和かあさんの日々の記録

親は一生親だけど、一応子育てが終わったので和母さん定年退職。

ドイツの野草 蕗

2021-05-25 | 趣味
野草の食べ方をいろいろ教えている時
ドイツには蕗はあるか?という話になった。

しばらくしてから蕗によく似た植物が有ると言って来た。

調べてみると、キク科フキ属で日本の物とは同族別種だが有るようだ。
毒性が有るので食べてはいけないらしい。

でも、毒というのはピロリジジンアルカロイドというもので
日本ではアク(水溶性)と言っているものと同じだ。

日本は昔から食用とされており、害の報告は無いという。

それは、しっかりあく抜きする食文化と、
一度に大量摂取したり、長期に食べ続ける物ではないからか。
それに、蕗の薹 茎 葉は食べるが、根は食べない。



家の場合。
庭に二種類自生している。

蕗の薹の形で、丸いのが野蕗、細くアクが強い。

茎は5㎝くらいに切って水にさらし、塩茹でしてから再び水にさらす。
醤油と少しの酒で煮る。好みで味の素少々入れても良い。

蕗の薹ちょっと細長いのが、大きめに育ちアク少ない。
茎が太いので、10cmほどに切って水にさらし
塩で板摺してから、1,2分茹で水にとって半分にしながら皮をむく。

これはそのまま水につけておいて保存しながら色々使える。

春巻きの具、煮物、炒め物、甘く似て五目寿司の具・・・

栄養価は蕗の薹が高いようだ。しかも美味しい。

葉は若いものは、茎よりしっかりアク抜きして煮物等。
天婦羅ならそのままアク抜きしないでも大丈夫。
嬉しいことに、アレルギー 特に花粉症に効くらしい。



蕗は
冬から春に向かって体の調子を整え、効能も沢山ある。
特に私には
呼吸器系の機能を円滑にし、気管支粘膜の炎症を鎮める。
よって痰切り、咳を鎮める。
要するにのどに良いというのが嬉しい。

でもそんなことより、美味しい食べ物というだけで十分。

ドイツで良く調べて、少しづつ試してみることを勧めた。
報告を楽しみにしている。





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野草の利用法

2021-05-25 | 趣味
ドイツは暖かくなって、一斉に植物が萌え出てきたようで
これは食べられるのか? どうやって利用するの?
とか聞いてくることが多くなった。
これは多分、ヨモギの一種。
日本の我が家の利用法と、トリカブトやブタクサとの見分け方
教えて、あとはそちらで調べて実験してくださいと、返事する。

日本に居た時教えておいたはずなのに・・・
近くにいる子供達に確認したら、案外知らなかったので
あらためて教える。

実際に香りを嗅がせる。いい香りが特徴!

葉の裏は白っぽく産毛のような感じ。つるつるではない!
この毛をお灸のモグサにしたのだ。

地面から抜くと根は横広がりに浅い。
巨大に育ってしまうと根は深くて抜きにくいが・・

日当たりの良い場所で採れる。

食用には早春のまだ10cmくらいの物が適している。
水洗いしてし軽く塩茹で、10分くらい水にさらす。

大きくなるにつれ葉先だけ利用して、さらし時間を増やす。

少し育ってしまったものは陰干ししてお茶にする。


風呂には生の葉が香りが良くて私は好きだが、
今年のお茶が出来たら、去年の物は袋に詰めて入浴用にする。


これは蕨のようだ。
未だドイツ分は調べていない。
多分大丈夫だろう。

最近面白かったのは蕗。
これは別に書こう。

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