やっと始まった。
耐用年数が過ぎて老朽化して半分以上が壊れていた
ビニールハウスを建てかえる計画に着手することができた。
平成5年度に県単事業で導入したマンゴー栽培施設である。
当時は果樹栽培にビニールハウスが適用されなかったので、
試作を兼ねて、特別採択してもらった。
父が代表の三名の農家で組織した共同栽培施設で、
ユリの切り花、いんげん、マンゴーをそれぞれで栽培した。
マンゴーの苗木を7本沖縄から導入して試作していたが、
雨よけをすれば実がつけられることがわかっていたので、
役場の担当から話しがあったとき、
父に無理やりお願いして
施設を導入した経緯がある。
この事業のおかげでユリの切花、マンゴー栽培の実証ができた。
その後は果樹についても
県単独の事業が導入することができて
果樹振興会も組織することができた。
この施設を導入したことから
父の農業の手伝いから離れて、
マンゴー栽培を本格的に勉強することになって、
同時に有機農業に取り組むこととした。
古株のマンゴーを仕立て直して
パーマカルチャーの夢をを追い続けよう。