仰々しいタイトルだが、つい最近会社のPC宛に送られて来た「nikkei BP net」に、かの
江本孟紀氏のクライマックスシリーズに関する興味深い論説が掲載されていたのに触発されて、思いついたアイデアを書き記してみることにした。
その江本氏の記事の出だしの部分に、次の一節が記されている。
>野球に限らず、近年のスポーツ観戦全般に見受けられる1つの傾向である。「長期的、連続的プロセスよりも、短期的な盛り上がりを好む」
なるほど、まさにその通り。鋭い!
だったら、年間のシーズンを5ステージに分けて、延べ5チームが優勝するというのはどうだろう?
現在のクライマックスシリーズは、プロ野球を長年観て来た通常の感性の人間の目からみたら、致命的に不条理な問題が内在している。なにせ各リーグ6チームの内半分の3チームがプレーオフに進出できるシステムだ。今年のように上位3チームの実力拮抗ならあまり異論も出ないところだが、3位のチームがシーズン負け越しなんてことはよく有る話しで、そのチームが日本一になる可能性だって充分有り得るわけだ。そんなの絶対おかしいでしょ。
シーズンを5ステージに分けることで、年間5回の優勝争いが観られる。その5ステージの内最も多く優勝したチームがリーグ優勝となり日本シリーズに進出。優勝回数が2回で並んだら(理屈のうえでは5チームがそれぞれ1回ずつ優勝という可能性もないわけではないが、ほとんど有り得ないでしょう。)並んだチーム同士でプレーオフを開催してリーグ優勝を決定する。この形だと、プレーオフになったとしても、1カードだけの開催になるが、シーズン中の試合は今以上に盛り上がること必至だ。
我ながら画期的なプロ野球人気回復策だと思うのだが、皆さんはどう思われます?