味處はる

2009-09-08 | 和食
 先月、天神水鏡天満宮の「鯖の一枚焼 真」で鯖を食べた後、昭和通り方面に抜けようとすると、横町の一番奥に「味處はる」という天ぷら屋を発見。穴子(一本)天丼が看板メニューらしく、これは一度イッとかなと思いつつ、ようやくその日がやってきました。昼は天ぷら定食か天丼の二者択一のようですが、もちろん穴子天丼に。
 カウンターで天丼を待ってる間、iPhoneを触っていると、「それって携帯ですか~?」と気さくに話かけられます。大将も女将も携帯を持たない派、というより必要がないらしく、しばし携帯談議に花が咲き、あげくはダイヤル式の黒電話にまで話がさかのぼってしまいます。天ぷらを揚げる旦那と奥さんの息のあった掛け合い、仲のいい夫婦がきりもりしてるお店なのです。



 一本の穴子が2つに割られ、それでもなお丼からはみ出てる状態。こりゃ、そそられます。



 これだけ天ぷらがのっているにもかかわらず、以外にあっさりして、くどくないのが人気の秘訣かな。この界隈でこの価格も十分納得の一品。
 「食べるの早かぁ!」と女将に言われてしまって。ゆっくり味わうべきなんでしょうが、ついつい美味いものはかき込んでしまうのです。



●「味處はる」「穴子(一本)天丼」(750円)