何せ欠航は初めての経験ですから。

表示された番号に電話しました、、、。

「この電話は使われておりません」

あれ?そんなはずは、、もう一度、、。

同じです。使われていない、、、。

それではサイトを確認しましょう。
表示されたURLをクリック!

、、、、"Not Found"、、、

バカにすんなよ、どうなってんだよ!

なんというか、言っちゃァなんだが、こういう間の抜けたところが実に比国らしい。

こうなったら日本に電話しましょう。

(留守電案内)「営業日は月曜日から金曜日、、、、、」

何? 休みかい?君たち、今日みたいなことがあるんだから、せめて土曜日は働いてくれよ!日本も比国も土日休みかい!

仕方がねぇや。こうなったら月曜日でぃ。と腹をくくりました。

念のためにフェスティバルの中にあるPALに行ってみますと、、やはり「Closed」。

やっぱな、土日は休みか、、、。


待ちに待った月曜日。
まずは手っ取り早く日本のPALに予約。すかさず予約取れたと返事あり。

eチケットをメールで送付してくれました。

そこまではあっという間です。

ところが、小生の部屋にはプリンターがありません。

さてどうしたものか思案し、フェスティバルのPALに行けば印刷してくれるだろうと思い、早速足を運んだら、、、なんと「Closed」。

やる気あるのかよ! とイライラしますがそこは我慢。
そういえば「Petron」にPALのカウンターがあったことを思い出し、暑い中をアラバンのWest Gate方面に歩いて行きました。

ドア係りがドアを開けてくれます。初めて行くPALの出先。
「Petron」ってペトロルスタンド=ガソリンスタンドのことですが、PALのオフィスもやってるんですね。同じ地区にこういうのがあると、何かと助かります。

中に入りますと、、、ほぼ満員、、、ガクッ

番号札279、、、今は、、250、、え!29人も順番を待っているのかよ!

仕方が無いですな!待ちますか。こういう時のために文庫本を持ち歩いているのです。

「魔の山(下)」を取り出して読み始めるのですが、読書の波に乗れません。
理由はまずエアコン。
外は暑いですが中ではエアコンがききまくっています。それはそれは凄く寒いのです。
もう一つはクソガキどもが遊び始めてうっとおしくて仕方がない。
本を読むどころではありません。

このガキどもは観察する価値ありと見ました。
母親が強烈なデブちゃん。小学生(たぶん)の姉妹もデブちゃんで顔も母親のコピーのように似ています。いわば「肥満のマトリョーシカ人形」が目の前にいるわけです。
母娘3人はバッグから菓子袋をつかみ出して荒っぽく封を切り、姉の方がそれを抱えてムシャムシャ食べ始めました。すかさず妹も姉の持つ菓子袋に手を突っ込みます。母親もムシャムシャとはじめます。
3人の肥満のマトリョーシカ人形は、PALサテライトオフィスの待合室で猛烈に食べまくります。一袋が"終了"すると姉がバッグからもう一つ袋を取り出して封を切ります。母親が今度は遅れをとってはならじとクッキーを。
あのな、まともな親なら普通ここで止めるだろ!
まともじゃないので止めません。自分もぱくついています。

この幼い姉妹はブクブクでお腹も中年並みにぼっこりと出ています。
このまま行けば高い確率で母親も姉妹も糖尿病になるでしょう。
床に寝転んで雑誌を積み上げて遊んでいます。床にはお菓子がこぼれています。
無教養、躾なしの見本のような親子は比国のどこでもお目にかかれますが、流石にみっともない。
小生の後ろのご婦人が、怪訝そうに何か話しています。肥満姉妹の隣の若い男性もことのほか迷惑そう。小生、むっとして手を伸ばして雑誌を取り元の位置にこれ見よがしにドスンと音を立てるように置きました。ガキどもすぐに黙りこみます。バカな母親は何が起きているのか理解さえできない様子。
後ろのご婦人方の方を向いたら3人とも笑顔でOKスマイル。
小声で何かいうので「タガログ語がわからない」とこちらが小声で言うと、1人のご婦人が囁くような声で「あの親は注意もしない」とのこと。小生が「ずっと食べてばかりいる」と小声で言うと3人が口を押さえて笑を堪えています。
ほどなく母娘はお菓子を食べながら出て行きましたので静寂が戻りました。
家族がチケットの手配に来ていたようです。

今度はカウンターの客が活発に回転しない理由は何かと観察する必要があります。あまりにも長いのです。1人に要する時間が。どうもカウンターに来てからスタッフと一緒に考える人が多いようですね。あらかじめ予定を立ててから(PCがなければ電話で確認しておくとか)来ないのか!とイライラがつのります。
イラつきながら1時間半以上待っています。いつしかランチタイムに突入です。比国ではこういう時はお客より自分の腹を満たすことを優先しますから、突如休憩にはいることが往々にしてあります。この日もそうなってしまったら待ち時間がさらに1時間延びてしまうので不安でした。

PALはちゃんと交代で食事のようです。ホッとしました。
カウンターは美人系を揃えているのでしょうか。実にいい感じ子が多いですね。
ようやく自分の順番。綺麗な子。いとうれし。

要件は簡単です。「今朝すでに明日の便のフライトを予約している。eチケットもメールで受け取っている。それをプリントアウトしていただけますか?」たったこれだけです。iPadで送られた画面を見せました。

「Yes、Sir」
カチャカチャと色々確認してくれて、晴れてeチケットがプリントアウトされました。

1時間50分待って、7,8分で処理してもらい56ペソの手数料なり!
失望と安堵、寄せては返す波の如し。

ともあれ、こうして無事日本に帰国できた小生でした。

※突然ですが、プリンターといえば、HPのプリンターは、自動的に両面印刷をしてくれるので重宝しています。
HP Photosmart 5521 A4カラー複合機 (ワイヤレス印刷対応・自動両面印刷・4色独立) CX049C#ABJ


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