空観方程式

「色」と「空」の一体化によって可視化され、相互作用で共感・共鳴が生じ、新たなる思いや生命力が実体化される。

宇宙の加速膨張について

2021年10月25日 | スクラップブック
アインシュタインの方程式(1916年)は
重力の正体が時空のゆがみによるものであることを
示す方程式である。

それによれば時空のゆがみ(幾何学的要素)は
質量の分布として示されるという
一元的な関係性であった。



しかし後にアインシュタインは
時空の静的な変化を示すために、
上記の方程式に新たに宇宙項を追加した。
(1917年)




右辺である質量の分布(エネルギー)は左辺の
時空のゆがみ(幾何学的:1項と2項)と
時空の変化(3項)の二元要素で示される
方程式となった。

これはいささかこじつけ的であるが、
オイラーの公式が示す形と同様である。
即ち
SINとCOSの二元で示される三角関数が
指数関数で示される形である。





後にハッブルらの宇宙観測によって、
時空の変化は静的なものではなく
動的(ダイナミカル)なものだということで、
追加された宇宙項(3項)が宇宙における
加速膨張している時空の変化を示す項目に
つながった。(1998年)

要は宇宙項の追加によって、何が正しいのか
(ニュートンの万有引力から始まる法則)
ではなく、何が本当の姿なのかという
宇宙の本質的な姿を示す形となった。


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