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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

考えるヒント(25)文章でバズりたい!

2023-02-20 12:06:00 | 今日の話題

このところひしひしと感じている事がある。それは当ブログが全然「読まれてない!」ことだった。

PVが伸びないというか、100前後をウロチョロしている「体たらく」なのだ。2、3日更新しないと70以下に落ちてしまう。昨日もPV59と、ここんところの最低を記録した。「訪問者数」は言わずもがなである。昔は200オーバーもザラだったのに、この凋落ぶりは「ミジメ〜」を通り越して、当に危機的状況だ。こうなりゃ落ちるところまで落ちてやれ!、てか?・・・。いやまて、もしかして、これは私の書く文章が「読みにくい」ってことじゃない?

そう言えば少し前、ゴルフ仲間のSN氏にブログの感想を聞いたことがあった。返事はただ一言、「長い!」である。ああ〜ドンジャラコぉ!(意味不明)

世の中はSNSの影響もあり、最初にパッと見て面白くなければそれ以上は見ようとはしないもの。最近の傾向としては映像一本槍、写真や動画でなければ「誰も見てはくれない」状況である。これはいつの頃からかと考えてみると、昔々「版木」による印刷が登場して以来、多くの人々に読まれているのは「挿絵入り」の娯楽本である。物語の進行も大事だが、やっぱり読者の心に響くのは「挿絵のインパクト」だろう。これが何より読者に支持されるポイントだと思う。

物語の筋は文字つまり文章で読むしかないが、読者のイメージを膨らませて感情を呼び起こすのは「絵、つまり映像」なのである。人間にとって最も手軽で、直接的かつ感情に素早く伝達する方法はこれしかない。だからSNSが登場してからというもの、圧倒的に読者の支持を独占しているのだ。何よりズラーッと並んでいる新着記事で最初に目に飛び込んでくるのは、間違いなく「写真」である。その写真に引き込まれて、それから文字のキャプションを読み、最後にもう一度写真を見て、最後に「面白そう!」とクリックする。そういう流れが出来上がっているのだ。

なので私のように写真の無い記事は、最初から視野に入らない。これは私も分かっていることである。私は「記事の中身」で勝負したかった(それにはちょっとした自負もあったのだが)。それは当ブログのテーマでもある「考える」という人間の根源的な作業が、元々私が「大好きだったこと」だからである。それに私が「写真は得意じゃない」というのも、ある。やっぱり文字だけでは無理なのか?。それでも僅かではあるがフォローして頂いているのは、まだまだブログ界も捨てたもんじゃないな、と自分を慰めている。しかし落ち込んでばかりいても仕方がない。どうにかして私のブログをバズらせることは出来ないか、その方法を考えてみた。写真が使えないのであれば、文章でアピールするしか無い。その為には・・・

意味の無い文字を極力減らして中身を濃くする、である。

例えば以前どこかの記事で、若い人が「、」とか「。」を見るとイライラする、と言っていた。それは句読点が付いている文章を読むと、何だか読み方を管理されているみたいで不愉快だ、ということらしい。昔は日本も中国同様に句読点はなかったみたいで、書き手の意図が上手く伝わらず誤解されることもあったようだ。よく引き合いに出される文として、「しんだいしゃたのむ」がある。これは年配の人なら誰でも知っている「死んだ、医者頼む」と「寝台車、頼む」の二つの意味の取り違え例だ(今はどういう文を使っているのか知らない)。これは文章に句点を入れることで初めて「正確な伝達」が成り立つ例で、よく目にする。つまり文章は、美しいとか端正とか見てくれを言うより先ず、内容が相手に「正しく伝わる」ことが大事なのである。

私も書きたいことが「より正確に」伝わるよう、特に句点の入れ方には気を使っていたつもりである。しかしそのことが、逆に若い人には「ウザい」と取られていたようだ。まあこれは色々な原因の一例であり、読まれていない理由は何も句読点ばかりでは無い。何よりも一番のマイナス点は「長過ぎる」ことである。

色々言いたいことはあるが、私のブログの欠点が「長過ぎる」ことだと説明するだけで、もう2000字も費やしていることが既に「長過ぎる」のである(おおっ!)。多分若い人なら「このブログ、長過ぎ!(=10文字)」で終わっていた内容と言えそう・・・。

結局、何とか私の考えを共感して貰おうとして「細かい説明」をするのに手間を掛けすぎていたのである。これは私の考えは、皆さんには「理解されにくい内容」なのだ、という先入観があると思う。それが逆に私の思い込みであるとしたら、元々私の記事はワザワザ「書くほどの事」は無い、ということになると言えるわけだ(何だか回りくどい)。もし私が読者を信頼して、思ったことを説明なしにストレートに書きまくったとして、それで私のブログのPVがグングン伸びるのだろうか?

これはやって見なくては判らないが、どうも「結果は同じ」ような気がしてならない。詰まる所、goo ブログの読者は楽しい映像を見て「娯楽や癒やし」を求めている(やっぱり!)。小難しい政治の議論やマイナンバーがどうのこうのはおういうブログじゃなくて、ちゃんとしたメジャーなニュースなどで見たいのかも知れない。ともかく写真を取らない私としては、アクセスランキング上位に入るのは「諦める」しか無い、と言うことなんだろう、残念だが。

と、ここまで書いてくると私のブログが読まれないのは、やっぱり映像主体の風潮に「ついて行けない」私の取り組み方が古すぎるせいだ、という結論に落ち着きそうになる。だが、写真を頑張って載せてもそれが「詰まらない」ものであったら、結局は読まれないのである。逆に中身が面白ければ、文字だけでもPVは黙っていても「伸びる」(筈である)。要は、私のブログに「需要があるか無いか」って一点なのだ。原因は、私には「才能がない」ってシンプルな話だったって事になりそう・・・。悲しいね〜。

2、家飲みは「白鶴まる」で決まり!
この所、スーパーで買う紙パックの日本酒を「白鶴まる」に変えてみた。今までは「セブンの鬼殺し」を買っていたのだが、ちょっと試しに別のを飲んでみようと思い、売上No.1のキャッチコピーに釣られて手に取った。早速飲んでみるとこれが意外と「いける!」のである。鬼殺しは少しエグみがあって、それが日本酒らしい「ズドンという重量感」になって気に入っていたのだが、今度の「まる」はスッとした透明感と柔らかい軽さがあって、春らしい季節感を感じられるいい酒である。

美しい桜の季節が終わるまでは、この「白鶴まる」で毎日を飲み倒すつもり。そして初夏の息吹をそこかしこに感じてきたら、また新しい酒を試して見たい。



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