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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

笑いと驚きとちょっとした涙でお送りする『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』

2020年01月28日 23時49分19秒 | 映画


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:4/15
  笑い😂:★★★★☆
  驚き😳:★★★☆☆
シュール🥴:★★★☆☆

想像以上に面白くてやられた。。。
アダム・ドライバーは『スター・ウォーズ』のカイロ・レンのイメージが強いから、
それを考えると完全にキャラ崩壊で爆笑(笑)

でもね、いわくつきの映画なんです。
構想から約30年、9回も頓挫してるっていう(笑)

タイトルの通り、『ドン・キホーテ』のあらすじを知っておくとよいです。
僕も読んだことはないけど、事前にサラッと見ておいたおかげで存分に楽しめました。

簡単に書いておくと、騎士道小説が大好きなおっさんが
本の読みすぎで現実と空想の区別がつかなくなり、
「俺も世の不正を正す!」と言って旅に出るという“中二病”をこじらせた、
個人的にはちょっぴり他人事には思えないという話です。

この映画はそれになぞらえて話が進んでいく。
CM監督のトビー(アダム・ドライバー)が、
10年前にとある村で『ドン・キホーテ』の自主映画を撮影した際、
ドン役に抜擢した靴屋の主人ハビエル(ジョナサン・プライス)が、
あろうことか10年経っても役から抜け出せず、
自分をドンと思い込んだままという設定。

さらに、トビーを見るや否や「サンチェス!」(ドンの従者)と認識してやまず、
そのまま謎の冒険に連れ出されてしまうというもの。

もうね、「そんなバカな」というファンタジー・アドベンチャー・コメディなんだけど、
自分を本気でドン・キホーテと思い込んでいるハビエルと、
そんな彼に呆れながらも変に刺激しないように相手のペースに合わせる
トビーの掛け合いがマジで爆笑www

「フォースの使い手ってバカなの?」っていうぐらい、
カイロ・レンと対称的な役どころがツボなんだけど、
笑いだけでなく、ちょっとうるってくるシーンや、終盤の驚きの展開など、
面白い要素がたくさんあっていい映画だった!!

公式サイト


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