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「これぞマトリックス!」原点回帰したようなストーリー展開に興奮した『マトリックス レザレクションズ』

2021年12月17日 11時08分49秒 | 映画

【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:4/266
   ストーリー:★★★★★★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:★★★★★★★★★★

【要素】
アクション
SF
仮想世界

【元になった出来事や原作・過去作など】
・映画
 『マトリックス』シリーズ(1999~)

【あらすじ】
もし、世界がまだ仮想世界[マトリックス]に支配されていたとしたら――?
ネオ(キアヌ・リーヴス)は、
最近自分の生きている世界の違和感に気づき始めていた。

やがて覚醒したネオは、
[マトリックス]に囚われているトリニティー(キャリー=アン・モス)を救うため、
新たな戦いに身を投じていく。

【感想】
うおおおお!!
よかった、すごくよかったよ!!
日本最速0時からのIMAXで鑑賞したんだけどね、
最高だった!!
前作から実に18年ぶり!!
いやーこれね、第1作目の『マトリックス』(1999)のおかげで、
その後のアクション映画全部変わったよね!!
まさにエポックメイキングすぎる!!

さて、シリーズ最新作の今作。
よかったなって思うところを3つ挙げておきたい。

①キャストの続投
これはファンにとって一番うれしいところ。
過去に主人公とヒロインを演じた
キアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モスは再び同じ役を!
他にも、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット=スミスも出ているのでチェケラ!

逆に、モーフィアスを演じたローレンス・フィッシュバーンと、
エージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィーヴィングがいなかったのは残念だなー。
まあ、今回2人の役割が過去作とはちょっと違うってのもあるんだけど、
あえてそういう設定にしたのか、
それともスケジュールの都合がつかず、
設定を変えるしかなかったのかはわからない(笑)

②原点に立ち返ったようなストーリー展開
シリーズ1作目は、
日本のアニメ『攻殻機動隊』(1995)をモチーフに、
現実世界と仮想世界を舞台にした映画だった。
ただ、続く『マトリックス リローデッド』(2003)と
『マトリックス レボリューションズ』(2003)は
ちょっと方向性が違ってきて。
ジャンプ漫画を実写化したような、
ただのド派手アクション映画みたいになって、
まあ個人的には好きだったけど、
1作目のような不思議な世界観っていう印象は薄れちゃったんだよ。
それが、今回はまた1作目のときのような
不思議な世界観を感じられる作りになってて、
「そうそう、『マトリックス』ってこうだよね!」
って思える感じになっているのがよかった。

前作の続きってことを踏まえると、
いきなり頭の中が「?」マークでいっぱいになるスタート。
そこから、いろいろ推理しながら観るのが楽しい。
もしかして、過去の話はなかったことになってる?夢オチ?マルチバース?
いろんな可能性を当てはめながら、
徐々に謎が解明されていくのがよかった。
まあ、それでも1回観ただけだと消化しきれない部分もあるんだけど(笑)

なので、過去三部作を観てから、
この作品を観た方がいいと思う。
けっこう過去の映像も出てきたりするし。
アマプラに全部あるよ!
 
 
 
③スピード感溢れるアクション
さすがに昨今は、
スーパーヒーロー映画全盛期だからね、
アクションにおいて、
1作目のときのような衝撃は正直ない。
そこをやや物足りなく感じる人もいるだろう。
でも、格闘から銃撃戦に至るまでの激しい戦闘シーンは
スクリーンに釘付けにはなるね。
過去作もそうだったけど、
スローモーションを効果的に使ったカメラワークや、
所狭しと暴れまわるところは興奮する!

しかも、キアヌ・リーヴスもキャリー=アン・モスも、
いい歳して動きまくるのよ。
三部作のときは、
2人とも今の僕とほぼ同じぐらい、
30代半ばだったけど、
今や50代半ば。
なのに、当時とほぼ変わらないぐらいのアクションをこなすから。
あの2人が殴って、蹴って、撃って、
敵をボコボコにするシーンは、
それだけで感激!

個人的には、
今年はこれで締めくくってもいいやって思えるぐらい面白かった。
特にファンなら絶対観て欲しい~。




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2 コメント

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Unknown (ひびき)
2021-12-17 13:34:33
シリーズ上映当時は、絶妙にグロくてエグいディストピア世界が苦手だったり、話の内容全然わかんなくてもアクションがかっこ良すぎたりで、何度か見たり見なかったりしてましたが、やはりこれは見るしかないですね。

鑑賞前にいろんな解説サイト回って復習した甲斐もあって、初見でもそれなりに理解しながら見れたし、懐かしのキャストたちやビジュアルが見れて楽しかったですね。

ここまで見て思ったのは、2000年当時からこんな話を書いて映画にして、そしてまた今作のような作品が作られることに、ただただ感服しちゃいました。
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Unknown (ブログ主)
2021-12-18 01:08:23
コメントありがとうございます!
僕も1作目の公開当時は、話がよくわかっていませんでした(笑)
ただ、とにかく映像がかっこよかったので、それだけで好きになりましたけど!
当時のウォシャウスキー兄弟は30代前半なんですよね。
その若さであれを作るとは。。。
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