1、リクライニングの倒し方
以前からあった問題だが段々と世知辛い世の中になって来たこともあって、事件が起こる前にここらで最終解決を図るべきだと思う。そもそもリクライニングシートというのは乗客の利便性を高めるために、鉄道側が特別に備え付けた便利機能である。だからすべての乗客は使う権利を鉄道側から認められているというわけだ。これは鉄道側の基本サービスの一つだと言える。もしそれがどうしても嫌で、そのサービスを「使うのが許せない」と言う人がいるなら、その人は当然ながら「列車を降りるべき」だろう。だって鉄道側はそれを提供しているのだから、その提供が許せないのならそもそも鉄道を利用するべきではない。ただし通勤電車などでは逆にその機能をつけてないのは乗車人数の方を優先した結果であり、快適性は割愛したからと言える。要は「鉄道側の考え方次第」で決まるので、これを使う側の「マナーどうこう」という話では無い、というのが私の考えだ。あくまで提供する側の是非の問題で「使い方」ではないと思う。
そこでリクライニングの「新しい規則」を提示しておこう。
a.定位置は、最初から全部「倒して」おく
b.乗客は座席に「座って」から、自分の好みで角度を前に上げる
c.背もたれは、座ってないと「自動ですべて倒れる」ように作っておく
d.倒れた状態のところまでは(基本位置)前の客の自由裁量スペースであるから、後ろの客に「どうこう言う権利は全然無い」
e.後ろの乗客が文句を言うようなら、「車掌の権限で次の駅で降りてもらう」事が出来る。その場合は、料金は残りの運賃などを含めて「全額没収」される(これは法改正が必要)
f.なお、車掌の裁定に不満だった場合は「訴訟」になるが、もし前の客が背もたれを倒したことにより後ろの乗客に「有形の被害」があり(気に入らないなどの精神的被害は含まれない)、かつ、そのことについて「前もって何らかの悪意があった」と立証できた時に限り、前の客に「被害の賠償」を求めることが出来る。この場合は精神的な慰謝料も請求できるものとする。悪意がなければ例え置いてあったジュースがこぼれて「服がびしょびしょ」になったとしても、そんなところに置いてた「後ろの客の不注意」が原因であるから、前の客には落度は無いものとする。以上
なお、テーブルは前の座席に作りつけるのではなく、後ろの「自分の席または床から支える」ように構造を変更する事
以上でリクライニング問題はすべて解決である。こういう揉め事はすべて法律でどちらの言い分が正しいか、「あらかじめ決めておくこと」が抑止力になる。文句を言っている側は「自分の方が正しい」と思い込んでいるので、まずその「誤解を正す」のが先決だというのが解決の第一歩であろう。勿論鉄道側の対応として、定員数を減らしてでも「前後の間隔」をもっと広げ、余裕ある空間を確保できるように「設計変更」をすべきだろう。私はこれが一番だと思う。
理想はグリーン券を買ってよりゆったりとした座席で旅行することである。そうでなくて仕事などでどうしても移動する場合は、リクライニングの無い座席に座るのも選択肢としてはありだろう。リクライニング席ありと無しの選択は金額で決めるというのが資本主義社会の決まりである。しかしそれでは、余りに普通車に乗車している客への対応が冷たいのではないか?と言うのなら、ゆったりしたグリーン車と狭いリクライニング席、それと「リクライニング無し席」の3つにする。これなら問題は乗客ほ選択に任されるわけだ。さてあなたならどうする、どうする?
2、スシロー事件の続き
これは社会人としての常識がまだ備わってない子供に、一端の大人が「自由に行動する場所」への出入りを許した結果起きた事件である。この犯人は結果から考えると、仲間内だけで回転寿司に行くことは本来は許されず、「親が同伴しなければ」何をするか分からないから、責任を伴う「公共の場」にはとても行かせられない未成熟の人間だった、ということであろう。これが正しい事件の評価である。
よって裁判では「精神が成年に達していない」と言うことで賠償金は大幅に減額の300万程度の罰金とし、罪刑は未成熟なのに単独で社会に出て損害を与えたということで、「成年の資格を制限する」でいいだろう。本人が社会の仕組みを理解して、その中でどういう行動をしたら良いかが分かったら、つまりごく普通の一般常識が備わったと「社会常識委員会」が認めたら、刑は解除とする。
で、この常識委員会という「常識のある無しを判断する組織」はどうやって決めるのか?である。この組織が「成人免許証」の発行を一手に引き受けることになるのだが、これは車の運転免許証に似たようなもので、社会と言う道路を事故を起こさず通行できる能力を持っていると判断できたら証明書を発行するわけだ。勿論何かやらかせば罰点が付き、一定の点数に達すれば免許停止となるのは運転免許証と同じである。さらには取り消しのあるので再審査が必要。免許には普通・二等・一等・特等と段階があり、これがないと「コンビニでも働けない」というのがミソである。これで暴力団や半グレなどは一層できる計算だ。とても実用的な案なので、是非実用化して貰いたいものである。
なお、詳細は別途「犯罪シミュレーション」という題で後日説明したいと思います。
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