明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの真髄 (2) インパクトは身体の右側

2016-03-20 08:00:57 | スポーツ・ゴルフ
ゴルフを何年もやっているのに何を今更という話、インパクトは身体の右側で打つ。Tポイントレディースのテレビ放送を見ていて気がついた。過去に自分が調子いいときのイメージを思い出すと、インパクトの時は球が見えていたのである。頭の真下に球があるとすれば、左肩は球よりも前にあるはず。一番クラブに力が伝わる形が身体の真下より右側にヘッドがあるとすれば、当然身体の中心は球より左側に無くてはならない。球に当たった衝撃を跳ね返す推進力を出すには、インパクトで最大の力を出すより少しだけセーブして、当たった後に最大の力を出す方が理にかなっている。肝腎なことはインパクトの後に手首を伸ばす事である。これが出来ないのがアマチュアだという事なんだろうか、悔しい。今週のテレビ放送は2日目に3時間という太っ腹なスポンサー、たっぷり各選手のプレーが堪能できるので大満足である。他のスポンサーも少しは見習って欲しいものだ。

試合は相変わらず韓国勢が上位に来てる中で、日本人も頑張っているのは何とも頼もしい。しかしイ・ボミやテレサ・ルーと比べ、安定した結果を残せる日本選手がいないのは日本のレベルがそこまで行ってないという事で、何とかしないといけない。日本選手に体型が小柄な選手が多いのは、日本のファンが「可愛いプロゴルファー」を求めているからだとすれば、ゴルフの未来も考えものである。やはり「おじさんゴルファー」がゴルフのイメージを決めているのか、もう金持ちの遊びでは無くなったのにと思う。出来たら筋肉モリモリのアスリートが大活躍して、ゴルフのイメージを変えてくれないものかな。

インパクトは右から左へと振るのではなく、上から下へと振らねばならない、それがダウンブローである。力も右から左へと入れる「押し」の力なら、体力のある筋肉質の相撲取り体型が有利だが、ゴルフで飛ばし屋と呼ばれる人は案外と痩せてる体型、どちらかというとピッチャー体型の人が多い。ピッチャーは、手首を伸ばし腕を鞭のように使って球を遠く早く投げる、つまりゴルフに近いスポーツである。バッターは飛んでくる球を打ち返すので球を押し返す力も必要だ、だから筋力がある方が飛ぶのだろう。ウェッジでバックスピンが掛るのは、やはり上から下へ振っているからである。

テレビで見るプロはやはりインパクトの時に「上から下へ振って」いる、今まで何度も見ているトーナメント中継だが全くわからなかった。やはり見ようと思わなければ見えないものなのか。森田理香子や服部真夕は、一時期ツアー界を席巻した岡本一門の花形だったのに、二人揃って予選落ちした。二人共に飛距離が抜群のアスリート系プロゴルファー、それが飛ばない連中よりスコアが悪いのだからゴルフは難しい。年間6勝した諸見里しのぶも、低迷してシード権を失い、たまにテレビに写るが昔日の面影は全くない。私もハーフ40がベスト、上手くなるには遅すぎた。しかし飛距離が出れば小技は如何ようにでもなるものと思っているが、そうでも無いのがプロの世界。いろいろ難しいのだろうと思っているが、それにしても元賞金女王が予選を通るのに四苦八苦とは。全英オープンで名を馳せたアンパンマンこと比嘉真美子も、全然鳴かず飛ばずで二年になる。新しいスターも良いけれど、彼女達の復活を待っているファンもいる事を忘れないで欲しい。

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