燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

優勝を予感させる流れ

2014-05-10 18:38:00 | 我が母校
先々週の明治戦を奇跡の連勝で通過した慶應義塾にとって、優勝への第2関門となる法政戦。法政は、既に早稲田・明治から勝ち点を落とし、優勝戦線から脱落してるとはいえ、勝ち点を落とした試合はいずれも僅差。エース・石田君はかなり手強い。接戦必至だろう。

試合の方は、予想通り石田君を攻めあぐね、8回までわずかに5安打で、1-2の劣勢。得点した4回を除いては、チャンスらしいチャンスもなく、このまま配色濃厚と思ってたら、最終回にドラマが待っていた。なんと佐藤旭君以下3連打!までは良かったが、2塁ランナーだった佐藤旭君が無理にホームを狙いに行って、楽勝タッチアウト!しかも、タッチを交わそうとした時、足首を痛めるおまけ付き。普通なら流れが変わってしまうこの局面で流れを引き戻したのが、4番・横尾君。石田君に替わった玉熊君から、起死回生の同点タイムリー・ツーベース。最後は、今シーズンのラッキーボーイ的存在の竹内君の二遊間への深いゴロがエラーを誘って、奇跡の逆点サヨナラ勝ち!

今シーズンの慶應義塾の躍進は、三宮君はじめ投手陣の踏ん張りによるところが大きいが、打つ方では、横尾君の覚醒がなんと言っても大きい。右に大きいのが打てるようになり、穴が少なくなった印象。今日の長打2本も、いずれも右方向だった。

今日の勝利は、優勝への流れを感じさせるものだった。明日勝てば、立教戦の結果如何にかかわらず、慶早戦に優勝がかかることになるが、果たして?



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