田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

狼狽と蠟梅、そしてロウバイ

2018-01-23 04:30:13 | 日記

 一枚の写真をみて
 蠟梅かな・・・?
 
 想い出していたのは
 植物標本を提出する課題があって、
 標本を作った。

 その中に
 蠟梅の葉っぱがとても印象に残っている。

 葉脈が透けて見えたと思う。

 植物の名前を覚えるため、
 神代植物園に何度か行った。

 植物標本を作るのは大変な作業だった。
 はさんだ植物の新聞を取り替える作業を、
 スケート場で知り合った彼女に手伝ってもらった。

 蠟梅の名前の意味を調べて
 写真がロウバイだろうと思って、確かめたところで、
 手伝ってもらった彼女のことを思い出し
 狼狽してしまった。

 東京は大雪らしい。
 アパートから彼女の家まで、雪の中を歩いたことを思い出してしまった。

  人生

 明日のことは分からないというが・・・、
 40年ぶりに再会できた。
 その彼女に会えることになって、
 この島にも来てくれるという。

 彼女の家の近くに公園を造っていた。
 桜やらを植えていた。

 40年経ったら大木になって、満開の夜桜に出会ったのが去年の春。
 今年もまた
 東京に行く機会があったら
 桜に会えるだろうか。

 サクラチルの不合格通知をも思い出してしまった。

 庭のカンピザクラがぼつぼつと咲きだしている。
 彼女に語ったあの頃の僕の夢はほとんどが手に入った生活をしている。





 日々之好日。

 感謝しています。