燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

奇跡の34度目V

2014-06-01 20:30:00 | 我が母校
早朝の地元大田区の1回戦は、8-9で惜敗。
午後の部は、東京六大学野球のフィナーレ・慶早戦。密度の濃い一日だ。

昨日の先勝を受けて迎えた2回戦。慶應義塾としては、明日の先発が予想される相手エースの有原君との再戦を待たず、今日の試合で決着をつけたいところだが、先発・三宮君が、初回1点先制された後3ランを浴びて4失点の立ち上がり。他の慶應義塾関係者同様、この時点で、明日の3回戦突入を覚悟したのは、言うまでもない。ところが、2回裏、藤本君の2ランを皮切りに、一挙6点で大逆点!とはいえ、加嶋君をおそらく故障で欠いた投手陣がリードを守り切れず、5回表に6-6の同点。迎えた6回表のピンチに、逆点の大飛球を、藤本君が背走してダイビングキャッチ!ここから流れが変わって、6回裏、谷田君の勝ち越しホームランで再び勝ち越すと、7回表から、昨日完投勝利の加藤君を投入!その裏、昨日のヒーロー・竹内君のタイムリー2ベースで1点追加。



連投の加藤君、さすがに昨日ほどの球威はなく、いい当たりをされピンチを招くも、最後のバッター・石井君を空振り三振に仕留めゲームセット!



今シーズンの慶應義塾、戦前の自分の予想は、正直5位だった。それが一転、神がかり的な躍進で優勝!それを成し遂げた原動力は、加藤・三宮・加嶋の投手陣三本柱の成長と、谷田・横尾・藤本の不動のクリーンアップの働き、それに竹内監督の長男・竹内君の大活躍勝だったかと。勝利監督インタビューで江藤助監督が声を詰まらせた通り、試合を重ねるごとにチームの成長を実感できた。その成長が、優勝という形で実を結ぶことができて、本当に良かった。

選手諸君、おめでとう!

コメント (2)
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