明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

(56)花粉症の話 : なんだか症状が軽くなったけど

2016-02-17 19:26:30 | 今日の話題
望んでもいない大病をしたおかげで去年は花粉症の季節を病院で過ごし、大して症状もでず楽な思いをした。花粉も飛んでなくて、まるで治ったんじゃ無いかと思うくらい健康だったが、今年は早くも症状が現れ、やっぱり治ってないことがわかった。去年は体力も落ちて寝たきりからようやく脱した頃だったので、身体の活動量も少なく外出なんてとても出来ない分、花粉が身体の中に入る量も抑えられていた、だから花粉症の症状もほとんど出なかったのである。

今年は運動がてらウォーキングをしっかりやる事にしたので、その分花粉をいっぱい吸い込んでしまい、症状も重くなるのだった。なんのことは無い、花粉症防止の秘訣は花粉に当たらないこと、単純明快だがこれに尽きる。幸いにも仕事がなくなり年金暮らしになったので、この季節は外に出ないことにした。3月と4月の二ヶ月間、一年のうちの6分の1を家の中にこもったきりで過ごすというのも、考え方によっては素晴らしいアイディアである。

仕事をしなくて良くなったら、家の中での時間の過ごし方も変わってきた。今はブログで忙しいが、回復して来て読書が出来るようになったら、読みたい本がいっぱいある。たまにアマゾンでお勧め本などチラチラ眺めていると、どんどん買いたくなってくるので本屋に行くより無駄に買ってしまい、せっかく病気で断捨離したのが「わや」になる。今日も買いたくなったがアプリを無理やり終了させて諦めた。蘇我氏の本と京都の本とお酒の本、三冊である。あ~買いたい!無性に買いたい!禁断症状がでるくらい買いたくなる。

花粉症が出なくなったと思ったら、今度は新刊病だ。こちらの方は健康に実害が無い分、幾らかマシである。本を買うというのは病気だから、中身を読むことと別である。本を買って家に帰ると病気の症状が収まるので、本棚に並べて終わり、それを繰り返すのが新刊病だ。だがこの病気と向き合って50年、まだ治らないところを見ると相当根深いものがあるとわかる。最近は本を買うルールを作り、無闇に買うのをストップする事を覚えた(やっとかよ)。他力本願だが、もう仏の力にすがるしか道はない。
ルールは単純にした、3つである。

1 古典としてずっと持っておきたい愛読書 : 万葉集、古今集、新古今集、平家物語、太平記、四鏡、ほか。大体はすでに持っているので、新しく買う事は無い。

2 大好きな歴史、特に古代史の解説新説の類い : これはそもそも新刊が少なく、ほとんど無いと言っても良いくらいだ。ちょっとした本屋でも棚半分もあれば良い方では無いか。よって新しく買う事は無い。

3 昔の映画DVD : フランス映画華やかなりし頃の名作とハリウッドのミュージカル : これは昔のなので新作は勿論無い。範囲をとくに絞っているので、滅多にお目にかかる事はなく、病気が出る心配は皆無だ。
以上である。

これ以外は、万一読んだら捨てるかBOOK-OFFに売る。ゴルフ雑誌もここに入る。最近ゴルフ理論の究極本を買った。今年はこれを一年間練習しようと思う。あれこれ浮気をするのはもうやめようと思い、これ一本に賭けるっつー感じでのめり込んでいる。成果は?、さぁどうかな?

後はとにかくルール通りに、読んでは捨て、読んでは捨てるの繰り返し。ようやく新刊病から脱する事が出来そうだ。いま欲しいのが3のフランス映画DVDである。ダニーロバンとダニエルジェランの「パリ野郎」を探しているが、amazonになかったので諦めようかどうしようか迷ってる。いい映画ほどDVD化されて無いのがもどかしい、みんな見る目が無いなあ~。とにかくウダウダしてると1日が過ぎて行くので、やる事がなんやかやあって毎日が楽しい。これが長生きの秘訣かもと内心喜んでいる今日この頃。


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