有田みかん大使に任命され、ミカンをPRする「ハリセンボン」の近藤さん(左)と箕輪さん(東京都内で)=有田市提供
和歌山県有田市は、吉本興業グループの人気女性お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん(28)、箕輪はるかさん(31)を「有田みかん大使」に任命した。
2人は、同市がスマートフォン(高機能携帯電話)向けに配信するアプリの動画や吉本興業が発行する月刊誌などで有田みかんをPRしていく。
同市は、これまで有田みかんを使ったワイン開発やスイーツコンテストを行うなどして、若い女性をターゲットに販路拡大を図ってきた。より効果的な情報発信を行おうと、同社に協力を呼びかけたところ、女性に人気が高いハリセンボンの大使就任が決まった。2人の起用関連費450万円を含む情報発信事業費1900万円を補正予算に計上した。
今月11日に東京のイベント会場で任命式があり、2人はミカンのかぶりものに農作業で伝統的に着られてきたかすりの浴衣姿で登場。望月良男市長から任命状を受け取った近藤さんは「みかん大使になりたくて、芸能人になったようなものです」と笑いを誘い、箕輪さんは「みんなに有田みかんのおいしさを伝えていきたい」と話した。
(2011年8月24日18時47分
読売新聞)
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