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横浜流星のアクションが見もの!『きみの瞳が問いかけている』

2020年10月27日 14時09分15秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2020年
製作国:日本
 配給:ギャガ

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:116/153
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
目は不自由だが明るく愛くるしい明香里(吉高由里子)と、
罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。
小さな勘違いから出会った2人は惹かれ合い、
ささやかながらもかけがえのない幸せを手にした──かに見えた。

ある日、明香里は誰にも言わずにいた秘密を塁に明かす。
彼女は自らが運転していた車の事故で両親を亡くし、
自身も視力を失っていたのだ。

以来、ずっと自分を責めてきたという明香里。
だが、彼女の告白を聞いた塁は、
彼だけが知る残酷な運命の因果に気付いてしまった。

【感想】
この映画、もともと1931年のチャールズ・チャップリンによる
『街の灯』という映画に着想を得た
2011年の韓国映画『ただ君だけ』のリメイク。

この2つについては後述するとして、
今作に関しては、最後はちょっと泣いたけど、
個人的にはまあ普通かなっていう映画でした。
展開がやや急ぎ足な印象を受けて、
噛みしめる暇がなかったというか。

前半がサーッって通り過ぎるように進んでいって。
「あれ、そんなもん?」っていう拍子抜けな感じ。

明香里の上司役だった野間口徹が、
『聖者の行進』における段田康則と同じポジションやんけ!
とツッコミたくなったけど(笑)

後半からの怒涛の展開はけっこう見ごたえある。
塁が明香里の視力を失った真実を悟ると同時に、
かつてつるんでいた半グレ集団と再び関わることで、
結果として2人の仲が引き裂かれていく。。。

終盤の塁と明香里のエピソードは、
ニアミスの連発がもどかしくて、
トレンディドラマかと思うほど。
(とはいえ、展開は見え見えなんだけどw)

この映画、予告の時点で、明香里が視力を失った事故に塁が絡んでいることを匂わせているから、
変に期待しちゃったというか、展開が読めていたから、
そこは隠しといた方がよかったのではって思うんだよね。

ただ、横浜流星のキックボクシングのシーンはとてつもない迫力。
鍛え抜かれた体にキレのあるキックとパンチ。
本人が極真空手やっていたおかげだと思うんだけど、
アクションでキレがある俳優って、
最近は横浜流星ぐらいしかいない気がする。
これは中国映画や韓国映画にも引けを取らないと思うんだよね。
恋愛モノに持ってかれちゃってるけど、
もっと彼のアクションを観ていたいわ。

で、この映画を観終わった後に、
大元の1931年のチャップリンの『街の灯』と、
2011年の韓国映画『ただ君だけ』を観たのだけど、、、
圧倒的にチャップリンの映画が面白かった。

話自体は別物なんだけど、サイレント映画だから
セリフなしで音楽のみという形にも関わらず、
メッチャ笑えるし感動したよ。。。
人生初のチャップリン映画で、
今から90年近くも前の映画なのにこんなにまで面白いとは。。。

次に、2011年の韓国映画もよかった。
こっちはテンポがものすごくよくて無駄なところが一切ない。
主人公カップルの幸せそうなシーンが盛り沢山でより一層感情移入しやすいし、
終盤の格闘技のエピソードも設定がわかりやすい。

結果、個人的には、過去2作の方が断然面白くて好きでした(笑)

映画『きみの瞳が問いかけている』 公式サイト

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映画『きみの瞳が問いかけている』 公式サイト

 


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