『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

投資はどう?

2013年04月17日 | 投資関係


日本では、昨年末から株価が上昇し始めています。

これを「官製バブル」という人もいます。

なんか変な気がします。まずインフレ目標があって、物価をあげるのが目標になっているような、、、。

通常は、景気回復、可処分所得が増え、購買力拡大、物価上昇となるかとおもいます。

はじめに物価が上がって、景気が良くならず、従って可処分所得が増えなければ、庶民は困りますね。

特に、年金だけで生活している人は大きな痛手を被るでしょう。

で、やっぱり、順序が逆だよなァ、と思いつつも、株が上がるならば、何もしないでおくのも如何なものかとムズムズしているのですが、「13週平均」とか「25週平均」「5日足」とか「ストキャスティクス」とか、「RSI」とか、「ゴールデンクロス」とか「デッドクロス」とか、、ひぇぇー助けてぇー。頭が悪いからわからんぜ。

なんでも、バブルを引き起こさなければならない理由ってのがあって、それはもう、日本にとっては「嘘の行き止まりの大みそか」みたいなもので、乗るかそるかの大一番だとか??
その後に一歩間違うと路頭に迷うはめになるらむと言われると、恐ろしいのでございます。
『♪なーった、なった、なーった、なった、大晦日が正月に、なーってまーった!♫ あちこちブラブラ♪』(『♪日本バブルがはーじけて、まーった♪』になりませぬよう)

「おもしろうてやがて悲しきバブルかな」

なんていやですぜ。心を鬼にして、魔極に立ち向かわねばなりません(まったく意味が分からん)。

気になるのは日本のバブルっていつまで?

「それが分かれば誰も困らんわい!」ってそりゃそうですな。ごもっとも。


フィリピン経済は、世界の影響を受けつつも、独自の成長を遂げてきた感があります。

「FOW」といわれる海外出稼ぎ労働者の活力が、フィリピン経済の一翼を担っています。2012年の統計では日本円に換算してその額2兆円。
なんと、GDPの8.5%にものぼる額です。彼らは実に逞しいです。

フィリピン国内で、アッパークラス以外で、家を買える人は、このFOWの人たちだと言われています。

海外で、うーんと働いて、祖国の家族に毎月毎月仕送りをして、金をつかんで祖国に戻って家を建てる。
これがフィリピンではひとつの成功物語といえるでしょう。

ふと、こんなことを考えています。
フィリピン経済が多少のバブル的な動きを兼ね備えながらも、成長の余地があるために長いスパンでは継続した成長トレンドに乗っかるとしますと、中間所得層が増えていくので、このFOWが減るということはあるでしょうか?
いやいや、この出稼ぎ労働者の送金額はハンパな数字ではありませんから、そう簡単には減らないでしょう。

では、世界の経済が停滞する、特に最も出稼ぎ労働者の多い米国経済停滞したら、、、あるいは、出稼ぎ先の中近東(サウジアラビアなど)が、中東戦争に巻き込まれたら(その可能性はおおいにあると思います)、FOWは減るかもしれないな、などとマイナスなことを考えたりして。

いかん、いかん!忘れていたぜ、大事な言葉を。

「公衆便所と人生だけは、前向きに!」

これには理由があって、一度後ろ向きになると、元に戻すのに大変な苦労を要するからなのです。

今後、東南アジア諸国連合が担う役割は大きなものになるでしょう。
むしろ、この地域が経済を引っ張ることになるかもしれません。
そのための仕込みは、投資家の皆さんしておられるようです。

ちなみに、当地での運用は、高いもので年率25%以上で運用されているのが現状です。
眺めていますと、上がっては利食い、上がっては利食いを繰り返しながら、「Growth=成長」という名前の長い坂を登っているようなイメージです。

社債はどうかな、と見ていると、年率で7.5%とか、7.625%とか、8.00%のものもありました。
加えて、満期後にさらに、10年継続すると利率がさらに3%上乗せだと。
数字を見ると美味しいかたちですが、、、お金が戻ってこんがや!!

「ふがっ!!」

ボヤーっとしながら、夢のようなことを想像していましたところ、自分のいびきで我に返ったのでした。





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