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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

怖さが一切ないキモカワロードムービーだった『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』

2022年02月03日 20時37分03秒 | 映画

【個人的な評価】
2022年日本公開映画で面白かった順位:16/20
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★☆☆☆

【ジャンル】
コメディ
キモカワ
ホームドラマ
ロードムービー

【原作・過去作、元になった出来事】
・漫画
 チャールズ・アダムス『アダムス・ファミリー』(1937)

・テレビドラマ
 『アダムズのお化け一家』(1964-1966)
 『アダムス・ファミリー オリジナル版』(1977)
 『The New Addams Family』(1998-1999)

・テレビアニメ
 『アダムスのおばけ一家』(1973-1975)
 『The Addams Family』(1992-1995)

・実写映画
 『アダムス・ファミリー』(1991)
 『アダムス・ファミリー2』(1993)
 『アダムス・ファミリー3 再結集』(1998)

・アニメ映画
 『アダムス・ファミリー』(2019) 

【あらすじ】
思春期を迎え、
家族の食卓に顔を見せなくなったウェンズデー。
そんな彼女を心配したゴメズが、
家族の絆を深めるためにドライブ旅行を計画。

そこに、ウェンズデーの優秀な頭脳をつけ狙う
黒い影が忍び寄る。
愉快な騒動を巻き起こす
アダムス家の面々を待ち受ける事件とは。

【感想】
実は歴史が古く、
さらに多方面のメディアで展開をしている
『アダムス・ファミリー』シリーズ。
本作は、2019年にフルCGアニメーション作品として
公開された映画の続編。

◆もはやただの陽気なホームドラマ

僕の世代だと、
90年代にやっていた実写映画が一番有名かな。
あの不気味で恐ろしい世界観と、
コミカルな家族のやり取りが面白くて、
けっこう好きだった。

でも、フルCGアニメーションになってから、
その「不気味で恐ろしい」という要素がほぼなくなっちゃって。
その代わりに、"キモカワ"要素が入ってきた。
それはそれでいいんだけど、
個人的には実写映画の世界観が好きだったから、
ちょっとコレジャナイ感はある(笑)

今回は、家族との関わりに悩む
ウェンズデーを中心としたドタバタ劇だけど、
家族愛をテーマにしたホームドラマっていう印象が強かった。

◆情報量が多すぎて展開がカオス

この映画、とにかくいろんな要素がありすぎる。
ウェンズデーの実験によって、
タコの能力を得たフェスター伯父さん。
女の子にモテようと躍起になるパグズリー。
突然やって来て、
ほとんど何もしないまま帰っていく、
一番いてもいなくても同じだったカズン・イット。
そして、ウェンズデーを追ってくる謎の男たち。

アダムス家が旅行で立ち寄る先々で、
様々なトラブルが巻き起こるのが、
この映画の見どころ。
ナイアガラの滝での落下事件、
サンアントニオでの美少女コンテスト、
グランドキャニオンでの大爆発など、もうカオス(笑)
ラストとか意味わからないからね。
なんで家族旅行からそんな大バトルになっちゃうのかって(笑)

◆メッセージはシンプル

自分が家族の中で浮いていることを
悩んでいたウェンズデーだけど、
個性を認め合うのがアダムス家のいいところ。
そんな心温まる展開は、
シンプルかつ王道でわかりやすかった。
ただ、先のしっちゃかめっちゃかなトラブルから
無理矢理まとめた感じがあって、
個人的にはあんまりしっくり来なかったかな(笑)

◆そんなわけで

前作を観たから今回も観に来たけど、
あのキモカワなキャラクターが特に好きでなければ、
そこまでハマる要素はないかも(笑)
僕はやっぱり90年代の実写映画の方が好き。



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