『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

フィリピン 物件を見る(アラバン)

2012年12月23日 | Philippines(生活全般、その他不動産等)
フィリピンのデベロッパーのナンバーワンは「Ayala(アヤラ)」社です。
Ayala「アヤラ」の中にも顧客対象別に「アヤラ」「アルベオ」「アビダ」「アマイヤ」などに別れます。

日本の車でいうとTOYOTA(トヨタ)みたいな、ダントツトップの会社です。
Ayala「アヤラ」ブランドの価値は高いです。Ayalaはフィリピンのかつての宗主国スペイン系の財閥企業です。

2番目は競争が激しく、デベロッパーとしてはある年は「メガワールド」社またある年はFilinvest「フィリンベスト」社というように、しのぎを削っています。ニッサンとHONDAホンダ)みたいな感じでしょうか。
Filinvest(フィリンベスト)社もSMも華人系です。
フィリピン経済は伝統的にスペイン系と華人系が握っていますが、ほとんどは華人系フィリピン人が掌握しています。

その他、巨大スーパーも展開するSMグループのデベロッパーである「SMDC」、「ロビンソン」「ビスタランド」なども大きなデベロッパーです。

他には「DMCI」や「シティランド」などなど、たくさんの会社がありますが、概ね、前記の上位5-6社が強いです。

「DMCI」の物件は比較的安価なので庶民価格と言えるのですが、ここの間取りプランに決定的な価値観の違いがありますので、小生としては選択肢には入りません。
「シティランド」の扱う物件は、コンドミニアムの部屋数に対してエレベーターの数が少ないと感じます。
ですから自分の部屋に到達するのに時間がかかるでしょう。

これら大手のデベロッパーは、コンドミニアムだけではなく、中、低位階層のコンドミニアムや「ロット」と言われる土地付きの住宅なども扱っています。

アラバンにも「アヤラ」のAvida(「アビダ」)の物件ができつつあります。
「アラバンタウンセンター(略称ATC)」というスーパモールや映画館のあるスーパー+エンタテイメント施設の近くです。
タワー1とタワー2のうち、タワー1の完成が近づいているようです。完売状態にあると聞いていますが、モデルルームに行きましたら、すかさず『タワー2』を勧められました。
ATCの近くはマドリガルビジネスセンターや大学、病院、企業もあり、人気のスポットです。ATCでは夜遅くまでコーヒーショップでiPadを見ながら過ごしましたが、安全な場所です。
ATCには白人の姿をよく見ました。
物件は、『Avida Alabang Tower1.2』です。
Studio,1BR,2BRとありますが、2BRは即座に完売。地元の富裕層が速攻で買います。
Studioタイプは22.44sqmなので狭いですが、コンドホテルや若い富裕層の独身者、学生、企業のコールセンターの職員の宿泊などに使われるでしょう。
また、フィリピンの場合、誰も借りる人がいなくても、あるいは自分が使わなくても、所有しているだけで物件価格が毎年上がりますから、定期預金と同じで、安全な資産運用なのです。
ですから、地元の富裕層や外国人が投資として購入するわけです。

このAyala Avidaがアラバンのラグナ湖の湖畔近くに8棟のコンドミニアムを建てる計画があります。
Nestlé の跡地です。ちょうどスターモールの南、フェスティバルスーパーモールの東側です。
『Avida South Park District』が物件名です。Tower1,2が先に建設されますが、湖の見える最高のロケーション!というわけにはいきません。
実は、タワー1と2の場合は、ラグナ湖への眺望はこれからできるタワー3,4,5,6,7,8に遮られると思います(計画ではそうなります)。
したがって、グッドロケーションは、その逆のアラバン側の面した物件だと思います。
こちらは、アラバンビレッジを見降ろす眺望を遮るものは何もありません。

Tower1は『Avida Altura』といいます。

楽しみですなぁ。


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