みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

吉祥寺ではなく吉祥草寺の大とんど

2011-05-13 16:00:19 | 日記
被災地の復旧は1日も一秒も早く なされるべきだ。

しかし復興となると政府・官僚だけでなく、各専門家や地元も含め日本代表クラスでしっかり討議しないとね。

さらに復旧と復興の間にやらないといけない事がある。復興構想会議の藻谷さんにもお伝えした事だが、

亡くなられた方々の追悼と未だに見つからない行方不明者に対する法要だ。

何日か前にキリスト教系が仙台で4日間ミサを大々的にやるとラジオで聞いた。ローマ法王の指示なら凄い事だ。いずれにしても素晴らしい。

渡辺謙さんは八面六臂の行動とネットワークで世界中の芸能人やアーティストが被災地支援にかり出している。これまた凄いことだ。

拙僧は一僧侶として ボランティア僧侶をして来た。被災地にはまた行く。

しかし一人だ。

コラボレーションする人や道連れはいる。

しかし基本、一人だ。

各海岸や被災地から海に向かって50メートル間隔で僧侶が並んで宗派こだわりなく一斉に勤行したら いったい何人の僧侶が必要何だろう?

同じ日の同じ時間に同じ気持ちで 一斉に供養・追悼の勤行・法要をしたら…

北は岩手の被災地から南は原子力発電所27キロメートル近くまで。

約400キロメートルとして40万メートル。50メートル間隔だと8000人の僧侶が参加が必要となる。

でも亡くなられたり、行方不明の方々は二万人をはるかに越している。

とすると僧侶も20000人

間隔は20メートルか…

一斉に海に向かって読経!

出来れば、良いご供養、。追悼法要かも。

他にも追悼法要の方法はあるだろう。


日本仏教界の誰か考えてるかな?まだ聞こえてこないなぁ

どこかで誰かが…と待ってる間に四十九日も過ぎた。もうじき百箇日だ。梅雨が開けたら すぐ初盆だ。

同じ考え、同じ気持ちの僧侶や有志は きっといるだろう。

じっとしてられなくなって来たちょっと声掛けしてみよう。

結果はどうなるかワカランが。

先ずは吉祥草寺のテッカンさんに連絡してみよう。
拙僧は浄土系宗派。テッカンさんは聖護院系のお坊さん。真言宗・天台宗・臨済宗系のお坊さんにも声掛けしてみよう。

でも 先ずは テッカンさんだ。

テッカンさんの吉祥草寺の大とんどは圧巻である。



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