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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

2020年日本公開映画で一番面白かった『ザ・プロム』

2020年12月28日 22時34分31秒 | 映画


【基本情報】
 原題:The Prom
製作年:2020年
製作国:アメリカ
 配給:Netflix

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:1/210👑
 ストーリー:★★★★★★★★★★
キャラクター:★★★★★★★★★★
    映像:★★★★★★★★★★
    音楽:★★★★★★★★★★

【あらすじ】
ニューヨークの"元"超人気舞台俳優ディーディー(メリル・ストリープ)とバリー(ジェームズ・コーデン)は、
新作ブロードウェイミュージカルが大コケしてしまい、
役者生命の危機が訪れ大ピンチ。

一方、インディアナ州の田舎町では、
恋人同士の女子高校生エマ(ジョー・エレン・ペルマン)とアリッサ(アリアナ・デボース)が、
女性カップル2人でプロムに参加することが問題となり、
プロムが禁止され、悲嘆に暮れていた。

ひょんなことをきっかけにその事実を知ったディーディーとバリーは、
この機会に乗じて自らの役者イメージを挽回しようと、
同じくキャリアアップを図るアンジー(ニコール・キッドマン)らと共に計画を練ることに。

ベテラン俳優たちと、若い女性カップルが交わることで、
思いもよらない騒動と、愛と感動のドラマが待ち受けていた……。

【感想】
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理。

。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。

なんなんこれ。
なんなんこれ。
なんなんこれ。

最高すぎて無理。・゜・(ノД`)・゜・。
こんなの観せられたら、
今年観た他の映画全部かすんでしまうわ。。。

今年の映画納めとして選んだ作品だけど、
夢と希望と勇気と感動と笑いと愛と光と歌と踊りに満ちあふれた今年最上級の映画だった!!

プロムしか勝たん。
ネトフリしか勝たん。
生涯ランキングでも上位に入る!!

あのプロムなのよ。
アメリカの高校の卒業式でやるやつ。
意中の子を誘うのにドキドキするやつ。
洋画好きならみんな憧れるやつ。

そのプロムを舞台として、LGBT問題を扱い、
ディズニーを超える歌と踊りのオンパレードで仕立て上げた究極形。

初めてLGBT系の映画で泣いた。。。

テンポよく進むストーリー展開で、
LGBTへの不寛容から生まれる対立や葛藤を描きつつ、
笑いと涙を存分に味わわせ、
最後の大団円へとつなげる見事な作品。

主人公に降りかかる災難と孤独が本当に悲しくて、
人の死や別れ以外のどん底の境遇に生まれて初めて涙したし、
そこからの復活劇というV自回復っぷりに心躍った。

そして、この作品の素晴らしさはストーリーだけに収まらず、
それを盛り上げる歌と踊りが一番の見どころ。
力強い歌声に、全員寸分の狂いもないハイクオリティなダンスは圧巻。

それをきらびやかな衣装と秀逸なライトアップで包み込むという、
邦画では決して拝むことのできない
ザ・エンターテインメントな空間は観なきゃ損。
人生損してる。

メリル・ストリープの圧倒的な存在感と
ニコール・キッドマンの他を寄せつけないセクシーさがとにかくすごくて、
キャラクターや世界観の作り込みにただただ驚くばかり。

とにかく観て欲しい。
話はそれからだ。
この作品に出会えたことに心から感謝したい。

ネトフリで観れるけど、
これは絶対に映画館で観た方がいい。
今すぐ大型シネコンで流しまくるべき!

本当に素晴らしい作品だった。
なぜこんなにも素敵な世界を作り出せるのだろうか。
ミュージカル好きなら間違いなく楽しめるはず。

あー、生まれ変わったらプロムそのものになりたい。

ザ・プロム | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

インディアナ州の田舎町で、同性の恋人とプロムに行きたい女子高生を応援するために、落ち目のブロードウェイスターたちが町に乗り込んでくる。

 


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