和かあさんの日々の記録

親は一生親だけど、一応子育てが終わったので和母さん定年退職。

誤送金

2022-10-15 | 生き方
仕事が忙しくて銀行へ行けない娘のために、通帳の管理をしてやっていた。
夫から「いつまでそんな事をしているのか、本人に管理させろ」と言われて、最近、通帳を返した。

初めて送金をした娘は、誤送金を心配してドキドキしている様子。
「誤振り込みとなった場合、受取人様の了解がないと振り込み資金は戻りませんのでご注意下さい」と書いてあるようだ。
日に何度も大丈夫か?と連絡してくる。

こちらは丁度同じ時に、誤送金が発生していた。

娘には「問題が発生してから対処すればいいから、余計な心配はするな」と連絡。

商売をして初めての誤送金。
仕事の額は高くはない。
大した金額ではないが、振り込んだ相手にしてみれば、娘と同じようにドキドキなんだろう。
数日間の出張で社を留守にしている間の事だった。
留守電に何度も電話が入っていた。
メールで連絡を受けたので、すぐに「出先で確認しようがないので戻り次第対処します」と返事をしておいた。

仕事を早々に引き上げ、大急ぎで連絡した。
夫からは「相手が間違えたんだから、そこまでしなくても・・・」
と言われたが、相手は送金を奥さんに頼んでおいたらこんな事になってしまったという事情が有るらしいので、その奥さんの気持ちを考えると早く解決してあげたかったのだ。

金額は数万円。送金は数十万。二十倍以上だった。
奥さんにすればきっと辛い思いをしていただろう。

銀行で確認して引き出し受け取りに来てもらった。
夜遅く私は直接お会いすることはなかったが、手土産が置いてあった。

こんな気を使うことないのに・・・
と思いながら、美味しくいただいた。

娘には面白い教材だったかもしれない。
コメント
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