抗がん剤治療や脱毛症の方のための医療用ウィッグ・自毛デビューのブログ

大田区蒲田で医療用かつらスリール製作・抗がん剤治療後の自毛デビュー対応の患者様専用美容院シェモアのブログ

医療用ウィッグを頭の形に合わせましょう

2015年05月17日 20時38分02秒 | 医療用ウィッグ製作、カット

今日は最近ウィッグをお作りさせて頂いた方の再調整が続きました

 

ウィッグは2~3時間でお作りしますが

生活の中で気になるところが出てきたり

脱毛が進んでサイズ感が変わってきたりします

 

少しでも気になる部分を改善していきます

 

 

今日ご来店いただいたIさまは 

それ程直すところがなかったので

アイロンでメンテナンスをして整えました

治療のお話やお仕事にお話を伺いながら

ウィッグをキレイにしていきます

 

Iさまの被っていた位置が少し後ろだったので

再度被り方をお伝えしました

今回で被り位置が安定しそうです

良かったです

 

 

入院中のMさまから数日前より

ウィッグ製作のご予約のメールを頂いていました

お写真を送って頂いてウィッグをご用意しておきました

Mさまは退院されているお日にちが少なく

また入院されるご予定です

 

そして本日ウィッグをお作りさせて頂きました

 

最初はノーカットのウィッグを被らされて

なんとなくピンとこないご様子のMさまでしたが

前髪をお切りすると

「いつも こんな感じでした!」と

すごい!と嬉しそうに仰っていました

 

「マチ針を頭の上に刺して行くんですね…」とMさま

ウィッグを被って頂いて 余っているところにマチ針を

どんどん留めていきます

なかなか不思議な光景かもしれませませんよね 

 

サイズを合わせてしまえば

あとは普通の美容室と変わりません

 

お好みでカットをして仕上げていきます

「カールを毛先に付けたい」とMさまのご希望通り

鏡を見て頂きながらカールを付けていきました

 

「髪は大事ですね~」

と入院中に脱毛が始まってしまったMさまの実感のこもるお言葉です

 

 

 

フォトジェニックなMさまで 

モザイクもったいないですが…

 

お写真ありがとうございました

 

 

 

 

追記です

 このブログを更新したときに会員だったNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会は28年1月に退会しました。エピテーゼ協会では長らく技術講師や東日本支部長として再現美容師の育成に携わっておりましたが、協会の意向と私の志の違いを感じて退会後、志を同じくする元ヘアエピテーゼ協会メンバーと医療用ウィッグ・スリールで患者さまの元の髪型を再現しております。それと共にがん患者支援団体ikus.ビューティーサポートで活動しております。

28年8月20日 吉成

 

 

スリールウィッグ

Chez Moiと、自由が丘frangipani

横浜アンソレイユ、逗子アトリエMeiXiang(メイシャン)平塚美容室T&T

大阪Ha-du 熊本Hair Creator 阿樹、三重潤JUN,静岡calmflow 

お気軽にご相談下さい。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする