明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

言ってみただけ(62)アメリカの考える日本という民族

2024-05-13 16:14:46 | 今日の話題

日テレSHOWチャンネルで放送された話である。第二次世界大戦中に日本人の戦意を挫くためアメリカが考えた作戦で、「富士山を赤ペンキで塗る」という暴挙が実行寸前まで進んでいたそうだ。広島・長崎へ原爆を落とした件でも「戦争を終わらせるため」だったとその正当性を主張するアメリカ人が未だに大勢いるが、世界遺産の富士山をペンキで塗るという暴挙を実際にやる気だった「アングロサクソン人種の頭の中」には、例え命を懸けて戦っている相手であっても「人間として最低限のリスペクト」は必要だとの考えは「微塵もなかった」事は明白である。

世界中から非難されているイスラエルの戦争犯罪に対しても武器支援をやめないアメリカ。大谷翔平じゃないけど、もうそろそろ「憧れるのはやめましょう!」、ですね。結局アメリカ人の考え方の奥底にはプロテスタントの「金儲けは善」という教えが根強くあって、日本民族にとっては「富士山は唯一無二の心の支え」という重みが全く考慮されていなかった。だからそれを冒涜すれば簡単に戦意喪失するだろうという安易な考えがアメリカ軍参謀本部で計画されたのだろう。つまり、彼らにとって大切じゃないものは土足で踏みにじっても構わない、そう考える連中だった、という結論です。お粗末様でした。

ここまではアメリカの非人道的な作戦がもう少しの所で実行されていたと聞いてむちゃくちゃ腹が立ってたわけですが、考えて見れば日本だってもし勝利に効果的と思えば「エジプトのピラミッドだって真っ赤に塗りたくる」ぐらいは簡単にやっただろうと思い直した。幸い「ペンキが足りなかった」ので作戦は中止になったという話だが、それにしてももしあの時にドイツやイタリアが日本のように徹底抗戦していたら、「やっぱり原爆を落として」いただろうか?

これは私の推測に過ぎないが、ドイツやイタリアは同じ白人だからさすがに原爆は使わなかったんじゃないだろうか。当時のアメリカ人の頭の中には「日本は下等な民族だから、原爆で無差別殺人しても罪にはならない」と本気で思っていた、そういう気がします。考えたくはないけど・・・


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