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シリーズの集大成感ある『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』

2020年12月20日 21時12分55秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Bill & Ted Face the Music
製作年:2020年
製作国:日本
 配給:ファントム・フィルム

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:89/198
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【あらすじ】
「ビル(アレックス・ウィンター)とテッド(キアヌ・リーヴス)の音楽が将来、世界を救う」。
そう予言されていた伝説のロックバンド“ワイルド・スタリオンズ”。

曲作りに励み、待ち続けること30年。
人気も年月と共に落ち込み、
今や応援してくれるのは家族だけ。
そんな2人のもとに未来の使者が伝えにきたことは、
あと77分25秒以内に曲を完成させないと、
世界は消滅してしまうというのだ。

ビルとテッド、そして彼らの娘たちは「世界を救う音楽」を作るため、
モーツァルトやルイ・アームストロング、ジミ・ヘンドリックスなど、
伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと、
過去へ未来へ時空を駆け巡る!

果たして、彼らはこの世界を音楽で救うことはできるのだろうか。

【感想】
前作から29年ぶりの新作。
僕はもともとこんなシリーズがあることすら知らなくて、
『アベンジャーズ/エンドゲーム』内のセリフで知ったんだけどw

シリーズの最後を飾るにふさわしい内容だったけど、
過去作観てからの方が絶対いい。
配信がなくて、渋谷のTSUTAYAまで行って借りた甲斐があった(なお、1作目はVHS)。

相変わらずのノリと勢いだけのストーリーに、
どこかぎこちない演技と雑な展開はそのままなのが、
従来のファンにとっては楽しいポイントw

キャストもほぼそのままだけど、
直前に過去作を観た身としては、
30年近く経ったキャストの“老い”が感慨深く映った(笑)
キアヌ・リーヴスとか1作目のときまだ24歳だからね、
見た目も初々しいし、声も高い。

さて、今作のよかったところは、
その過去作を踏襲したストーリーが
懐かしさを刺激する点にあると感じる。

1作目では歴史のレポートを完成させるために、
タイムマシンで過去の偉人たちを現代に連れてくるのだけど、
今回も曲を完成させるために、
ビルとテッドの娘たちが過去の音楽家を集めて来るし、
2作目では敵に殺されて地獄を彷徨うけど、
今回もひょんなことから地獄に落ちるシーンがあるから。

また、ビルとテッド自身は、
曲を作るよりも未来の自分たちから曲をもらおうと
ズル賢い考えでタイムトラベルを実行するという形で、
上記と合わせるといろんなエピソードが並行して走ってるんだけど、
情報が多いながらも、
遊園地のアトラクションに乗っているかのような楽しさがあった。

いわゆるアメリカ人が好みそうな笑いのポイントが多いから、
日本では好き嫌い分かれそう。
過去2作はその傾向が顕著だけど、
今作は日本人でももう少し楽しめるかな。
これまでで一番“音楽”をテーマにしてるから、
そこもわかりやすいと思う。
過去作はバンド組んでる割にはほとんど音楽と関係なかったしw

ちなみに、ビルの娘役を演じたサマラ・ウィーヴィング。
あのヒューゴ・ウィーヴィングの姪とのこと。
『マトリックス』でエージェント・スミスを演じた人だがら、
キアヌ・リーヴスとは思わぬつながり(笑)

映画『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』オフィシャルサイト

タイムリミットは77分 歴史上最高のバンドが、2020年人類滅亡の危機を救う!?/出演:キアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター

映画『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』オフィシャルサイト

 


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